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以心伝心 [カメラ]

ウチの近所でも、ぼちぼち桜の花が咲き始めた。
紅葉といい、この春の桜といい、被写体に恵まれた日本人に生まれてよかったと思う。前にも書いたが、サッカー撮影三昧だった昨年とは違って、今年はいろんな物を撮ってみようという気になっている。それで、この時季の桜は外せないだろう。ところで、どうやって撮ればいいのだろう。
ただ、桜の木のところに行って、カメラを構えて、シャッターを切れば、撮れる。しかし、それではありきたりの写真になってしまう。ホームページやブログで、素晴らしい風景写真を公開している人がいるが、そんな方々(プロは除く)はどうやって撮っているのだろうか。
以前どこかの本で読んだ事がある。まずは感動しなさい、と。綺麗だな、美しいな、凄いな、という気持ちを抱きなさい。そしてそれを、形にするべくシャッターを切りなさい。それができれば、その写真を見た人も、あなたが抱いた感動と同じような感動を、その写真から受けるでしょう、と。
写真は記憶を記録にするもの。感動を形に出来るもの。技巧やテクニックが先ではない。感動が先で、それを形にする、正しく伝える、ということに技術や工夫が必要なのだろう。
最近、あまり感動しなくなった、技術の無いおじさん(私)には、やっぱりちょっと難しいかもしれない。
 
下は、昨日のウチの近所の桜
1D2+EF24mm F1.4 L  焦点距離 24mm
F3.2   SS 1/1000   ISO 100   評価測光   露出補正 -1/3   ONE SHOT AF    RAW



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