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区切り [巷の雑感]


今日が終われば、明日は必ずやってくる。日が昇れば、必ず日は沈む。時の流れは留まることなく、そして速くなることも、遅くなることも無く、そしてそれは万民みな同じ。
今日は大晦日、そして明日は元旦。大晦日から元旦への変化は、今までと同じように、僅か一日の違いでしかないのだが、誰が決めたのか、一年の区切りをここに定めたので、この一日の変化が大きな意味を持つようになった。多くの人が、「今年中にやっておこう」と街へ出かけたり、家の中でせわしなく動き回ったりしている。そして明日になれば、「今年こそ」と想いを走らせる。
それでも我々サービス業に従事する者たちは、いつもと同じように、仕事をしながら一日が過ぎていく。いや、いつもと同じではなく、いつも以上に煩雑な仕事のなかで、一年の終わりと始まりを過ごしている。特に感慨をいだく余裕もなく、希望を胸に抱く暇もなく。
一年の節目に、除夜の鐘が鳴る。煩悩多かった今年の行いを振り返り、新年に向って新たな気持ちで臨みなさい、ということだろう。誰が決めたのか分からないが、一年の区切りの意味は、そういうことなのかもしれない、と思う。カウントダウンパーティより除夜の鐘の方に、思いを巡らせてしまうところが、煩悩多き私らしい。
昨日から今日へとまったく同じように、今日から明日へと時は流れる。その間に、区切りを入れたのは人間の所作なのだが、その意義は人それぞれ。職場で、家庭で、街角で、清々しく「あけましておめでとう」と言えるように、今年に区切りをつけたいと思う。
反省すべき一日、大晦日。みなさんに良い年が来ますように。


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EF100-400 修理報告2 [カメラ]


私のEF100-400は2004年に新品購入したものだから、もう丸3年以上使っている。もちろん保証期間はとっくに過ぎているし、最悪三脚座の取り換えを覚悟した。ただ、カタログにもキヤノンのHPにも、この三脚座が載っていなくて値段が分からない。Aタイプは12000円(税別)というから、同じくらいの値段だろうか、と思っていた。
いつもお世話になっているキヤノン西日本修理センターに送ったのだが、着いてすぐに電話があった。「ご指摘の部分は治りました。その他の部分で不具合がありましたか?」と。レンズ本体には何の異常もなく、今回はそれだけです、と言うと、それでは今回はこれだけなので、無修理ということで返送します、とのこと。これで一安心。名古屋QR経由で戻ってきた私のEF100-400は、写真のとおりに、まったく元通り、もちろん、無料。西日本修理センターの方々には、ホントいつも感謝!
さて、どうしてこんな事態になってしまったのか、ちょっと分からない(修理方法をもっと詳しく聞けばよかったと、ちょっと後悔)。私はそんなバカ力でもないし、経年変化というのが原因なのだろうか。まあ、結果オーライ、ということで、今回は良しとした。
ところでこの三脚座(Bタイプ)、EF70-200 F2.8 LISと同じものだが、EF70-200 F4 LISやEF400 F5.6LのAタイプとは締め付けネジの形状が違う。Aタイプはパカッと開いて、締め付けネジも1/2回転くらいしかしない。Bタイプは開かず、ゆるめて抜く方法で外し、締め付けネジも2回転ぐらいはする。BタイプよりAタイプの方が径が細いので、取り換えることはできないのだが、どちらも締め付けてレンズに固定するのだから、経年変化で固定力が落ちることはあるだろうと思う。私的には、180度回転させることはないのだが、90度回した時にクリック感があったら良いのに、といつも思う。正確に直角に倒すのに気を使ってしまう。私の使っているヨンニッパ(IS無しの旧型)は、そのクリック感があるので助かっている。

向かって右がAタイプ、左がBタイプ


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EF100-400 修理報告1 [カメラ]


