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たなばた [巷の雑感]

昨夜、小学4年生の末っ子が、「お父さん、明日は何の日か知ってる?」と尋ねてきた。「う~ん、サッカーの試合の日だな」というと、「それもそうだけど、明日は七夕だよ」という。
今日は7月7日の七夕だ。そんなこと、言われるまですっかり忘れていた。祝日として学校や会社が休みになるのなら、予定も立てるし、いやおう無く意識するだろう。クリスマスやバレンタインデーは、祝日じゃないけど、プレゼントの話題で商戦賑やかで、これもいやおう無く意識する。しかし、七夕は祝日でも無いし、巷の商戦賑やかになるほどでもないので、すっかり意識外だった。もちろん、全国的には、七夕を盛大に祝う地方もあるだろうし、そんな家庭もあるだろうけど。
そうした、祝日で休みになるわけではなく、プレゼントを買いに行かなくてもよい、でも言われれば皆が思い出す日、というのは、七夕以外にどんな日があるのかな、とカレンダーを見て考えてみた。3月3日の「ひなまつり」がそうだ。これも女の子のいない家庭では、あんまり意識しないのかもしれない。他には、「節分」もそう。スーパーなどにいくと、節分用の豆なんかが売っているから気付くが、言われなければ意識しない日かもしれない。
幼稚園や小学校低学年だと、こうした暦の日には、短冊を書いたり、鬼のお面を作ったりして、その日の由来などを教えてくれる。ところが、中学校・高校となると、そういったこともなくなる。大人になると、仕事上で影響が無い限り、言われてやっと思い出す、ということが多いのではないだろうか。こうした日本古来から言い伝えられた日というのは、今後も伝えていかなくてはならないのだろうが、日常生活に直接関わって、影響しないと忘れ去られる恐れはあるんだな、と再確認した次第。
「どうして、七夕だって分かったの?」と末っ子に聞いてみると、「だって、今日の給食に、七夕の画が書いてあるゼリーが出たから。それだけ」という答え。昨夜、このブログに七夕のことを書こう、と思い、今日は七夕飾りを探して、カメラ片手にウロウロしてみたのだが、意外と見つからない。七夕だからといって、特に何をするわけでもない我が家だが、来年こそは、短冊でも書いて星に願いをかなえてもらおうかな。今日も曇り空だけど。
 


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