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父の日 [巷の雑感]

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今日は父の日。このブログを見ていただいている方々には、男性の方が多いのだろう。そして、父親の方も多いに違いない。
昔、私が独身だったとき、父親になる姿なんて想像もしなかったし、自分のことで精一杯だった。父親になるということは家族を持つということ。自分の好きなように羽ばたいていきたい若者には、それは重荷に感じることなのかもしれない。夫となり父となり、扶養家族が増えていくと、やっぱり一人の時より両肩に背をわされているものを感じる時がある。
反面、子を持つ親の悲喜は、その立場にならないと分からない、とも聞いていた。悲喜だから、良いことばかりとも言えまい。けど、50歳に手が届きそうになった3児の父として、最近はやっとそれも分かってきたような気もする。良いことばかりではないが、悪いことばかりでもない、と。
女性の社会進出が続き、男性の育児や家事への参加が叫ばれる今、父親の姿は昔とは変わってきているのだろう。社会が変わり、価値観が変わり、人の望む方向も多様化しているのだから、それも当然のことだろう。けど、母の日があって父の日がある。それがまとまって、親の日にならないように、父には父の存在意義があるのだと思うし、それを模索したり考えたり、悩んだり感じたり、それが父の悲喜なんだろう、とも思う。それがどうあるべきなのか、などと偉そうに論じるだけの知識も経験も、今の私には無い。ただ・・・
子供が子供でいる時間は、思ったよりも短い、と以前書いた。実は同様に、父親でいる時間も、思ったよりも短いのかもしれないと、父の日に感じた。
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車のお守 [日々の徒然]

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買ってしまいました、新しい「車のお守」。今回買ったのは、ユピテルのルームミラー型GPSレーダー探知機。まあ、警察の速度取締を探知する機械だから、買ったからと言って自慢できるような代物ではないが。
昔は車を買い替える度に、コイツも買い替えていた。最近は年のせいか、あまり速度を上げて走ることが少なく、それほど必須とは思っていなかったので、随分古いものをずっとぶら下げていた。もちろん、こういった製品のお世話にならないのが一番なのだが、保険やお守の感覚で、付けている人も多いのではないだろうか(私もその一人)。
最新の機種は、単なるレーダー波の受信のみならず、GPS機能による位置情報からいろんな警告をしてくれるらしい。そこにちょっと興味があったのだが、近所のディスカウント店で安売りをしていたものだから、つい手を出してしまった。ちなみに私は、ダッシュボードに置くタイプは邪魔に思えて、以前からルームミラー一体型がお気に入り。
前に付けていた10年前のものとは、さすがに違う。まず誤作動がかなり少ない。速度によって探知機能をカットしたり、感度を自動で変えてくれたり、誤作動した個所を記憶して、次に通った時には反応しないようにしたり、と。GPS機能が付いているおかげで、高速道路か一般道かも判断してくれて、それによって受信感度を変えたり、制限速度が切り替わったことを教えてくれたり、事故多発地点や駐禁取締重点地域など(道の駅までも)をアナウンスしてくれる。
しかし、おかげでちょっとウルサイ。実によくしゃべってくれる。一人の時はまあいいが、他人を乗せている時は、ちょっと気恥ずかしい。まあ、話題作りにはなるが。それと、機能豊富な分、設定も多岐にわたるので、使い始めはマニュアルを読まないと、何を言われているのか分からない。
カーナビゲーションが一般に普及し始めてからもう何年になるだろう。携帯電話と同様、当時は極めて高価で、高嶺の花だった。それが今や、GPSを使った位置情報はこんなに身近に、安価になった(これも携帯電話と同じ)。今後も便利になっていくのだろうが、私の車内もドンドン電子化されて、一人で乗っているのにドンドン賑やかになっていくような気もする。
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SAVE THE FUTURE [巷の雑感]

