SSブログ

東京みやげ [日々の徒然]

ウチの愚息1号君は高校3年生で、いちおう受験生。本人は結構あせっているみたいですが、私の大学受験時代とは違って悲壮感がないところが、今風でしょうか。その息子が先週、東京へ行ってきました。
夏休みにはオープンキャンパスという、大学を自由に出入りできて施設などを見学できる、入学促進のイベントが各大学で催されています。私の頃にはもちろん無かったですが、やっぱり少子化の影響でしょうかね。東京志向の強い愚息1号君は、夏休み前に迷わず「東京に見に行く!」と言い出しましたが、「東京へ遊びに行く!」というのと半分以上同義であることは、家族全員の認識。まあ、既に娘が東京住いだし、そこに泊れば宿泊費もいらないし、男友達と二人で行くというし、そういうことも経験せねばならない年頃だし。そういえば私も、高校時代の夏休みに友達二人で旅行に行ったなあ~、などと思いだしたりして。
交通手段は、費用節約のために夜行バス。調べてみると結構いろんな会社が、時間も行き先も停車場所もバスの座席の種類も、様々な便を運行しているのですね。行きはとにかく価格重視で、東京駅朝6時着一人3000円。帰りはその後の日程を考え、ちょっぴりリッチな3700円。ネットで予約してコンビニで支払って準備万端。そんな強行日程で、体力的に大丈夫か~、という親心は全く無視して、ネットでいろんな情報を集めては、嬉々として地図を見て予定を立てる。やっぱりインターネットの有無は大きいですね。「お土産は買ってこなくていいから、写真を一杯撮ってきて。お台場に行ったら、ガンダムの写真を必ずな」とコンデジを持たせて夜9時に送り出しました。
さて、3泊4日の日程で朝8時に帰宅した愚息1号君、開口一番「疲れた~」。バスの中で寝るのは遠征で慣れているけど、途中の停留所で何度も起きるので熟睡は無理(当り前だ~)、朝6時に着いても何も店は開いてないので、公園のベンチで仮眠(大丈夫か~)、東京はやっぱり何処へ行っても人が多い(当然だろー)、電車などの乗り換えは迷わなかったけど、とにかくよく歩いた(東京人は足が丈夫なんだ!)、あまり安い店が見つからなかった(情報収集不足と物価の違いか?)、帰りのバスの乗り場を間違えて、危うく乗り遅れるところだった(よく帰ってこれたなあー)、etc
ところで、隠れガンダムファン(別に隠れてはいませんが)の私としては、お台場の実物大ガンダムが気になるところ。「アレは朝早くから凄い人だかりだった」らしいですが、ちゃんと約束通りに写真を撮ってきてくれました。それがコレ。
東京みやげ1-1.jpg

まあ、普通の写真ですね、コンデジでは仕方ないところもありますが。いろんな方がブログなどでこのガンダムの写真をアップしておられますが、細部まで詳細に作りこんでいて、単なるプラモデルの拡大版とは確実に一線を画す造り具合。これはマニアにはたまりませんね(お金もかかっているだろうな~)。ところで、撮ってきたコンデジの写真を見ていると、大学の写真が一枚もありません。「おまえ、本当に行ったんだろうなー」という言葉がつい口を出てしまいましたが、まあこれが今回の東京行きの意味を如実に表しているということでしょう。でもまあ、愚息2号にお土産として、スパイクを買ってきた兄心に免じて、ヨシとしましょう。
お土産といえば、「東京バナナ」も買ってきました。私の頃は、東京土産といえば「浅草雷おこし」か「草加せんべい」だったのですが、今はコレが最もポピュラーらしいですね。この東京バナナもいろんな種類があって、娘が東京住いになって初めて帰郷した時には、バームクーヘンタイプのものを買ってきましたが、今回はゴーフレットタイプ。シャリっとした外生地の中に、プレーン味とチョコレート味のクリームがサンドされていて、食べると甘さと共に、バナナのほのかな香りがします。
東京みやげ1-2.jpg

さて、朝8時に東京から家に戻った愚息1号君、さっさと支度を始めて、その1時間後にはサッカー部の滋賀遠征合宿(3泊4日)に行ってしまいました。あまり寝てないし、疲れているはずなのに大丈夫かな、という母親の心配をよそに、自称パワフルな高校生は、それでも夏休みを謳歌しているようでした(さすがに合宿から帰ってきたら、一日中寝てましたが)。
私の大学受験時代とは違って悲壮感がないところが、今風ですね(これでホントに大学生になれるんだろうか???)。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー