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CF [カメラ]


デジタル一眼レフカメラの記録メディアといえば、コンパクトフラッシュ(CF)が一般的だった。それが少し変わろうとしている。
なぜCFか、それは大容量だから、容量あたりの単価が安かったから。欠点は他のメディアと比べて大きいこと。しかし、コンパクトデジカメのように小型・薄型ボディでない一眼の場合は、この大きさはデメリットにならない。で、CFが使われてきたのだが、最近のSDカードの値下がりは凄い。有名なサンディスクを例にあげれば、EXTREMEⅢのCF2Gが2万数千円するのに対し、SDでは1万円を切る。これほど価格が違うとSDを使いたくなる。SDの場合は、最大容量が2Gまでというのがネックだったが、SDHC規格が誕生し大容量SDも登場するようになった。最も、現状SDHCは書き込み速度が遅くて、連写を多用する場合は使い物にならない、という声もあるが、それも次第に解消するだろう。
このSD低価格化は、技術的なこともあるだろうが、生産数もかなり影響していると思う。デジタル一眼が売れているといっても、数的にはコンパクトタイプの方が遥かに多い。MSやXD,MMCなど一時メディアが乱立したが、今ではSDに集約しつつある。今後もSDの大容量化・高速化・低価格化が進めば、CFは無くなるかもしれない。デジタル一眼でも、メディアの大きさの問題はなくても、SD化は価格面でのメリットで進んでいくかもしれない。
私的には、SDの端子が剥き出しのところが気に入らないし、あまり小さすぎるのも無くしそうで不安。メディアとしてはCFが気に入っているが、これほど価格差がつくと考えてしまう。1D2は、CFとSDのダブルスロットだから、どちらも使えるのだが、今までCFメイン、SDはサブだったのが、逆転しそう。スペース的に余裕があるデジタル一眼の場合、SDのダブルスロットというのも、アリかもしれない。
しかし、そんなに大容量・高速なメディアが本当に必要だろうか。
 


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