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セカンドインプレッション その5 [カメラ]

バッテリーについても触れておきたい。1D2の時もさほど困ったことはなかったのだが、今回の1D3購入時には予備バッテリーも一緒に購入した。今後長く使い続けることも考えられたので、バッテリーを交互に使って寿命を延ばそうと考えた次第。1D2の時は予備バッテリーがなくて。最後の方(3年4万枚)では消耗による撮影枚数の減少を感じたからだ。短時間に連続して撮影するのと、ある程度のインターバルをとって撮影するのとでは、撮影可能枚数が異なることは当然として、1D2のニッケル水素から、1D3のリチウムイオンに変わったことで、省スペースと共に、撮影可能枚数も増えたことは充分実感できた。一日の撮影で、予備バッテリーの必要性を感じたことは、今のところ無いが、無駄な投資だったとは思っていないのも事実だ。
ファインダーの見やすさの向上や軽量化などは、購入当初は「おおっ」と進歩を感じたが、今となっては慣れてしまい、当たり前のように感じてしまっている。1D2からの操作系の変更も、今では慣れてしまった。人間の感覚は、便利にできていると思う。
さて、私のメインであるサッカー撮影における現在の設定は、だいたい以下のとおり。

 ・AI SERVO AF
 ・連写モード 秒間コマ数は被写体の動きの速さに合わせて(小学生では秒5~6コマ、中学生で
  秒6~7コマ、高校生以上で秒8~9コマ、秒10コマは今のところ不要と思っている)
 ・被写体追従敏感度は「普通」または「やや遅い」
 ・縦位置撮影で中央から一つ上のAFフレーム1点を指定
 ・領域拡大はONで周囲1領域アシスト
 ・測距点選択特性を「測距連続性優先」
 ・TvかAvかは、その時の光量や撮影目的次第

もちろん、これは現状の設定で、今後使い込んでいくうちに、違ったベターな設定が見つかるかもしれないが、その時はまたこの場で紹介しようと思っている。
1D3に代わって、一番恩恵を受けたと思うのは、連写速度が撮影時に変えられることだ。毎回サッカー場に着くと、当日の天候や撮影場所、選手のユニフォームなどを見て、ISOの設定や露出補正のセッティングするのだが、それに連写速度の設定も加わった。むやみに連写速度を上げても、撮影枚数が増えるだけで、必要なシーンが切り撮れるとは限らない。でも、連写速度が遅いとコマ間にもうひとコマ欲しくなったりする。選手の動きの速さや撮影目的に応じて、連写速度を変えているのだが、これがその場で任意にできるようになったことが、一番嬉しい。メニューから呼び出さなければならないのが、ちょっと面倒で、専用ボタンがあればもっと良いのだが、それはちょっと欲張りすぎだろう。
 
下の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS     焦点距離 160mm
F7.1   SS 1/640   ISO 200    評価測光   露出補正 + 1/3   AI SERVO AF   JPEG


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