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カージナルテトラ [熱帯魚]


ネオンテトラに似ているが、カージナルテトラである。写真を見てもらえば一目瞭然だが、後ろがネオンテトラ、手前がカージナルテトラだ。色の組み合わせは同じだが、赤の部分が多いのがカージナルテトラ。何だそれだけか、と思うかもしれないが、このちょっとの違いが数十匹の魚群になると、やっぱり派手さが違う。
ネオンテトラ同様、昔から見かける魚だが、ネオンテトラよりも高価。ネオンテトラが早くから養殖に成功したのに対して、カージナルの方はなかなか成功しなくて、昔に売られていたのは原種ばかりだった、という説があるが、確かに昔は倍以上の値段の差があった。熱帯魚全般に安価になった今は、当然東南アジアで養殖されているだろうから、それほど差はないが、それでもやっぱりネオンよりは5割ほど高い。でもその派手さを知ってしまうと、ネオンテトラには戻れない。
こうした小型美魚は、水草の綺麗に育った水槽で群泳を楽しみたいと思うだろう。ただ前にも書いたが、本来は体力の無い魚。しかも輸送時に相当無理している場合も多い。病気にかかれば、あっという間に他界してしまう。ウチの水槽で、カージナルテトラの群泳を楽しんだ水槽があった。70匹ほどいただろうか。毎年少しずつ買い足して、数年間その状態を維持していたが、昨年末買い足した10匹が持ち込んだのだろう、病気が蔓延して、あっという間に水槽内の魚が全滅した。小型魚はこれがあるから怖い。
唯一生き残ったカージナルテトラが、この写真の魚。今はネオンテトラと同室である。


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SPEEDLIGHT 550EX [カメラ]


サッカーのTV放送を見ていると、試合が始まると観客席から一斉にフラッシュの光が瞬くのが見られるが、何か意味があるのだろうか。カメラに付いているフラッシュは、撮影する瞬間に光って、被写体に光をあて、暗い画を明るくするためのものだ。被写体に光が届かないと意味が無い。あんな観客席から、数十メートル先の被写体に光が届くわけ無いから、まったく無意味なばかりか、周りの観客にも迷惑だから、無知をさらけ出す前にやめた方がよいと思う。多分、自動発光がオフになっていないので、勝手に光ってしまうのだろうが。
現在持っているストロボは、キヤノンのSPEED LIGHT 550EX(現在は、更に大光量の580EXにモデルチェンジした)。以前は420EXを持っていたが、売却してこれに買い換えた。使用頻度はそれほど高くないが、日中シンクロなどでよく使う。何本も持つ必要がある訳ではないが、無いと困ることもあるので一つは欲しい。一つだけ買うのであれば、純正の最大光量のものが、絶対にお勧め。今は自動調光だから、光り過ぎて困るということはない。先にも書いたとおり、被写体に光が届かなくては意味が無いものだから、多少高価でも大光量のものがよいと思う。
ストロボが光ると、何だか暗くてもちゃんと撮れているように思うが、案外ストロボの光は届かないものだ。失敗できない集合写真なんかで、私もよく失敗した。できるだけ被写体に近づいて、一番後ろの人まで光が届くように、注意している。


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Velbon Neo Carmagne 730&El Carmagne 630 [カメラ]