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私はあまりテレビを見ない方なのだが、先日何気なくテレビをつけてみると、NHKで「SAVE THE FUTURE」という番組を放送していた。
私が見たのは、その最終の歌のコーナーだったが、ちょうど女性歌手が大自然の中で歌っているところだった。細い川(四万十川の上流らしい)に掛った、欄干のない細い橋の上で歌っている。足元には大きな2つのモニター。そして傍らにはグランドピアノを演奏する男性。実に気持ちよく、自然の中で歌っている様は、その自然の素晴らしさを表しているのかもしれない。そして、その自然をそのまま未来に残すことの大切さを、この番組全体で訴えたかったのかもしれない。
ただ、私はどうも疑問に思えてしまった。この歌のシーンを撮るために、どれだけ多くの人や機材を、この自然のなかに運び込まなければならなかったろうか、と。グランドピアノを運び込まなくてはいけない理由があったのだろうか、と。たとえ数分のシーンとはいえ、それを撮るとなると、多くの人や機材が必要だし、それを運ぶ人も車も、その自然の中に分け入っていかなければならない。ましてや、グランドピアノまで、となると、数人で、小型貨物車で、というわけにはいくまい。
自然や環境を守ることを訴える番組を放送するために、自然のなかに踏み入っていく。もちろん、それなりに配慮もし、許可が必要なところは許可を取って、撮影したのだろうが、多数の人間や車・機材が自然の中に入り込むこと自体が、自然にとって良いこととは思えない。配慮するのは当然としても、自然を守るためには本来、必要以上に人が入り込まないことが一番だと思うのだが、どうだろう。ましてや、演出目的のグランドピアノなどは必要なかろう。
エンディングで、声高に司会者が環境への配慮、自然保護を訴えていたが、どうも私の耳には、薄っぺらな印象にしか聞こえなかった。
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少年サッカーの撮影 その45 [少年サッカーの撮影]

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梅雨が明けると真夏の厳しい日差しがやってくる。サッカー撮影を、冷房の利いた室内や、涼しい日陰から撮影できれば言うことはないのだが、そういうケースはまず比無だし、それを望んではいけない。選手と同じように、日差しを浴びて、汗まみれになっての撮影を覚悟すべきだし、努力なくして良い画は得られない。私もサッカーを撮るようになって、毎年夏は日焼けで真っ黒。皮膚の心配もしなければならない歳なのだが、女性の方は日焼け止めは必須だろう(最近は男性でも必須かな)。
私が子供の頃(何年前だ~)には熱中症などというのは、聞いたことが無かった。それぐらい現在は、確実に夏の気温は上がっている。炎天下の撮影では、まず帽子は欠かせない。私は光の反射率が高い白色の帽子を、毎年愛用しているのだが、ひと夏使うとドロドロになってしまうので、毎年シーズン前に買い替えている。それと、ヘアーバンド。スポーツショップなどで売っているタオル地のものを使っている。汗が滴り落ちる状況下では、汗が目に入るとイタイし、カメラやレンズに落ちても困る。髪の毛の為ではなく、その点でヘアーバンドは意外と有効に作用していてくれる。

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暑いからといってサンダル履きというわけにもいかず、靴は機動性を考えたランニングシューズだが、基本の服装は半そで・半ズボン。汗をかくのは当然だから、汗をかいても撮影に支障が出ないようにすることが肝要だと思う。もちろん、基本のタオルは手放せない。首に掛ける場合もあるし、腰に引っかける場合もある。とにかく、手で持たずに保持できるようにするのが良いと思う。そうそう、水分補給のために、スポーツドリンクのボトルを腰にぶら下げていることも多い。
というのが、私の真夏の撮影スタイルなのだが、これだと何だかスポーツ選手と大して変わらないような格好になってしまう。スポーツ撮りはスポーツだ、といわれるが、服装の点でもやっぱりそうかもしれない。

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2枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/1000 絞り F4.5 評価測光
露出補正 +1  ISO 100  AI SERVO AF  RAW
3枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/800 絞り F4.5 評価測光
露出補正 +1  ISO 100  AI SERVO AF  RAW
4枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/1250 絞り F4.5 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 100  AI SERVO AF  RAW

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少年サッカーの撮影 その44 [少年サッカーの撮影]

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雨天撮影用のグッズは、実はいろいろ販売されている。私の住んでいる地方都市では、なかなか実物を見ることができないのだが、大都市の大型カメラ店では、たまに見かけることもある。それでも、年間通してコンスタントに売れる商品でもないので、在庫を抱えている店は少ないのかもしれないが、今はネットでいろいろ探せる時代だから、自分の使用状況や使用機材、使用頻度に合わせて、探してみると良いと思う。
雨の日の撮影は、濡れないことも大切だが、転ばないこと、落とさないことは、もっと注意すべきことだ。普段行き慣れたサッカー場でも、濡れた芝は意外とスベル。私は何度か転んだことがある(芝なので幸い機材へのダメージは無かったが)。塗れたタイル張の床などで滑りそうになったことも、何度かある。普通に歩いているくらいなら、そんなことはないのだが、重い機材を持っての移動となると、思わぬところでバランスを崩してしまうことがあった。また、濡れた手でカメラやレンズを持っていると、普段通りに扱っているつもりでも、思わぬことで滑って落としそうになったことも何度かある。ストラップを首にかけていたので助かったが、機材だけでなく、自分の手を濡らさないことも大切だと実感した。前々回紹介したレインブラケットで傘を付けている時など、重心位置も違ってくるし、ほんの僅かな風でも影響を受けるので、よけいに気を付けなくてはいけない。

