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400mm その2 [カメラ]


さて、300mmを超えると次は400mm。センサーサイズの違いは別として、焦点距離400mmで撮れるレンズ(キヤノン用)を挙げてみると、現在発売中では以下のようなレンズだ。
 
  ・CANON EF100-400mm F4.5-5.6 L IS USM
  ・CANON EF400mm F5.6 L USM
  ・CANON EF400mm F2.8 L IS USM
  ・CANON EF400mm F4 DO IS USM
  ・SIGMA APO 80-400mm F4.5-5.6 EX DG OS
  ・SIGMA APO 135-400mm F4.5-5.6 DG
  ・SIGMA APO 170-500mm F5-6.3 DG
  ・SIGMA APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM
  ・SIGMA APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM
  ・TAMRON SP AF200-500mm F5-6.3 Di
  ・Tokina AT-X 80-400mm F4.5-5.6 D
 
こうして挙げてみると、意外と多いようであるが、注目はその価格と発売時期だ。
価格差がかなり大きい。定価でみて最安値は、SIGMA APO 135-400mmの78000円、最高値はCANON EF400mm F2.8の1140000円。15倍近い、100万円以上の価格差だ。購入する場合は、現実問題として予算に限りがあるから、モデル数が多くても価格の幅が広いと、おのずと選択肢は少なくなる。400mmが欲しいと思ってカタログを探しても、価格を考えるとあまり選べないのが現状だ。
発売開始時は、サードパーティ製レンズのデジタル対応コーティングの変更を除けば、最も新しいモデルは、TAMRON SP AF200-500mm F5-6.3 Di(2004年7月発売)。逆に最も古いモデルは、15年前の1993年5月発売のCANON EF400mm F5.6 L(公表されていない変更は無視して)。比較的ライフサイクルの長いモデルが多いことに気付く。フィルムからデジタルへ、記録フォーマットの大きな変化は、やはりそれ用にアレンジされたものが好ましい。現在の上記のレンズ、現在発売中のレンズで、デジタル対応を謳っていないレンズは無いが、中古レンズを考えている場合は、なるべく現行製品をお勧めしたいところ。順光での撮影では、さほど差が無くても、逆光での耐性に差が出る場合がある。先日、旧ヨンニッパで強い逆光でサッカー撮影を強いられたことがあったが、強烈なフレアーで、撮影を断念した。現行ヨンニッパでは、そんなフレアーが出ないか、といえば、そんなことはないだろうが、以前に旧サンニッパと現行ISサンニッパを撮り比べた時、点光源や逆光状態でパープルフリンジの出方に差があったことを考えると、このデジタル対応コーティングというのも、条件によっては効果があると思うからだ。


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