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60cmレギュラー水槽 [熱帯魚]

60cmレギュラー水槽とは、横60cm×奥行き30cm×高さ36cmの水槽である。水量は約60リットル弱。様々な形、大きさの水槽が手に入る現在でも、最も一般的な水槽で、昔からあるサイズ。従って安価で、対応部品も豊富。
最も一般的なろ過機は、水槽上部に載せて、飼育水をポンプでくみ上げる「上部ろ過機」だが、ポンプである以上、いづれは必ず壊れる。早くて1年、遅くても3年くらいで。ポンプだけが壊れるのであって、ろ過箱自体は壊れないので、ポンプだけ買えば良いのだが、これが高い。この安価な60cm用ろ過機の交換ポンプとして販売されているものは、3000円ほどする。ろ過機として買うと、1000~2000円で購入できる。で、ろ過機を買って、中のポンプだけを使って、ろ過箱その他は捨ててしまう、というほうが安い(省エネ・リサイクルの精神には反するが)。
水槽を照らすライトだが、通常60cm水槽用は20Wの蛍光灯を使う。これも永久にもつわけではなく、いつか必ず切れる。通常800~1200円くらいだが、もっと小型の水槽用の8~15W蛍光灯も値段はあまり変わらない。インテリア性を重視した水槽セットが使う特殊な蛍光灯はもうちょっと高価。
ヒーター&サーモスタットは、熱帯魚飼育には必需品だが、60cmレギュラー水槽なら150~200Wだろう。それ以下でもそんなに値段は変わらないが、それ以上300Wを越えるととたんに高くなる。
何だかお金の話ばかりで恐縮なのだが、要は熱帯魚を始めるなら、60cm水槽が最も経済的に効率良い、ということだ。近所に熱帯魚店が無い場合でも、ホームセンターでもこれくらいなら手に入るし、不意の事故や故障にも対応しやすい。
下の写真は、ウチの60cmレギュラー水槽で飼われているラスボラ君たち(2種類のラスボラがいるのが分かるだろうか)。毎年少しづつ(10~20匹)買い足して、現在の状態を保っている。ウチではこの60cmレギュラー水槽が3本稼動中だが、ろ過機やヒーター&サーモスタットなどは、安いときに買っておいてストックしてある。必ずいつか壊れるものだし、どれが壊れても慌てないように。
 


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