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夏の終わり [日々の徒然]


 
今日から9月である。
9月と言えば、もう秋、と言いたいところだが、どちらかと言えば「夏の終わり」と言った方がピッタリくるかもしれない。先週は猛暑の中だったのに、ここ3~4日は秋の気配を少し感じるようになった。今朝も窓を開けると、ムッとする重い空気ではなく、スッとする軽い空気になっていた。西の空を見ると、秋の筋状の雲が見られ、夏の終わりを語っているようだ。
梅雨明けが遅かったせいか、先月は暑さがギュッと凝縮したような猛暑だった。最高気温が40度を超え、観測史上最高を記録したところもあったようだし、熱中症で亡くなったり倒れたりした人の数も増えているようだ。その中でも、屋内で亡くなるお年寄りが増えたことは、日本の夏ではエアコンが必需品になったことを示しているのかもしれない。
我が家のことで恐縮だが、夏の初めに冷蔵庫が不調になり、とてもこの夏を乗り切れそうもないので買い替えた。20年以上も使ってきた冷蔵庫だから、寿命と言えばそのとおり。家族が増え、子供たちが大きくなるにつれ、手狭になっていたのも当然だが、よくここまで頑張ってくれたものだ。「お疲れさん」と言って送り出した。LDKのエアコンが壊れたのも今年。そして、とうとう修理や交換せぬまま、この夏を乗り切った。日中は家にいることが少ない私だから、まあいいとして、毎晩汗を拭きながら夕ご飯を食べ、食べ終わったらエアコンの効いている2階に避難、という夏だった。
長女の通っている高校は、2学期制を採用しているため、先週から学校が始まっている。残暑厳しい中、通学して授業(試験)を受ける2学期制というのが、今後日本で広まるかどうかは分からないな、と思う。長男の高校では、未だ新学期は始っていないが、9月から海外に行く同級生たちとの別れが相次いだ。親の仕事の都合で、とか、留学で、とか、理由は様々だが、海外では9月が新学期のところが多いので、これもしかたないのであろう。
夏には多くのイベントや大会があって、それが終わる9月は、いろんな意味で再スタートとなることも多い。最終学年の3年生の公式戦が無くなり、現2年生を中心とした新チームがスタートしている部活も多いだろう。さあこれから俺達の出番だ、と意気込むもの、新転地を目指して準備を始めるもの、それぞれのスタートの9月だろう。
いろんな思い出を残して、今年もまた、夏が去っていこうとしている。


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