三脚はそうそう買い換えるものではないから、良い物を買いましょう、といわれる。まあ、三脚に限ったことではないだろうが、デジタル物のようにモデルチェンジが早いわけでもないし、機能的にドンドン進化・付加していく製品でもなさそうだし、そうかもしれない。ちなみに、「おまけ」で付いてくるような三脚(3000円以下)は、論外である。
三脚で大切な、耐荷重量やしっかり感・剛性感は、脚の太さによる。また、脚の段数が少ないほうが、稼動部分が少ないのだから、優位だ。焦点距離が長くなるほど、風の影響も無視できないので、重量のある方が安定する。実際、ストーンバックなどを使って、さらに重量を加えて安定させて使う人もいる。
取り扱いや持ち運びには、軽いほうがイイ。金属製よりカーボンの方が、高価だがこの点で有利、今流行りである。脚の段数が多いと縮長が短くなりコンパクト。この利便性としっかり感をどうバランスして考えるか、自分の使用状況に応じて当てはめるか、が三脚選びのポイントだろう。
安物三脚を経て、いろいろ見て廻ったり、調べたり、紆余曲折あって、現在手元にあるのは、ベルボンのネオカルマーニュ730とエルカルマーニュ630である。どちらもカーボン製の3段式。前者が回転ロック式なのに対して、後者はレバーロック式、という点が異なる(勿論、前者の方が脚径は太いが)。私はレバーロック式がお気に入り。脚の伸縮なんて、伸ばすか止めるかだから、スッと伸ばせてパチンと止められるレバーロック式は便利で手軽、簡単、早い。回転式はグッと締め付けないと不安だし、面倒。730も本当はレバーロック式のエルカルが欲しかったのだが、当日発売されてなかった(今はエルカル735として販売されている)。車での移動が主なので、四段式は最初から除外、大型レンズ使用が多いので、少しでも軽量なカーボン製に的を絞って選んだ結果だが、自分では大変満足していて、長い付き合いになりそう。
630を最初に買って気に入り、ヨンニッパのためにもう少し太い三脚が必要になり、730を購入した次第。830もあったが、あれは巨大過ぎ。730にはビデオ雲台を組み合わせているが、この雲台が重量級なので、やはりカーボンの730は正解だったと思う。630は自由雲台を付けているが、これは多用途に使いまわしている。三脚の使い勝手は、半分以上雲台の良し悪しに左右されるように思う。標準で付いて来た雲台はダメで、本当は脚のみ購入して、自分の気に入った雲台を組み合わせるのが正解だと思う。しかし、大型店に行かないと、なかなか三脚や雲台の実物を触って比べられないので、地方在住者には辛いところだ。
 


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EXTENDER EF 1.4x Ⅱ [カメラ]


テレコンバージョンレンズである。レンズとボディとの間に挟んで、焦点距離を1.4倍や2倍にするもので、簡単に焦点距離を延ばすことができるので、昔から重宝されてきた。
もっとも、良いことばかりではない。装着するレンズの画を拡大してボディに送るのだから、マスターレンズのアラも拡大する。全体的に「眠い画」になってしまいがちで、特に2倍テレコンではその傾向が強い。AF速度も、1.4倍では1/2に、2倍では1/4になる、とメーカーのキヤノンは言っている。AF精度を確保するため、わざと落としている、という話もあるが、静物撮影では問題なくても、動体撮影の場合は、はっきり体感できる。元々AF速度の速い単焦点では、それほど問題にならなくても、ズームレンズと組み合わせた場合は、特に。レンズとボディの間に、更にレンズを追加するのだから、それを通る光量が減るのは当然。1.4倍で一段(F2.8→F4.0)、2倍で二段(F2.8→F5.6)落ちる。AF速度の落ち同様、この差はシャッター速度に顕著に反映することになる。
価格コムの掲示板などで、EF70-200 F2.8L+2倍テレコンと、EF100-400 F4.5-5.6 L とを比べてどうか、という話がよく出るが、これで同じなら後者のレンズの存在価値は無い。それでもテレコン愛用者は多い。私も1.4倍はよく携行している。重い望遠レンズを何本も持ち歩くのは、やはり大変だから。2倍は持っていない。許容範囲は個人差があるが、スポーツ写真が主な私には2倍は、画質・AF速度共に、許容範囲を超えると思ったからだが、緊急用・非常用ならいいかもしれない。
以前、ケンコーのデジタルテレプラスPRO300というテレコンも使った事があるが、中央部は純正と同等、周辺部では純正の勝ち、と思った。加えて、防塵・防滴仕様でないので手放してしまった。写真で見ると分かるが、キヤノン純正はレンズ側に突起があって、コーティングと共に、内部の光の反射を抑える構造になっている。その代わり、装着するレンズが限定される。ケンコーのは、突起がなくて、汎用性があるようだ。
メリット・デメリットを理解したうえで使うのなら、一つは持っていて損のないものだと思う。
 

下の作例
1D2+EF300mm F2.8 L (非ISのⅢ型)+1.4xEXTENDER  焦点距離420mm
F4.5   SS 1/400   ISO 400   評価測光   露出補正 -1/3   AI SERVO AF    JPEG


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60cmレギュラー水槽 [熱帯魚]

