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チャンピオンズカップ [日々の徒然]

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愚息2号のジュニア世代での公式戦が終わりました。
当県の各地区予選を勝ち上がったチーム(24チーム)が、その年の1番を目指す「チャンピオンズカップ」が、毎年この時期に行われています。そしてこれが、U-12の小学6年生にとって我が県最後の公式戦であり、集大成の大会となり、昨日行われました。前日にグループリーグ戦が行われ、それを勝ち抜いた8チームが、翌日の決勝トーナメントに進めます。我が愚息2号のチームは、リーグ戦を難無く勝ち上がれましたが、決勝トーナメントの2回戦で敗退。第3位という結果で終えました。
今振り返って、この結果が良かったのか悪かったのか、微妙なところです。確かに、優勝できなかったのですから、最良ではないことは確かです。ただ、200弱有るといわれる当県のジュニアチームの中での3位は、それほど落胆する結果でもない、と考えるのは贔屓目かもしれません。でもまあ今年度はこれまで、実にいろんなことがチーム内部にあって、なかなか思うような結果が残せなかったチームとして、この大会に掛ける意気込みは、これまで以上に感じられましたし、ひたむきに頑張った結果だということは、関係者誰しもが認めるところですから、「まあヨシ」というところでしょうか。
このチームでの試合がこれで無くなるわけではなく、カップ戦や招待試合はありますし、もちろん練習も続けるし、小学生でサッカーを辞めるわけでもないので、愚息1号の時と違って、悲壮感や寂寥感は無いのですが、一区切りという意味では、そうなのかもしれない、と思いました。小学生以下のジュニア世代と中学生以上では、グランドもボールもゴールも大きさが違いますから、当人のとってもこの区切りは、大人のサッカーへ続く道としては、結構大きなものと言えるかもしれません。愚息2号は幼稚園からこのチームでサッカーを続けてきましたから、もう8年になります。現在所属チームにジュニアユースのチームが無い以上、ここでチームメイトはバラバラになるのですが、違った環境でまた一から始めるという経験は(私は愚息1号で経験していますが)、愚息2号にとっては初めてで、実は本人は不安もあるのかもしれません。
この2日間いろんなチームを見て廻って気付いたことは、まず体格差がかなり出てきたということ。中学生かと思えるような体格の子もいれば、ホントに6年生かと見間違うような幼い体格の子もいます。いづれみんな立派な大人になるのでしょうが、成長の速さの差が出る年代なのでしょうね。もちろん、体格差がそのまま力量差・チーム力の差になるわけではありませんが、2,3年前の小学3~4年生の頃はそんなことは感じたことも無かったですから、確実に大人への階段を上っているのでしょうね。
もう一つ気付いたのは、各地の予選を勝ち抜いたチームだけあって、他を圧倒するほどの力の差を持つチームも無く、ちょっとしたコンディションや気持ちの持ち方で勝敗が変わるような試合が多かったように見受けられました。常に安定した力の発揮というのは、この年代では難しいのかな、とも思いましたが、逆に見れば、指導者や保護者の影響を受けやすい年代とも見れます。それ故、ジュニアの指導を経験した方々からは、一番やりがいがある、という声もよく聞きますし、保護者の応援の声が一番響くのも、この年代です。中学生以上になると、「見に来るな」という子もいるそうですし、ちょっとカッコつけたり、自分の世界を持ち始める思春期になるので、親も子も一丸になって一つの目標に向かう、というのは、小学生までなのかもしれません(我が家は例外的にそうではないですが)。
「子供が子供でいる時間は、親が思うより意外と短い」、以前このブログでそのように書いたことがありました。中学生・高校生と年代が上がるにつれ、いつの間にか、子供は選手に、親はサポーターになっていくのかもしれません。閉会式後に肩を並べて帰っていく親子達を見て、何だかそう思ってしまいました。
 
チャンピオンズカップ2.jpg

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サルパパ

2号くんの活躍、楽しみですね。
我が家の2号は中2になり、3号は野球をやっているので、もう小学生サッカーの写真を撮ることもなさそうです。
確かに小学校を卒業する頃から、中学を卒業するくらいまでは、子どもの成長が著しく、親も気持ちを切り替えないといけない時期だと感じます。
私は入学式や卒業式で演壇に立ち、独り立ちする力を持ってくださいなんて言っているのに、未練もあったりして・・・。
手を出さない我慢も必要ですよね。
by サルパパ (2010-01-25 18:34) 

tm-engineering

我が家の一号も6年生です。こちらは弱小チームが故、10月の地区予選でチームとしての活動は終了しました。そこから複数のチームの6年生だけを集めて、活動が始まりました。違う指導者、違うチームメイトにとても新鮮みたいで、楽しく過ごしています。このチームは3月一杯で解散となるので、これも寂しい物です。当方、このチームの審判業に忙しく、あまり写真を撮れていないです。前半審判、後半撮影、なんて事が多いです。
by tm-engineering (2010-01-25 20:12) 

kuni8686

こんばんは。
3/200は立派です。胸を張って良いのではないでしょうか?我が愚息の卒業したジュニアのチームも16/230(ベスト16)から上に上がれません。でも最近は各チームの差がなくなってきたように思いますので、そろそろチャンスかなとも思えます。

>ジュニアの指導を経験した方々からは、一番やりがいがある、という声~

おっしゃる通りで、すでに耳にした事があると思いますが、この年代(小学5年生~6年生)はサッカーで言う「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、人生の中で一番技術の吸収(拾得)が速い時期と言われています。昨日教えた事を次の日はいとも簡単に取り入れていたりするので、指導者にすると、本当にやりがいのある時期のような気もします。(ジュニアユースやユースでもまた違うやりがいはあるのでしょうが)
親の応援も一番熱いのはこの年代ですね。何だか懐かしいです。お母さん達もすごく熱が入ってました。ジュニアユースになったら、親は観客席やピッチから遠く離れてみなさん観戦していました。まさしく子供は選手に、親はサポーターになってました。
by kuni8686 (2010-01-26 00:25) 

ジュニアユース

みなさん、コメントありがとうございます。

サルパパさん、こんにちは。
私ももうすぐ、小学生サッカーを撮ることが無くなるかもしれません(協会の依頼以外では)。小学生の親ではなくなるんですよね。振り返ってみると、やっぱり小学生はカワイイですし、一生懸命の姿を見ると応援したくなる気持ちになります。あと僅かですが、しっかり小学生の親をやりたいと思っています。

tm-enginneringさん、こんにちは。
審判をやりながらの撮影は、大変だと思います。小学生サッカーといえども、審判って結構体力使いますものね。あと僅かの小学生活を、お互い充分堪能しましょうね。

kuni8686さん、こんにちは。
お母さん方から黄色い声援が飛ぶのは、やっぱり小学生サッカーだけですね。そしてそれを意気として頑張れるのも、小学生までかもしれません。中学生以上って、やっぱり可愛くないもの(笑)。
子供が成長していく姿を見るのは、親としては嬉しいことなのですが、親子で一緒に頑張った経験が有ればある程、寂しさを感じることもあります。

by ジュニアユース (2010-01-26 22:27)