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少年サッカーの撮影 その43 [少年サッカーの撮影]

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傘を使っても、雨を防げるのは一部のみ。傘がもう少し大きければ、と思うこともあるだろう。私は以前、ビーチパラソルを使ったことがある。手持ちでは無理なので、地面に台座を置いて立てるのだが、これなら機材全てを覆ってくれる。もちろん、移動しながらの撮影はできないし、場所も取るので、廻りの人に迷惑がかからないよう配慮しなければならないが、僅かな違いでも傘より広くて快適。それと、地面に独立して立っているので、傘を手に持ったりカメラに付けたりするより、レンズを振りやすい。ただ、ビーチパラソルは日差しを避けるのが主目的で、雨中だと雨が染み込んだりすることが多いので、あまり過信しない方がよい。上の写真は、布製の日除けなので、もちろん雨除けにはならないし、ビニール製でも安心はできない。
少年サッカーでは、保護者や選手のために、試合会場にテントを建てることも多いと思う。それならいっそ、雨天撮影専用のテントを建てる、というのもアリかもしれない。これならビーチパラソルよりも更に広い撮影スペースを確保できる。ただ、設営・撤去が面倒だし、設置場所の制限の問題もある。私も一度だけやったことがあるが、一人ではやっぱり難しいのと、雨が降り出すと他者がテント内に入り込んできて、撮影できるようなスペースが潰されてしまうことも。条件が揃わないとテントは無理だろう。

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女性の方が風呂場で使うシャワーキャップやスーパーのレジ袋なども、カメラバックに一つ常備しておいて損のないもの。カメラボディにスッポリ被せて、そのままでは無理でも、手で穴を開けて、そこからレンズの先を出す、という使い方だけでもずいぶん違う。また、タオル類も当然欲しい。望遠系レンズを使う人は、バスタオルの方が良いかもしれない。
雨天での撮影で一番大切なことは、まず機材トラブルを起こさないようにすることだろう。工夫して苦労して撮ったとしても、メディアがトラぶって撮影画像がダメになったり、後日機材を修理に出さなくてはならないような事態に陥れば、金銭的にも精神的にも痛手は避けられない。たとえ機材が濡れなくても、高湿度下での精密機械の使用であることは間違いない。防塵防滴仕様は保険のようなもので、防水ではないのだから、過信は禁物。第二に大切なことは、自分が撮影に集中できるようにすること。不快感や不安感を持ったままの撮影では、一瞬を切り撮るスポーツ撮影では、集中力を維持できないし、やっぱりよい結果に結び付かない。多少見栄えが悪くても、服装や装備などの点で、撮影中は撮影に集中できる体制(耐性)にすることが望ましいと思う。
それでも私は、雨天での撮影はキライではない。水飛沫を上げてボールを追う選手は、いつもと違った表情やシーンを見せてくれるから。

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2枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF300mm F2.8 L IS+EF1.4xEXTENDERⅡ
焦点距離 420mm シャッター速度優先AE シャッター速度 1/640 絞り F5.0 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 800  AI SERVO AF  JPEG
3枚目
CANON 1D MarkⅡ+EF400mm F2.8 L Ⅱ
焦点距離 400mm シャッター速度優先AE シャッター速度 1/800 絞り F3.5 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 200  AI SERVO AF  RAW
4枚目
CANON 1D MarkⅢ+EF300mm F2.8 L IS
焦点距離 300mm 絞り優先AE シャッター速度 1/500 絞り F2.8 評価測光
露出補正 +2/3  ISO 250  AI SERVO AF  RAW

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