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あじさい [カメラ]

先週末の土日、末っ子(小学4年生)のサッカー大会があった。県内だが、自宅から高速道路を使って1時間という場所だから、近所というわけではない。大会なので、1日3~4試合する。試合時間の短い小学生だからできることで、中学生以上では、とてもそんなことはできない(疲労蓄積でのケガや故障が心配)。
さて、朝から夕方まで、サッカー場にいるのだが、試合の合間はやることがない。奥さん方は楽しそうに談笑することで暇をつぶしているが、男性はそうもいかない。お父さん同士も、決して仲が悪いわけではないのだが、かといって1時間も2時間も話し続けるというわけにはいかないので、手持ち無沙汰時間は結構ある。そんな時私は、カメラ片手に、会場周辺をウロウロすることにしている。初めて来たところだと、建物やお店などの街並み、森や山、川などの風景、ちょっとした看板まで、特別珍しいものでなくても、新鮮に見えることがある。こうして、子供のサッカー、ということがなければ、この場所に一生来る事もなかったかもしれない、などと思うと、なおさらその感がある。と言いながらも、サッカー場通いを6年も続けていると、結局何度も訪れることになるのだが。
先週末に行ったところは、初めての場所で、小さな村(今は合併で市に組み込まれた)の川沿いに造られた公園だった。試合の空き時間が2時間もあったので、KISS DXを片手に、付近をウロウロしてみた。すると川に沿ってアジサイの花が、今を盛りとばかりに咲いている。アジサイ自体は、そんなに珍しいわけではないのだが、単に赤とか黄色という花に比べて、花の微妙な色合いが何ともいえなく綺麗。しかも見頃となれば、カメラを向けたくなる。
しかし、どう撮ればいいのか。花などあまり撮ったことが無いし。そこでまた、あの言葉を思い出した。「まずは感動しなさい。綺麗だな、美しいな、凄いな、という気持ちを抱きなさい。そしてそれを、形にするべくシャッターを切りなさい。それができれば、その写真を見た人も、あなたが抱いた感動と同じような感動を、その写真から受けるでしょう」。見る人が感動してくれるかどうかは別として、どうせ腕もセンスも無いのだから、自分が綺麗と思うものをそのまま撮ることにした。
しかし、こうした場合、KISS DXの手軽さはありがたいし、SIGMA 18-50 F2.8 MACROの明るさや被写体に寄れることはありがたい。調整終了後は、AFでのピント精度も信頼がおけるようになって、こんな場合もMFでなくても、気軽にシャッターを押せる。ところで、サッカーの大会はどうなったかというと、見事に優勝。帰りの車の中で、「今日は何を食べに行こうかな~、ねっ、お父さん!」という子どもの声は、聞こえないフリをしたつもりなのだが・・・
 

 
上の写真
KISS DX+SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO  焦点距離 18mm
F3.5   SS 1/800   ISO 200   評価測光   露出補正 +-0   ONE SHOT AF    RAW
 


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