60cmレギュラー水槽とは、横60cm×奥行き30cm×高さ36cmの水槽である。水量は約60リットル弱。様々な形、大きさの水槽が手に入る現在でも、最も一般的な水槽で、昔からあるサイズ。従って安価で、対応部品も豊富。
最も一般的なろ過機は、水槽上部に載せて、飼育水をポンプでくみ上げる「上部ろ過機」だが、ポンプである以上、いづれは必ず壊れる。早くて1年、遅くても3年くらいで。ポンプだけが壊れるのであって、ろ過箱自体は壊れないので、ポンプだけ買えば良いのだが、これが高い。この安価な60cm用ろ過機の交換ポンプとして販売されているものは、3000円ほどする。ろ過機として買うと、1000~2000円で購入できる。で、ろ過機を買って、中のポンプだけを使って、ろ過箱その他は捨ててしまう、というほうが安い(省エネ・リサイクルの精神には反するが)。
水槽を照らすライトだが、通常60cm水槽用は20Wの蛍光灯を使う。これも永久にもつわけではなく、いつか必ず切れる。通常800~1200円くらいだが、もっと小型の水槽用の8~15W蛍光灯も値段はあまり変わらない。インテリア性を重視した水槽セットが使う特殊な蛍光灯はもうちょっと高価。
ヒーター&サーモスタットは、熱帯魚飼育には必需品だが、60cmレギュラー水槽なら150~200Wだろう。それ以下でもそんなに値段は変わらないが、それ以上300Wを越えるととたんに高くなる。
何だかお金の話ばかりで恐縮なのだが、要は熱帯魚を始めるなら、60cm水槽が最も経済的に効率良い、ということだ。近所に熱帯魚店が無い場合でも、ホームセンターでもこれくらいなら手に入るし、不意の事故や故障にも対応しやすい。
下の写真は、ウチの60cmレギュラー水槽で飼われているラスボラ君たち(2種類のラスボラがいるのが分かるだろうか)。毎年少しづつ(10~20匹)買い足して、現在の状態を保っている。ウチではこの60cmレギュラー水槽が3本稼動中だが、ろ過機やヒーター&サーモスタットなどは、安いときに買っておいてストックしてある。必ずいつか壊れるものだし、どれが壊れても慌てないように。
 


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小型水槽 [熱帯魚]


水槽といえば、四角いガラスの箱だったのは昔の話。今や様々なインテリア性を謳い文句にした水槽が販売されている。多くは小型の水量の少ないものなので、大型の魚は飼えないが、小魚と水草を入れて、見栄え良く家具などの上に置けるように考えられている。あくまで、インテリアとしての見栄えであって、中に住居する魚のこと、メンテナンスのことはあまり重視されていない。
プリティメイトR360というのが、この水槽の販売名。NISSOという国内メーカー製だが、今はもう販売されていない。私が手に入れたのも、もう7~8年前だろうか。こういったセット水槽の場合、水槽自体が壊れたらあきらめるが、付属器具が壊れた場合、メーカーが販売中止すると入手が困難になる。汎用性のある水槽の場合は、壊れても別のメーカーのポンプが使えたりするが、こうしたセット水槽の場合は、それができなかったり、できても妙に見栄えが悪くなったりする。
この水槽の水量は26リットルだから、水替え自体は簡単。バケツ一杯の水を入れ替えればよいわけだ。ところが、それだけでは終わらない。ろ過の清掃やコケ取り、水草の手入れなどもしなければならない。そういった場合、小さい水槽はやりにくくて面倒。水を抜かないで手を入れると溢れてくるし、水を抜いても角などの狭いとことは手や指が届きにくい。設置してあるところが、居間なんかだと、水をこぼして家人に怒られたりする。
価格は割高である。この水槽セットも一万円弱だったと思うが、同様の価格でもっと大きな、汎用性のある水槽がセットで買える。ランニングコスト自体はたいして変わらないが、安価な器具や機材を組み合わせられる汎用水槽は、長い目でみると得。見た目の良さをどう評価するか、でこうしたインテリア水槽に対する評価が決まってくる。考えてみれば、PCと同じかもしれない。自作PCやBTO前提の拡張性を持たせたPCは、性能のわりには安価だが、メーカーの一体型PCは、見栄えがよいけど手を入れる余地は少ないし割高。
ウチにはこうした小型水槽はこれしかなく、玄関ホールに置かれているが、私としてはこれ以上、こうした水槽を増やすつもりはない。一本有れば充分、というわけだ。いろんな水槽を使ってきたし、今も使っているが、やはりもっともポピュラーな60cm水槽(60×36×30 60リットル)が、お得だし使いやすいと思う。
 
しかし、上の写真、ちっとも小型に見えませんね。スミマセン。
 


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