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少年サッカーの撮影 その29 [少年サッカーの撮影]

今回はちょっと趣向を変えて、「額を作ってみよう」を提案したいと思います。

一眼レフタイプのデジタルカメラで少年サッカーを撮っている人、近年は徐々に増えている。その動機の多くは、自分の子の活躍する姿、成長の過程を残したいとの思いからだろうが、実は自分の子だけを撮っている人は少ない。動機はそうであっても実際には、自分の子以外の所属チームを撮っている場合が多いのではないだろぷか。これだけをもって、「チーム専属カメラマン」と言うには厳しいだろうが、上手く撮れた写真をその子に(その保護者に)プレゼントして喜ばれたりすると、趣味なのに何となく「撮り甲斐」みたいなものを感じて、より熱中していくことも多い。そこまで進んできた趣味の貴方にお勧めなのが、撮った写真を使って一枚の額を作ること。

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一試合や二試合の撮影では難しいかもしれないが、数試合~数か月も撮影すると、チームの全員の写真が撮れているはず。その写真を使って、チーム全員の個人写真と集合写真を使って一枚の額にすると、後々になって良い記念や思い出になる。「ああ、あの時は、こんなメンバーで戦っていたんだ」と、数年後に振り返る時に、撮った苦労・作った手間が報われる。そして、それができるのは、チーム専属カメラマンだけなのだ。
小学生チームだと、重要な大会でプロのカメラマンが撮った写真や額が販売目的で廻ってくることもあるだろう。あれはプロしかできないのではない。そうした販売目的のプロは効率の点から、大会最終日だけとか1~2日間しか撮影しないが、貴方はずっと撮り続けているのだから、この点では選べる写真は多いはず。私の場合、トーナメント表や試合結果表も、PhotoshopやIllustratorで作って入れることもあるが、自宅で加工できるデジタル写真のメリットを生かして、上のような(A3サイズ)ものなら、ちょっと頑張れば作れるはず。必要なのは集合写真と、チーム全員の個人写真。個人の写真は、額を作る時にサイズダウンするので、それほど大きく撮ってなくてもよいが、顔のはっきり写ったものが必要だ。集合写真も、全員の顔がはっきり分かるように、並ばせ方を考慮したり、まばたきして眼をつぶっている子がいないように、数枚を撮っておく必要があるだろう。あとは、背景などを工夫して、選手の名前を入れたりして、Photoshopと悪戦苦闘すれば出来上がり。
今では、家庭用プリンターの耐久性も、用紙選びさえ間違えなければ、結構信頼できるし、不安ならカメラ店でも大判プリントに対応してくれる。また、A3ノビ(329mm×483mm)までなら、収納する額も豊富に用意されている。額前面がガラスの方が、もちろん耐久性はあるのだが、持ち運びの際に落とすと割れる。子供が扱うことが多いのなら、アクリル製のものが良いかもしれない。多くの画像を同時に扱うには、少しばかりパソコンにパワーが必要だが、何度も作っていると慣れてきて、一日でできる場合もある(何度も作っていると、デザインがマンネリ化することはあるが)。。
こうした額を一度作ってしまうと、次回からの撮影では、何となくそれを前提に撮影してしまうこともある。目的意識を持って撮影に臨むのは良いことだと思うし、技術の向上にもつながるし、撮影に臨むモチベーションも違ってくる。我が子のチームをずっと撮ってきた貴方にしかできないこと、と思えば、ぜひ一度挑戦してみることをお勧めしたい。

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