SSブログ

少年サッカーの撮影 その25 [少年サッカーの撮影]

少年サッカー25-1.jpg

ゴールキーパー(GK)は、最も撮りにくいポジションだと思う。サッカーをしている自分の子供、そのチームを撮っている方にとって、GKが活躍する場面は自チームがピンチの時。そんな時に冷静に撮っていられる、お父さんやお母さんは少ないのではないだろうか。ついファインダーから眼を離して、指を止めて、ボールの行方を裸眼で追ってしまう(声を上げてしまうかもしれない)。

少年サッカー25-2.jpg

上の写真は小学4年生の試合で、GKがシュートを防ぐシーンを連写した6枚の内の4枚。シュートが打たれることを予想して、その一瞬前にGKにピントを合わせておいて連写開始。ファインダー外から打たれたシュートが、連写開始から3枚目に画面に内に入ってきて、GKの一連の動きを撮ることができた。撮影者はシュートを打った選手を見ていないし、ファインダー内にも無いので、単写ではタイミングが取れない。こういった場合は、連写が極めて有効な場面だと思うし、連写性能が発揮される場面でもあると思う。
前回載せた4連写の写真も、私はボールを見ていないし、パスを出した選手も見ていない。ただ、ボールが渡りそうな選手を感じ取って、そこに先回りして連写を開始した結果、得たものだ。ボールを追い、それに絡む選手を撮るのがサッカー撮影だとしても、ボールを見ず、その行き先を感じ取って既に連写を開始する、これもまたサッカー撮影に必要なことだ。そうした視野外からボールが入ってくる場合、単写で狙うという方法ではシャッターチャンスを計り知れないので、ここでも連写が有効になると思われる。

少年サッカー25-4.jpg

少年サッカー25-3.jpg


1枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 LⅡ+EF1.4xEXTENDERⅡ
3枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 LⅡ+EF1.4xEXTENDERⅡ
4枚目:CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 LⅡ

nice!(0)  コメント(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー