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PC [パソコン]

パソコンというものを使い始めて、どのくらいたつだろうか。
最初は、仕事で使っていたタイプライター。これはもう20年以上も前の話だ。その後ワープロに変わり、10年くらいの間に数台を使った。今でも部屋の片隅に、最後の1台(富士通のOASYS LX-C500)が転がっているが、これもフロッピードライブが壊れて、修理不能。
初めてパソコンというものを買ったのは15年ほど前。PC-98というNEC製で、仕事に使う目的だった。その頃は、ただショップの言いなりで、そのショップ自体も少なかったし、今思えば高価でもあった。それでも「便利になった」と感心したし、ワープロと違って、仕事の合間にゲームもできたし、これ以上何が必要か、とも思っていた。インターネットが流行りだしても、あんなものは必要ない、と言っていたのは、10年前くらいだろうか。
それが今では、どうだろう。パソコンの前に座らない日は無い。ネットを開く時間は増大する一方だ。ウインドウズになってから、だいたい3年を目安に買い換えてきたが、今現在は、3台のPCが我が家で稼動中だ。一家に3台というのは多いように思われるかもしれないが、高校生の子供を持つ親としては、今のご時世では致し方ないのかもしれない。とにかく、子供にパソコンを独占されるので、私の使う時間が無いのだ。会社で不良になったパソコンを、自分で直して使ったりしている。
私も必須の道具となってしまったが、子供たちもそう。高校生・中学生の子供は、担任や塾、部活の連絡は全てEメール。調べものや情報収集も全てネット。小学生の子供も、家庭学習はパソコンに向かって、だ。そりゃそうだ、小学校からパソコンの授業があり、パソコンを使えるようになることが必須科目なのだ。今、私の横では、高校生の娘が、明日はエクセルのテストがあるから、といって、あまり使わないエクセルを習得中だ。
一家に一台と言われたのは車の話だっただろうか。その車も、一人一台になってしまった。事実、公共交通機関が便利でない地方都市では、自家用車はぜいたく品ではなく、生活必需品。パソコンが一人一台になるのも時間の問題。いや、既にそうなっているのかもしれない。


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