以前にも書いたことだが、1D3になってEF100-400の出番が多くなった。1D2の時も、このレンズをしっかり調整してもらったはずなのだが、どうも描写がキリッとしなくて、持ち出すけれども使わないパターンが多かった。それと、やっぱりサンニッパやヨンニッパを使うようになって、AF速度の点でも物足らなくなったのも事実。それが1D3になってからは、ずい分良くなったように思えて、これなら使える、と使用頻度が上がった。もちろん、気合いの入った時や作品撮りの時は、単焦点を取り出すが、ズームレンズの利便性はチーム撮りには欠かせない。
この間の試合にも、このEF100-400 F4.5-5.6 LISを持ち出して撮影していた。三脚座が標準装備のこのレンズ、一脚に直にこの三脚座を付ける私は、三脚座のレンズ側締め付けナットを緩めて、縦横の変更をしながらの撮影が常である。試合中は頻繁にこれを操作しているのだが、縦横でクリック感が無いので、どうしても強く締め付けてしまう。その時も、ギュッと締めたら、何と締め付け部分がポロッととれてしまった。ええっ!と真っ青。その時はとりあえず、他のレンズに付け替えて撮影を済ませた。
そのままそーっと家に持ち帰り、よく見てみると、中で芯か何かが折れたようには見えないのだが、このナットがどう付いていたのかがよく分からない。接着剤か何かで付いていたのだろうか。それともはめてあっただけ? 年末の撮影スケジュールも入っていたことだし、このレンズが使えないのはイタイ。シロウト考えでいじくるのも良くないと思い、メーカーにお世話になることにした。


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ペンギンテトラ [熱帯魚]


ちょっと頭を上げて、体を斜め上にした状態で泳ぐ、ポピュラー種で、昔からよく見かける魚だ。ただし、人気は少ない。
ペンギンのような色合いから付けられた名前だろうが、地味であることは間違いない。テトラとはいえ、群泳させてもあまり美しくは見えない。どちらかと言えば脇役なのだが、10匹くらいを水槽内に入れておくと、水槽の一角をこの右肩上がりのペンギンテトラの一群が占めて、水槽内に変化をつけることができる。活発に泳ぎまわる魚ではないが、ちょっと気になる魚群になるので、私的には気に入っている。
特に飼育が難しいわけではなく、エサは人口飼料で充分だし、水にもうるさくない。他魚を特に攻撃するような性格でもないので、特に攻撃的な魚と出ない限り、組み合わせには気を使わなくてすむ。ただ、この種だけでは物足りなくなるのも事実で、これでもうちょっと変わった色彩を持っていてくれれば、とも思うのだが、それでは名前がペンギンテトラではなくなってしまうだろう。
一つの水槽内にいろんな種類の魚を入れて楽しむ人もいるが、私はテトラ類などの小魚は、あまり多くの種類を一つの水槽内に入れるのは好みではない(数は結構入れるが)。一つの水槽内には1種か2種にとどめておくのだが、サブに入れるにはなかなか変化をつけられて面白い存在になるかもしれない。


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宅配 [巷の雑感]


