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ゴールデンゼブラ [熱帯魚]


アフリカンシクリッドの仲間で、古くから親しまれている種である。
ウチにいるのは、3~4cmほどの幼魚を購入して1年ほどの若魚である。実は、同じアフリカンシクリッドの「カエルレウス」として売られていたものだ。ご存知のとおり、カエルレウスはヒレに黒い縁取りがでるので、すぐ見分けがつくのだが、幼魚期はそれが無い。買ってからドンドン大きくなるのだが、一向にそれが出ないので、たぶんゴールデンゼブラだと思われる。養殖業者が間違えたのか、問屋が出荷するときに間違えたのか、店が間違えたのか、今では定かではない。ただ、ゴールデンゼブラは、結構気の荒い魚なので、こうして同種を一緒にして飼っていると、必ず殺し合いが起こる。それがあまり見られないところを考えると、カエルレウスとゴールデンゼブラの交配種かもしれない。カエルレウスは、こうしたアフリカンシクリッドのなかでは大人しい種だから。いづれにしても、今となっては定かではない。
こうして考えると、前にも書いたが、養殖業者(出荷元)の名前付けが、最後まで通ってしまうのだが、最初で間違えると最後までそう信じて飼っている人も多いかもしれない。出荷元には純血種以外のものも、結構いるのかもしれないし、純血種を守ろうという気概が少ないのかもしれない。15匹買って、1匹すぐに他界したが、残り14匹がいまでも元気にしている。ちなみに、やっぱり全てオス。
それはともかく、アフリカンシクリッドは、ケンカさえ気をつければ、丈夫で長持ちの魚。エサも人工フードで充分だ。アフリカンは本来は、高PHで飼う魚だが、こうした養殖固体はそんなにPHを上げなくても支障なく飼える場合が多い。ウチでもPHは、7は下回らないが8以上にはなっていない。
あまり小さな水槽では苦しいが、最初にキチンとした設備さえ用意すれば、こうしたアフリカンシクリッドの群泳は、熱帯魚らしさを十二分楽しめる。
 


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