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ちょっと、くやしい [カメラ]


昨日届いた手紙。スポーツ写真のフォトコンは数少ないので、このコンテストには毎年応募していたのだが、今年は「佳作」をいただいた。
昨年の3位と比べると、今年は大幅ランクダウンなので、正直くやしい。しかし、この「ちょっと、くやしい」という気持は、慢心なのかもしれないと思ってきた。賞の上下はともかく、選ばれたこと自体が光栄なことであり、素直に喜ぶべきことなのだ。「くやしい」などという気持が湧くということは、どこか私の中に高慢な気持が住んでいるのではないか、と自問・反省すべきことなのかもしれない。素直に喜ぶべきことなのだ。
反面、「くやしい」と感じる気持ちは、次へのバネになるのも事実。くやしいと思う気持ちがあってこそ、来年はもっと頑張るぞ、という気持も湧いてくる。今年を反省して、来年こそは、と。それはスポーツであれ、仕事であれ、趣味であれ、大なり小なり競争という社会では、同じだと思う。
さて、どちらが正しいのか分からないが、喜びながらもおごらず、冷静に今年を反省して、来年の礎にしなければならないことは確か。今は師走。今年を振り返るにはちょうど良い時なのだ。
この手紙を家のポストから持ってきてくれた息子は、「お父さん、今年は何をもらえるの?」と言う。ちょっと返答に困ってしまった。う~ん、やっぱり、くやしい。

 
 
なお、キヤノンフォトコンテストの私の入賞作は、主催者の許可をいただきましたので、「マイ サッカー ギャラリー」の最後のほうに、サイズダウンしたものを載せました。よろしければご覧ください。
http://www.imagegateway.net/a?i=JnuifXHnKr


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セカンドPC その1 [パソコン]


今ではノートPCの方が売れているらしい。私がPCを初めた頃は、ノートPCは無かったし、有っても高価だった。性能的にもデスクトップの方が上なのに、なぜノートが良いのか分からなかった。で、今では少数派になってしまったかもしれないが、私はずっとデスクトップ派である。
省スペースということをあまり考えなくてもよかったし、仕事で使うにはテンキーが独立して欲しかった。写真を趣味で始めるようになると、ノートの液晶では足らなかったし、動画編集もするので大容量のHDも必要だった。それでこれまでずっとデスクトップPCを使い続けてきたのだが、ネットが普及し、PCが生活必需品になり、PCの前に居る時間が長くなってくると、移動先でも使えるPCが徐々に欲しくなってきた。撮影現場に持っても行きたかったし、仕事場と家との往復でも持ち歩きたかった。ブログの原稿を、思いついた時にスッと書きたかったし、持ち歩けることで、またPCの使い道も広がりそうな気もしていた。難点は価格。で、いろいろ物色していたのだが、納得できるスペックと価格のものを見つけてしまった。
モバイルといっても、車での移動がほとんどの私は、それほど軽量でなくても良い。内臓ドライブは、DVDを見たいので欲しいし、画面は13インチクラスがイイ。バッテリーも、車内で充電できることもあって、それほど長時間でもなくて良いし、付属ソフトは、どうせ使うものは限られているので、そんなに無くてよい。それで、BTOで組むことにして、その道では有名らしい「マウス コンピューター」というところに注文した次第。スペックは、
OS:Windows Vista Home Premium、CPU:T7500、memory:2G、HDD 80GB、DVD-multi、13.3inch WXGA光沢液晶、IEEE802.11 a/b/g/n準拠無線LAN
というもの。これで送料込みで13万円。ボディが小さいくせに、意外とENTERキーの右側にもう一列キーが並んでいるものが多いが、ENTERキーが一番端にないとイヤだった。こだわったのはその点だけで、あとは実際に見て、触ってみないと分からないものだ。通販でのBTOなんて、そんなもの、と割り切ったつもり。入金確認してから作り始めるというので、時間が掛かるのは分かるが、1か月近く待たされるのは、ちょっと忍耐を要した。


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ラスボラ [熱帯魚]


