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KISS DX [カメラ]


今年の初めに、KISS DXを買ってしまった。4年前に10Dを購入し、デジタル一眼の世界に踏み込み、1D MarkⅡに買い替え、更にのめりこみ、そしてKISS DXである。サブボディが欲しかったのは事実。別にレンズ交換が苦痛という訳ではないけど、本来のサッカー撮影では、試合中の撮影と、表彰式やスナップ、集合写真などでは、当然使用するレンズが異なり、スタジアムの片隅で、慌ただしくレンズ交換して、表彰式会場に走る、といったようなことが何度もあったので。それ以外に試合中撮影でも、ズームと単焦点を別々のボディに付けて、シュチュエーションに応じて使い分ける、ということもしたかった。
それより、KISS DXを買った最大の理由は、もっと気軽にいろんなものを撮ってみたくなった、ということ。今まで気軽に撮ってなかったのか、といえば、やっぱりそうだと思う。撮影となると、多くの重い機材を抱えて移動し、巨大なレンズを振り回して、動き回る被写体ばかり追いかけていた。車の中やカバンのなかに、常時忍ばせて置いて、気づいた物を気軽にスナップしたり、我が子の一瞬の表情を切り撮ったり、そんなこともしたくなった。
KISS DXにしたのは、その大きさ・軽さ。気軽に持ち出す、常時携帯する、という要望にピッタリに思えた。メインの1D MarkⅡの大きさ・重さがイヤだというわけではない。あれはあれで、満足も納得も信頼もしている。要求するファクターの度合いが違うのだ。だから、中間モデルの30Dには触手が伸びない。前モデルのKISS DNにも触手は伸びなかった。最大の理由は、KISS DNのAF性能が、以前使っていた10Dのものだから。10DのAFには悩まされたから。サブ機といえども、本来のサッカー撮影でも使うことを考えると、一定の性能は欲しい。AF撮影がほとんどの私は、この点が改善されたDXになって(中央1点のAFフレームのみだが、それで充分)、魅力を感じた次第。
820万画素と1000万画素の違いは、それほど大きくないな、と思った。しかし、ファインダーは、さすがにKISS DXは見難い。これが最大の欠点かな。覚悟していたが、慣れなければならないと思う。連写も秒3コマだと、私的には連写ではないと思うが、それはそれで不満は無い。連写が必要なら1D MarkⅡを使えばいいのだし、KISS DXを使用しての連写に必要性は、それほど高くないと思うから。ボディが2台になると、レンズの組み合わせが多岐になるので、AFのピントのズレなどが気になるが、購入してすぐに、いつもお世話になっているキヤノン西日本修理センターに、ボディを2台とも送って、同じように調整してもらった。先日戻ってきたが、今のところどうゆう組み合わせでも、不満は出ていない。
サブ機を持つということは、使い分けるということ。ある程度の割り切りや、役割分担を考慮して使っていけば、今までと違う何かが得られるような気がする。それにしても、メイン機の動向が気になる、今日この頃でもある。


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