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アルゲンティア [熱帯魚]

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メキシコに生息するシクリッドの一種で、シクラソマの女王と言われているらしいです(もちろん、オスもいます)。今私が一番懸命に育てている熱帯魚です。
10年ほど前にある店で、このアルゲンティアの成魚を見たときに、衝撃に近い感動を覚えたことを思い出します。私はこれまでも、何種ものシクリッドを飼ってきましたが、これほど優雅な色彩の魚は、他には見たことがありません。パールホワイトに輝く体表には、細かな黒点が入っていますが、これが邪魔にならずアクセントになっていますね。光の当たり方次第で、赤や青の色が混じった輝くウロコは、見ていてちょっと飽きない魚です。
綺麗で、きっと人気が出る魚だと思うのですが、欲しくていろいろ探しまわっても、なかなか見つけられなくて、一年ほど前に幼魚をやっと見つけました。その時は3匹購入して、せっせとエサをやってここまで来ました。途中、やっぱり気の荒いシクリッドですから、一匹は落してしまいましたが、現在ウチの水槽に2匹在住。成魚は全長30cmほどにはなると思うのですが、今のところウチのは20cmくらいです。
飼育は他のシクリッド同様、ケンカに注意すれば、特に難しいわけではありません。よく食べ、よく出す種ですので、ろ過には余裕を持って、水替えも頻繁にやった方が成長が早いですね。エサは人工飼料で充分。ただ、この種はちょっと神経質な面があって、拒食になったり、水が合わないと怯えてしまったりすることがありますので、できればディスカスのように、最初は複数飼育が良いかもしれません。ただ、いつまでもそのままだと、成長するにつれて大きさの差が出てきて、力の強弱がはっきり出て、次第に弱い個体から他界してしまうことが多いので、複数水槽を持っていないと、そのコントロールが難しいかもしれません。ウチでは、一匹は単独飼育(ケンカで綺麗な体表を傷つけたくなかった)、もう一匹は混泳(やっぱり単独よりもエサの食いが良くて、成長が早い)、と今のところ分けています。
しかし、こんな綺麗な魚が川にいるなんて、世界は広いですね。この体表の輝きのまま、もう少し大きく育ててみたいと思っています。
(上の写真は、今年4月に撮ったものです。最近の写真はPCトラブルで無くなってしまって・・・)
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