私が自動車免許を取ったのは20歳の時だから、もう随分昔の話である。
その時に父から、「タクシーの後ろを走っているときは気を付けろよ。突然止まったり、車線変更するから」と言われたことを今でも覚えている。それから毎日のように車を運転する生活をしているが、最近はタクシーより宅配便の車の後ろを走ることの方が、気を付けないといけないと思う。
東京など大都市だと、利用する人も多いのだろう、見渡せば必ず見つけられるほど、タクシーの数は多い。日常生活に自家用車が欠かせない地方だと、タクシーの数は少ない。けど、宅配便の車は、そんな地方都市でもよく見かける。そして、家や店など個別に配達するその車は、いつどこで停まるか分らない。大通りであろうと、細い住宅地の路地であろうと、道が込んでいようが空いていようが、停まる。こんなところで、と思うところでも停まる。街中で停まると必ず後ろに渋滞の列ができる。タクシーの場合はそれでも、客を乗せると直ぐに走り出すことも多いが、宅配便の車は、一旦停まると直ぐには動き出さない。なので、追い越さなくてはならない。そこで無理して追い越そうとして、何度危ない目にあったことか。また、そんな危険な場面を、何度見たことがあっただろう。
もちろん、宅配便の運転手も、なるべく他車の通行の邪魔にならないよう、配慮しているのだろう。でも彼らとて仕事だから、停まらないわけにはいかない。積み下ろしはテキパキと、時に走ったりして、短時間での駐車に心がけている様は分かる。追い抜いていく車から投げかけられる、冷たいドライバーの視線や、時に罵声を浴びたりする彼らの気持ちも、察するに余りある。
人や荷物の積み下ろしのために、5分以内の停車は法律で認められている(何処でも良いわけではない)。まして、依頼を受けて、仕事でやむなく駐車するのだから、冷静に考えれば、私にも同情や協力心が無いわけではない。しかしやはり、交通の妨げとなっているのは、いかんともし難い。
昔は、国内間でも2~3日かかるのが当たり前だった。荷物を送るのに、引取りに来てもらえるなんて無理だし、自分で集配所まで持っていくのが当たり前だった。流通が発達して、何でも早く、便利に荷物を送ったり、届いたりできるようになった。配達時間も指定できるし、不在なら言えばまた配達してもらえる。今は本当に便利になったものだ。その便利さ、もちろん私も享受しているのだが、その引き換えがコレなのだろうか。そんなに便利にならなくても、とちょっと思う。
年末は荷物が多くて大変だ、と宅配便のドライバーは言う。そして彼らは、師走の込み合った街を、夜遅くまで駆け回っている。今夜はクリスマスイヴ。今夜中にどうしても届けなくてはならない、たくさんのサンタクロースもまた、荷物を届けに駆け回っていることだろう。


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セカンドPC その2 [パソコン]


というわけで、ネットで申し込んでから24日目にやっと来た。私自身では5台目、現在4台が稼働中の我が家では5台目となるPC、そして私にとっては初めてのノートPCだ。いざ手元に来てみると、やっぱりウキウキしてしまう。さっそく電源を入れて、各種セッティングをしたのだが、どうも動きが重い。特にメールの送受信なんて、ずっごく時間がかかる(有線でやったのに)。これは変だ、と思ってさっそく電話。やっと繋がった相手から、セキュリティソフト(90日間の試用版)が怪しいので「アップディトしてください」と言われた。さっそくダウンロードしてやってみたのだが、効果なし。再度電話したら、今度出た男性に、「そのセキュリティソフトでは不具合の報告があります。アンインストールして、付属のCDから再度入れなおしてください」と言われた。オイオイ、それならそんなもの最初から入れないで、「CDからインストールしてください」で良かったんじゃないの、と一人でブツブツ言いながらやってみたら、今度はOK。快適に動いてくれている。自分の必要なソフトを入れて、一応完成。そんなこんなで1日費やしてしまった。
ファーストインプレは、やっぱりENTERキーが押しやすいことはイイことだ、という点。キーボード自体のストロークも好みの感じで打ちやすい。その代り、DelキーやBackspaceキーが小さいのは仕方がないか。光沢液晶は有難いが、視野角が狭く(特に上下)、色の再現性もイマイチ。コストダウンの影響をモロに感じてしまう部分だ。いろいろ調整してみたのだが、写真を趣味としている人には、ちょっと勧められない。これも価格を考えれば仕方ないかな。USB端子は3つでOKだが、ドライブが右側なのは、右手でマウスを操作する私には邪魔。ワイアレスマウスが必要かな。約2kgという重さは、ちょっと持つには重く感じられるが、あまり軽いと雑に扱いそうだから、これくらいでイイかな。それより、もう少し薄くならないかなあ。付属バッテリーは2時間程度はもちそう。HDDは80GBだが、セカンドPCで大量のデータを保存するわけではないので、これで充分。Webカメラは使わないかな~、という感じ。
さて、これからドンドン持ち出して使っていこうと思っていたところ、「あら、私好みの色ねぇ」とウチの長女が妙な視線を・・・、危ない!


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