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液晶保護フィルム [巷の雑感]

保護フィルム.JPG

携帯電話を買い替えた。家族からの強い勧めもあって、今流行りの家族間無料通話のできるように、ナンバーそのままで携帯電話会社を変え、当然機種も新しくなった。
携帯電話を初めて買ったのは15年ほど前のこと。その間、急激な普及と低価格化、サービスの充実が図られて、今ではもう、小学生でさえ持っているのが当たり前の時代になった。電話が繋がれば良い、と思っていた私は、既に子供たちの使い勝手にはついて行っていないが、それでも通信速度が上がり、ホットスポットが殆ど無い地方では、携帯端末としての有用性は無視できない。というわけで、画面が大きく、文字の打ちやすいこの機種にした次第。
毎年買い替える人には必要ないかもしれないが、契約内容が変わって、2年ほどはこの機種を使い続けることを考えると、保護フィルムを張っておきたいところだ。日本人ほど几帳面でキレイ好きな国民は少ないらしい。もちろん、液晶表面の保護のためだけではない人もいるだろうが、現在では保護フィルムを張っている人の確率は、かなり高いのではないだろうか。私もいつの頃からか、携帯電話を買い替えるたびに張っているのだが、初期の頃の保護フィルムは貼りにくく、張り直しがきかないものが多かったように思える。私はこの機種用のものを見つけられなかったのだが、今は機種ごとにカットされたものが売られているし、張り直しも楽にできるようになった。これも進歩&便利になったものだ。
それにしても、以前に比べ液晶画面というもの、身近に多く見られるようになったものだ。昔は白黒、今はフルカラーが当たり前。高価といわれたのは昔の話で、量産効果と生産効率の進歩で、至る所で液晶画面が採用されている。その全てに、こうした保護フィルムを張っている人はいないだろうが、携帯電話やデジタルカメラ、ビデオカメラなどの液晶モニターには張っている確率が高い。身近で、よく使う・触るもので、ある程度高価で、ある程度長く使うもの、というのが共通点だろうか。
こちらはフィルムではなくガラスなのだが、保護という点では、カメラレンズのプロテクトフィルターも同様だろう。プロテクトフィルターの装着については賛否両論あるが、私の場合は様々な天候のもとでの屋外使用が多いので、ほとんどのレンズに付けている。これら保護のために付けるものは、傷ついては困るものに、汚れてもサッとふけるように装着するもので、保護のために付けるものを更に保護する必要はない。言わば、消耗品の類だと思う。消耗品なら、なるべく安価であるべきだし、取り換え・交換が簡単に、気軽にできる方が良いと思う。携帯電話の保護フィルムを長く使っていると、端の方からめくれてきたり、傷が目立つようになったりするが、それでも使い続けている人をたまに見かける。カメラレンズのプロテクトフィルターはもっと高価だが、更に高価なレンズを守るものだから、汚れたら躊躇なくゴシゴシ拭いても良いと思う。まあ、そうは言っても、昭和世代の物を大切に使うことを教えられた私なので、どうしても割り切れないところもあるのだが。
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