小型美魚として、以前から親しまれてきた魚で、ポピュラー種なので、どこの店でもよく見かけし、安価。ネオンテトラなどと一緒にされがちだが、ネオンはカラシンで南米、これはコイ科でアジアに生息する。まあ、水槽内で飼育するにはどうでもよいことかもしれないが。
ラスボラには、「ヘテロモルファ」と「エスペイ」があることをご存じの方も多いと思う。体表の黒い部分の形で違いが分かるのだが、上の写真の向かって左がヘテロモルファで右がエスペイ。どちらかといえば、エスペイの方がオレンジ色が強く出るようだ。でも流通量はヘテロモルファの方が多いみたい。PHをちょっと下げて、6.0くらいにした方が、このオレンジがよくでるらしいが、ウチではそれほどこだわっていない。水草の緑に映える魚として、このオレンジは最適と思い、私もそのつもりで購入し、飼育している。
性格は温和だし、草食性でもないので水草水槽でも大丈夫、エサは何でも食べて、たいていは人工飼料で充分。丈夫で水質にも神経質ではないので、手軽に手が出せる魚だと思う。ただ、こうした小型魚は、ある程度の数を入れないと見栄えがしないのも事実。ウチでは60cmレギュラー水槽に50匹程度を入れているが、これくらいでないと、どこにいるか分からなくて、存在感が気薄になってしまう。逆に、これくらい入れると、群泳らしくなり、存在感が増す。その後は一年に一度くらい、10匹程度を追加していくと、長い間ラスボラ水槽を楽しめる。
ネオンテトラは人気でポピュラーだが、個人的には水草に合うのはこちらだと思っている。


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賞品 [カメラ]


一昨日、届きました、賞品。
第41回キヤノンフォトコンテストのスポーツ/モータースポーツ部門で、入賞の内定をいただいていたのですが、その副賞のキヤノンプリンター PIXUS MP970(募集当時の賞品はMP960と表示されていましたが、やっぱり同型の新型、MP970が来ました)、と賞状、入賞作品集の冊子、キヤノンフォトサークル12月号です。家族は、「なんだ、入選?」と無関心でしたが、物が来ると妙に喜ぶ、貧相な家族です。

12月5日には正式発表されていたのですが、副賞の商品のプリンターが複合機ということで、スキャナーが故障した我が家としては、待ち望んでいた品でした。これで年賀状が造れます。
賞状は、紙一枚ではなく、立派なファイルに入れられていました。3年前の2004年にも同様の部門で入賞したのですが、その時いただいたものとほぼ同じです。右側に賞状、左側に受賞写真が入れられています。

資料によると、今回の応募総数は14124点。その中で、スポーツ・モータースポーツ部門は990点ですから、他部門に比べれば広き門です(最多は自由部門の9181点)。スポーツを撮られている方々は比較的少ないかもしれませんが、スポーツ写真の部門が設けられているフォトコンは少ないので、ぜひ参加してみる価値はあると思います。
これでこのフォトコンでの入選が2回目という結果は、この3年間私はあまり進歩しなかったのかな、とちょっと反省。でも、昨年の全日本スポーツフォトコンテスト3位よりも、うれしい。今年はこれだけですが、それでも満足いく結果だと思っています。
他の入賞作品を見てみると、「ウワァ凄い!」という写真もあれば、「?」と思う作品もあります。このあたりが私の未熟な部分で、「?」と思う画の良さが分らない、まだ見る目が無いのでしょうね。スポーツ部門1位の作品は、誰でも撮れそうで、センスが無いと撮れない作品ですね。他部門は、5Dを使われている方が目につきました。でも比較的、機材に関してはバラエティに富み、機材で良い写真が撮れるとは限らない、という結果になっています。やっぱり、いろんな写真を見て、目を養い、創意工夫をして、自身のセンスを養うことが必要だと思った次第。私も、さらに上を目指して、来年も頑張ろう!という気になっています。
3年前はあまりの嬉しさに、思わずヨンニッパを買ってしまった私ですが、今回は懐具合がさびしくて、機材購入も・・・、無理かな。

