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マイ・レンズ その4 EF24mm F1.4 L [カメラ]


というわけで、EF35mm F1.4 L購入後、このレンズも手に入れてしまいました。東京の某有名カメラ店で、程度の良い品を見つけてしまったのが運のつき。APS-Cセンサー搭載機種で使う予定だったが、その時(2005年末)は、KISS DXはまだ出ていなかったし、購入予定もなかったので、ちょっと迷ったのは本音。EF35 F1.4Lは、まったく迷わなかったのにね。
このレンズ、画の傾向としては、EF35 F1.4 Lと同じように思える。開放では周辺部で劣る、という評判もあるようだが、APS-HやAPS-Cセンサーで使う場合は、周辺部分は使わないので問題無し。L単焦点レンズらしい色のりのリッチさはそのまま、開放付近では柔らかな描写のようだが、ピンの来ているところはしっかり解像している。絞るにつれてシャープになっていくのも、EF35 F1.4Lと同じだし、開放付近の極薄の被写界深度もそう。絞っての風景撮影には最強かもしれない。
しかし、風景をあまり撮らない私には、やっぱり出番は少ないほうのレンズだ。KISS DXを手にした今からは、出番が増えるだろうか。KISS DXのあの小さなボディには、ちょっとバランス悪そう。本来は30Dクラスが向いているのかもしれない。まあ、ボディとレンズのバランスなんて、見た目の問題で、どうでもいいことだと思う。1D2+サンニッパだって、相当レンズヘビーなんだけど、誰もバランスが悪い、なんて言わないしね。
このクラスのL単焦点レンズは、「気軽に」という撮影とは対極にあるレンズなのかもしれない。EF35 F1.4のところでも書いたけど、使う側にスキルや気合やセンスを要求するような気がする。そしてそうした場合、確実にイイ画を提供してくれる。勿論、このレンズで気軽に撮っている方もいるだろうけど。
それよりこのレンズ、1997年発売だけど、デジタルで使われることを想定しての設計だろうか。最近ではサードパーティ製レンズを中心にして、「デジタルに最適になるように」なんて謳い文句が多いけど。メーカーに聞くと、「当社のデジタル一眼レフは、当社のレンズに最適になるように設計されてます」というのが回答だった。確かにそうだろう。しかし古い設計のレンズには、この点でどうもひっかかる。噂では、メーカー発表は無いが、同じレンズでも最近発売されたものは、コーティングが変わっている、という話もあるが。
まあこの話は機会を改めるとして、とにかく今年はこのレンズをなるべく持ち出して、実力のほどを味わってみたいと思っている。
 
 
下の作例
1D2+EF24mm F1.4 L 焦点距離 24mm
F2.8   SS 0.8s   ISO 200   評価測光   露出補正 -2/3   ONE SHOT AF    RAW


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はじめまして。とても綺麗な写真ですね。
by (2007-01-30 23:31) 

ジュニアユース

はじめまして。私にとって初コメント、ありがとうございました。
綺麗、と思っていただける写真が撮れるよう、これからもがんばります。
by ジュニアユース (2007-01-31 21:33)