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それでも、水飛沫を上げてボールを奪い合う選手たち、雨水や汗を顔中に滴をしたたらせて競り合う選手たち、濡れて体にまとわりつくユニフォーム、ドロだらけのユニフォームで疾走する選手たち、普段ではなかなか撮れないシーンだと思うので、雨だからと言って撮影を諦めずに、トライしてみる価値はあると思う。

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1枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS
焦点距離 300mm 絞り優先AE シャッター速度 1/640 絞り F3.2 評価測光
露出補正 +1  ISO 250  AI SERVO AF  RAW
2枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 L Ⅱ
焦点距離 400mm 絞り優先AE シャッター速度 1/640 絞り F2.8 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 800  AI SERVO AF  JPEG
3枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 L Ⅱ
焦点距離 400mm シャッター速度優先AE シャッター速度 1/800 絞り F3.2 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 200  AI SERVO AF  RAW
4枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm 絞り優先AE シャッター速度 1/1000 絞り F5.0 評価測光
露出補正 +-0  ISO 640  AI SERVO AF  JPEG

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少年サッカーの撮影 その43 [少年サッカーの撮影]

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傘を使っても、雨を防げるのは一部のみ。傘がもう少し大きければ、と思うこともあるだろう。私は以前、ビーチパラソルを使ったことがある。手持ちでは無理なので、地面に台座を置いて立てるのだが、これなら機材全てを覆ってくれる。もちろん、移動しながらの撮影はできないし、場所も取るので、廻りの人に迷惑がかからないよう配慮しなければならないが、僅かな違いでも傘より広くて快適。それと、地面に独立して立っているので、傘を手に持ったりカメラに付けたりするより、レンズを振りやすい。ただ、ビーチパラソルは日差しを避けるのが主目的で、雨中だと雨が染み込んだりすることが多いので、あまり過信しない方がよい。上の写真は、布製の日除けなので、もちろん雨除けにはならないし、ビニール製でも安心はできない。
少年サッカーでは、保護者や選手のために、試合会場にテントを建てることも多いと思う。それならいっそ、雨天撮影専用のテントを建てる、というのもアリかもしれない。これならビーチパラソルよりも更に広い撮影スペースを確保できる。ただ、設営・撤去が面倒だし、設置場所の制限の問題もある。私も一度だけやったことがあるが、一人ではやっぱり難しいのと、雨が降り出すと他者がテント内に入り込んできて、撮影できるようなスペースが潰されてしまうことも。条件が揃わないとテントは無理だろう。

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女性の方が風呂場で使うシャワーキャップやスーパーのレジ袋なども、カメラバックに一つ常備しておいて損のないもの。カメラボディにスッポリ被せて、そのままでは無理でも、手で穴を開けて、そこからレンズの先を出す、という使い方だけでもずいぶん違う。また、タオル類も当然欲しい。望遠系レンズを使う人は、バスタオルの方が良いかもしれない。
雨天での撮影で一番大切なことは、まず機材トラブルを起こさないようにすることだろう。工夫して苦労して撮ったとしても、メディアがトラぶって撮影画像がダメになったり、後日機材を修理に出さなくてはならないような事態に陥れば、金銭的にも精神的にも痛手は避けられない。たとえ機材が濡れなくても、高湿度下での精密機械の使用であることは間違いない。防塵防滴仕様は保険のようなもので、防水ではないのだから、過信は禁物。第二に大切なことは、自分が撮影に集中できるようにすること。不快感や不安感を持ったままの撮影では、一瞬を切り撮るスポーツ撮影では、集中力を維持できないし、やっぱりよい結果に結び付かない。多少見栄えが悪くても、服装や装備などの点で、撮影中は撮影に集中できる体制(耐性)にすることが望ましいと思う。
それでも私は、雨天での撮影はキライではない。水飛沫を上げてボールを追う選手は、いつもと違った表情やシーンを見せてくれるから。

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2枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm シャッター速度優先AE シャッター速度 1/640 絞り F5.0 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 800  AI SERVO AF  JPEG
3枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 L Ⅱ
焦点距離 400mm シャッター速度優先AE シャッター速度 1/800 絞り F3.5 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 200  AI SERVO AF  RAW
4枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS
焦点距離 300mm 絞り優先AE シャッター速度 1/500 絞り F2.8 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 250  AI SERVO AF  RAW

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