以上、今回は自慢の記事になってしまい、気分を害された方もいるかもしれませんが、個人のブログですので、大目に見てやってください。こんなこと、もう無いかもしれませんから。


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1D3のAF不具合 私的考察4 [カメラ]

「1D3のAF不具合の私的考察」は前回で終わるはずだったのですが、反響が大きく(閲覧数が通常の倍)、コメントもいろいろいただきましたので、もう1回だけ書かせていただきます。

AI SERVOで動体を撮る、しかも連写で、というのは、カメラにとって難しいシチュエーションだと思う。一定方向の一定速度の動きなら、まだ予想がつくかもしれないが、動きが不規則で、その移動速度・方向もマチマチの場合は特にそうだろうし、刻一刻と変わる撮影状況を連射で撮るとなると、なおさらだと思う。カメラには未来を100%予想する機能は付いていないし、付いているのは直前の動きから直後の動きを予測する機能と、それをできる限り瞬時に対応する機械的なレスポンスだけなのでから。そして撮影者の撮影スタイルも様々、狙う被写体、撮影条件なども様々、そんな状況での動体撮影・連写撮影だから、全てうまく撮れるというのは、現時点の技術では無理だと思う。なので、今回のリコール修理を行ったからといって、以前より悪くなることは無いにしても、全てがうまくいくとは思っていないし、思うべきではないと思う。
1D2が発売された時も、様々な不満がネット上で語られたが、その後に発売された1D2Nではそういった話がぐっと少なくなったことを考えると、1D3Nが発売されたら同じようになるかもしれない。ただ、1D3のAF性能は、基本的には1D2を超えていると、私的には思っている。が、機敏で敏感なために、結果として画に表れてこない場合があるのではないか、という印象を持っている。結果に出せない高性能というのは、高性能ではない、と思うのだが、それでも今後向上する可能性が充分あるという点で、投資した金額を惜しいとは思っていない。今のところ私は。
開放F値がF2.8のレンズだと不具合が起きにくく、それより暗いレンズだと起きやすい、という前回までの書き込みは、不具合発生頻度がレンズの明るさに左右される、つまりはAFセンサーに届く光量に左右されるのでは、というものだが、これはあくまで私の推論でしかなく、当たっているかどうかも分からない。けど、明るいレンズばかりを使うのは不可能だし、それで自然治癒できるわけでもないので、やはり今回はメーカーにて修理するのが最善の方法だと思う。ただ、これとピントのズレとは別問題なので、分けて考えないといけない。
キヤノンの技術者でも内部の人間でもないので、詳細は定かではないのですが、これまで得た情報だと、キヤノンでは、ボディ・レンズ両方でピント調整でき、それは電気的なものだということ。ピントの調整とは、レンズやボディを分解して、ミクロ単位でレンズやミラーなどの部品を動かして調整する機械的なものではなく、そういった機械的な部分は、正常に作動しているかどうか検査するのみで、それが正常(基準値)であれば、実写によるテストを行い、電気的な調整(データ補正や補正データの入れ込み)で対処しているようだ。まず、ボディ側にキヤノン基準レンズを装着して実写し、ボディ側の調整を行い、その後持ち込まれたレンズを装着し、キヤノンで決められた光源の下、目標チャートと正対する形で実写して調整する、ということらしい。
これらの電気的な調整の一部を、ユーザーに開放したのがAFマイクロアジャストメント。これは、ピント調整の一部であって、メーカーでの調整は、AF関係のもっと広範囲な検査も含んでいるはず。そのため、この機能が搭載されたといっても、メーカーでの調整が無意味になったとは考えられず、異常を感じた場合は、メーカーでの調整も必要だと思う。もっとも、異常を感じないのに調整に出すのはモラル的に問題だと思うし、ボディに関しては、一度出せばよいと思うが。
なお、AFマイクロアジャストメントの調整は、前後20段階でできるが、1段階が何ミリに相当するかは、使用レンズ、被写体との距離などで変わってくるので、単純に何ミリ後ピンだから何段階動かせば良い、ということはできない。自分で何度も試写して調整してみるしかない。もう一つ、ピントの検査を自分でやってみる場合、某掲示板などでよくあるのだだ、メジャーなどを置いて斜め上方から撮って確かめる、という方法では、概して後ピンになる。それは、被写体を斜めに撮ることになるからで、メーカーでの調整のように、被写体となるものを置き、それに正対する形で撮影しないと正確な判断はできないと思う。もちろん、光源による影響もあるので、そのあたりも考慮しないといけないのは言うまでもないのだが、そういったことを考えないで試写して、ピントがズレている、とか、調整したのに治っていない、というのは、「?」と思う。
ちなみにこのマイクロアジャストメント、キチンとやろうと思うと、試写して調整、試写して調整、というのを繰り返さなければならない。しかも、きちんとしたピント調整の知識や状態でやらないと悪影響が出る、面倒で知識のいる機能だ。40Dなどでは搭載されない方がよいと思う。
結論として、不具合は不具合なのだから、速やかに修理に出すべきだ。自分ではできないのだから。しかし、それで全てうまくいくほど、現在のAFは完璧ではないと思う。やはり動体撮影は「腕」に左右される部分がある。

