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Manfrotto 681B [カメラ]

三脚のように自立しないし、手ブレ防止の手助け程度なら、安価なもので充分、と思っていた。それが使ってみると、実に便利なものであることが分かった。風景写真や夜景写真などのように、スローシャッターを切るのなら、絶対三脚の方がいいが、セッティングが面倒。移動することの多い場合(スポーツ撮影では、常に移動しながらの撮影)場合は一脚が便利。
固定した地面とカメラやボディをつなぐ金属の棒なのだが、これで手ブレはかなり防げる。手ブレは、空中で自分の手や腕だけで保持するから起こるのだ。それが、ブレない地面や時には壁などに繋げるだけで、かなりの効果がある。そして、自重を支えてくれるので、大型のレンズ+ボディを使っての長時間の撮影にも、腕の筋肉がそれほど必要ではない。これなら小柄な女性でも大型レンズを扱える。移動も簡単にできるし、場所もとらない。スタジアムの観客席でも、三脚なら4~6席を占領してしまうが、一脚なら自分の1席だけでよい。概して三脚より安価で軽い。
難点は、三脚ほど安定感がないので、スローシャッターは切れないこと。水平がとりにくいこと。自立しないので、三脚のように両手をカメラから離すことはできないこと。カーボン製は確かに軽いが、一脚の場合はそれほど重量差がないので、金属製で充分と判断した(三脚はカーボン製を使っている)。
最初に買った一脚は、安価で足も細く、ちょっと上から押さえつけると「たわむ」。ヨンニッパを使うことを前提に、今の681Bに買い換えた。足は3段で極太。しっかり感はかなりのもの。レバーロック式は、締め付け強度を自分で調整できるし、伸縮が素早くできて気に入っている。三脚座への取り付けネジは、1/4ネジ(小ネジ)・3/8ネジ(大ネジ)の両方に、アダプター無しで対応でき、この点も便利(写真参照)。サンニッパの三脚座は小ネジだし、ヨンニッパの三脚座は小ネジ・大ネジ両方あるが、やっぱり大ネジを使いたいし。
ということで、購入後2年以上経つが、常にどこへでも携帯していく。唯一気になるのは、ブラックペイントなので、キズが目立つことだろう。
 
 


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