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カージナルテトラ [熱帯魚]


ネオンテトラに似ているが、カージナルテトラである。写真を見てもらえば一目瞭然だが、後ろがネオンテトラ、手前がカージナルテトラだ。色の組み合わせは同じだが、赤の部分が多いのがカージナルテトラ。何だそれだけか、と思うかもしれないが、このちょっとの違いが数十匹の魚群になると、やっぱり派手さが違う。
ネオンテトラ同様、昔から見かける魚だが、ネオンテトラよりも高価。ネオンテトラが早くから養殖に成功したのに対して、カージナルの方はなかなか成功しなくて、昔に売られていたのは原種ばかりだった、という説があるが、確かに昔は倍以上の値段の差があった。熱帯魚全般に安価になった今は、当然東南アジアで養殖されているだろうから、それほど差はないが、それでもやっぱりネオンよりは5割ほど高い。でもその派手さを知ってしまうと、ネオンテトラには戻れない。
こうした小型美魚は、水草の綺麗に育った水槽で群泳を楽しみたいと思うだろう。ただ前にも書いたが、本来は体力の無い魚。しかも輸送時に相当無理している場合も多い。病気にかかれば、あっという間に他界してしまう。ウチの水槽で、カージナルテトラの群泳を楽しんだ水槽があった。70匹ほどいただろうか。毎年少しずつ買い足して、数年間その状態を維持していたが、昨年末買い足した10匹が持ち込んだのだろう、病気が蔓延して、あっという間に水槽内の魚が全滅した。小型魚はこれがあるから怖い。
唯一生き残ったカージナルテトラが、この写真の魚。今はネオンテトラと同室である。


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