今回は、長々と書いてしまい、失礼しました。ちなみに私は、年内・年始めに撮影スケジュールが入っているので、年明けの空いた時期にこのクレーム修理に出そうと思っています。
(この記事は、公開後一部訂正したことをお詫びします)

上の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS       焦点距離 170mm
F5.6   SS 1/800   ISO 400    評価測光   露出補正 +1/3  AI SERVO AF  RAW


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1D3のAF不具合 私的考察3 [カメラ]


あいにく文系の頭なもので、技術的なことは分からないのだが、今回の不具合は、AF用ミラーが原因とのこと。部品が悪いのか、それとも調整が必要なのか(またはその両方か)分からないが、AFセンサーにきちんとシグナルが行かないことが原因であるとか。明るいレンズを使って、F2.8対応クロスセンサーでは、その不具合が顕著にならないが、それが使えないF5.6ラインセンサーだけでは顕著になるということだろうか。そのあたりのことは、メーカー内部でないと正確なところは分からない分野だから、ここで私のようなシロウトが推論を述べても仕方ないと思う。今回は正式にメーカーが回収・修理を表明したのだから、ユーザーとしてはそれに従うのが賢明だろう、と思う。
冷静に振り返ってみて、今回気になった、1D3+EF100-400で高校生サッカー撮影でピンが来なかった例も、数百枚撮影して数回あったにすぎない。連写中のピンズレもあったが、それもEF100-400のAFレスポンスの遅れ(これも1D2の時に経験済み)かもしれない。そういった、刻々と変化する動体撮影での、僅かと言える頻度の不具合は、再現性が難しく、したがってメーカーの対応も難しいのではなかったか、と思う。AF用ミラーとて、完全にダメならAF撮影などできないわけで、キヤノンの肩を持つわけではないが、こういったトラブルの対処に、責任を持った対応をするには、ある程度時間がかかってしまうのは(ユーザーとしては歯がゆい気持は重々分かるし、私も同じなのだが)、仕方ないことなのかもしれない。
上記のように、私の使用状況では、それほど不便を感じていないこともあり、また年内は撮影スケジュールも入っていることもあって、年明けに時間を見つけて修理に出そうと思っている。しかし、手持ちの多くのレンズとボディを共々メーカーに送って、しっかりピント調整をしてもらったことは、どうなるのだろう。もちろん、メーカー基準値以内で戻ってくるのは間違いないだろうが、元々基準値では満足できる結果を得られないから、購入後に調整に出したのであって、それが白紙になるようなら、そっちの方がイタイ。また仮に、そんなことが無かったとしても、不安を覚えながらの撮影はできないので、修理後にまたピントチェックを行わなければ、いつも通りに安心して撮影に没頭できない。面倒というか、時間的ロスが、やっぱりイタイなあ。

上の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS       焦点距離 400mm
F6.3   SS 1/640   ISO 200    評価測光   露出補正 +1/3  AI SERVO AF  RAW


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