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ニューギニアダトニオ [熱帯魚]


高価で、なかなか手に入りくい魚、しかも成長が遅く、そのくせ大型になる、そんなダトニオの仲間で、比較的新しい一種である。
日本に入荷され始めた頃は、汽水でないと状態がよくない、とか、アルカリの水で飼育しないと模様が綺麗にならない、とか言われていたが、ウチでは普通の中性の真水で飼っている。最近では少数だがコンスタントに入荷しているところをみると、養殖された幼魚が入ってきているのかもしれないが、ウチのはもう5年以上も居続けている。全長は30cmを越えたが、本家ダトニオほどには大きくはならない。ダトニオは体高がある魚が価値があるとされている。体高を高めるためには、水槽の深さが必要。最低60cmの深さが欲しい。
しかし、その黄色の肌は、他のダトニオにはない綺麗さ。成長はやはり遅く、いじけると真っ黒になる。やはり他のダトニオ同様、残留酸素の豊富な新しい水で飼うと、成長も幾分かは早く、調子もよい。この調子の良さが体色に表れるので、ちょくちょく水槽を見ていると大事には至らずに済む。小魚などは調子が悪いと即死という場合が多いが、体力のある大型魚は、この点で助かる。
エサは金魚が中心だが、この時期エラ病を引き起こす場合があるので注意。ウチでは、この時期は予防的に薬浴させることがある。いやに呼吸が早いな、と思ったら注意が必要だ。
横からみるとそうでもないが、正面から見ると、両目がクリンとしていて、なかなか愛嬌のある顔をしている。
 


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