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ボランティア・カメラマン その1 [カメラ]

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秋もすっかり深まり、スポーツの秋も終盤ですね。各年代の最終学年の選手にとっては、最後の大会がもう終わったところも、佳境に入っているところもあると思います。大会優勝を目指し、全国大会進出を目指し、期待に胸を膨らませて頑張っている少年サッカー選手とその保護者の方も、さぞや力が入っていることと思います。
少年サッカーでも練習試合とか地区予選クラスの試合だと、グランドレベルでかなり寄って撮影することは可能です。けど、上級大会、しかも決勝が近くなればなるほど、選手やピッチに近づけず、観客席やスタンドからの撮影になってしまう。そんなスタジアムや競技場で行われる試合ほど、ぜひとも撮りたい試合なのですが、近寄れない。もっと焦点距離のあるレンズを使えば、という意見も出るかもしれませんが、その為だけに機材をそろえるのは難しいし、以前書いたように、焦点距離が伸びる(画角が狭くなる)と動体撮影の難易度は加速的に増すので、それも無理っぽい。仕方なく、トリミング覚悟で撮ることが多いのではないでしょうか。新聞社や雑誌などのプロカメラマンがピッチサイドで撮っているのを見ると、「ああ、あんな風なポジションで撮れたら、絶対イイ画をものにできるのに」なんて思ったことはないですか? 私など、いつも思っていました。チーム専属カメラマンです、とか何とか言ってみたら入れてもらえるのかもしれないけど、大事な試合を控えたチームに要らぬ迷惑がかかるかもしれないし、大会関係者への気遣いを考えると、二の足を踏んでしまっていました。しかし、そういった心配無しに、あのようなポジションで、しかも自由に移動できるという、絶好の撮影チャンスが、最近巡ってきました。今回から少し、その話を書こうと思っています。

発端は今年5月。何気なく当県のサッカー協会ホームページを見ていると、「ボランティア募集」という項目に目が留まりました。県協会主催の大会やイベントなどで、準備・運営の手助けをするのが主目的なのですが、仕事内容に「写真撮影」という項目があったのが気になりました。そこで早速、メールにて問い合わせてみました。サッカーの経験も遊び程度だし、指導者の資格も無い、体力に自信があるわけでも、大会運営の経験も無いのだが、写真撮影でお手伝い、というのは可能でしょうか、と。まったく見ず知らずの者が「写真撮ります」では、どんな写真を撮るのか、なかなか分かっていただけないと思ったので、私自身が撮った写真(ネット上に公開しているアルバム)のアドレスを添えて聞いてみたところ、すぐに担当のYさん(県サッカー協会常務理事)から返事のメールが返ってきました。
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