SSブログ

ダエモン [熱帯魚]


 
サタノペルカ・ダエモンというそうである。「ダエモン」とはまあ、ふざけた名前だと思ったが、そう思うのは日本人の私たちだけだろう。
ゲオファーグス一族の仲間で、同じように「砂をかむ」しぐさがイイ。3個の黒色斑紋が目立って、良い水で飼うと体やヒレが虹色に見えて綺麗だ。以前から探していたのだが、こうしたゲオファの仲間は、店で見かけることが少なく、やっと見つけて、即座に購入した次第。たぶんワイルドものと思われる。レッドゲオファーグスは養殖固体が多いが、それとは一回り小型だ。ウチのゲオファ水槽のなかでも、結構お気に入りの一匹だ。
熱帯魚の飼育を始めるきっかけは人様々だが、最初は赤や青の鮮やかな色彩の魚に眼がいく人が多いのではないだろうか。こうした地味だが、飼いこむとで良さが分かってくる魚は、最初から手を出しにくい。それでも、人と違った魚を飼いたい、ちょっと変わった魚を飼いたい、という、熱帯魚中級以上の深みにはまった人たちにとっては、これらの魚は人気だ。もっとも、そんな人たちは少数だが、このような魚にもお金も出すので、安価で売られてはいない。ネオンテトラやグッピーなどのメジャーな魚の方が、原価管理は厳しくて、こうしたマニア向けの少数派の魚は利幅が大きいものだ。
私は5~6cmサイズのコイツを3000で購入した。もう5年ほどの付き合いだが、20cmはある。気の強いシクリッドのなかでは、ゲオファの仲間はそれほどでもなくて、こうして一つの水槽でコレクションできるところが良い。派手な色彩ではないが、丈夫で長持ちという所も良い。が、そんなところが分かるようになると、熱帯魚マニアとしても中級だ。
 


nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー