SSブログ

Velbon Neo Carmagne 730&El Carmagne 630 [カメラ]


三脚はそうそう買い換えるものではないから、良い物を買いましょう、といわれる。まあ、三脚に限ったことではないだろうが、デジタル物のようにモデルチェンジが早いわけでもないし、機能的にドンドン進化・付加していく製品でもなさそうだし、そうかもしれない。ちなみに、「おまけ」で付いてくるような三脚(3000円以下)は、論外である。
三脚で大切な、耐荷重量やしっかり感・剛性感は、脚の太さによる。また、脚の段数が少ないほうが、稼動部分が少ないのだから、優位だ。焦点距離が長くなるほど、風の影響も無視できないので、重量のある方が安定する。実際、ストーンバックなどを使って、さらに重量を加えて安定させて使う人もいる。
取り扱いや持ち運びには、軽いほうがイイ。金属製よりカーボンの方が、高価だがこの点で有利、今流行りである。脚の段数が多いと縮長が短くなりコンパクト。この利便性としっかり感をどうバランスして考えるか、自分の使用状況に応じて当てはめるか、が三脚選びのポイントだろう。
安物三脚を経て、いろいろ見て廻ったり、調べたり、紆余曲折あって、現在手元にあるのは、ベルボンのネオカルマーニュ730とエルカルマーニュ630である。どちらもカーボン製の3段式。前者が回転ロック式なのに対して、後者はレバーロック式、という点が異なる(勿論、前者の方が脚径は太いが)。私はレバーロック式がお気に入り。脚の伸縮なんて、伸ばすか止めるかだから、スッと伸ばせてパチンと止められるレバーロック式は便利で手軽、簡単、早い。回転式はグッと締め付けないと不安だし、面倒。730も本当はレバーロック式のエルカルが欲しかったのだが、当日発売されてなかった(今はエルカル735として販売されている)。車での移動が主なので、四段式は最初から除外、大型レンズ使用が多いので、少しでも軽量なカーボン製に的を絞って選んだ結果だが、自分では大変満足していて、長い付き合いになりそう。
630を最初に買って気に入り、ヨンニッパのためにもう少し太い三脚が必要になり、730を購入した次第。830もあったが、あれは巨大過ぎ。730にはビデオ雲台を組み合わせているが、この雲台が重量級なので、やはりカーボンの730は正解だったと思う。630は自由雲台を付けているが、これは多用途に使いまわしている。三脚の使い勝手は、半分以上雲台の良し悪しに左右されるように思う。標準で付いて来た雲台はダメで、本当は脚のみ購入して、自分の気に入った雲台を組み合わせるのが正解だと思う。しかし、大型店に行かないと、なかなか三脚や雲台の実物を触って比べられないので、地方在住者には辛いところだ。
 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー