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CPU [パソコン]

前回は、デジタルカメラのメモリーカードについて書きましたが、今回はパソコン(デスクトップ)のCPUについてです。
会社では以前からパソコンを仕事に使っていたけど、自分専用のPCを初めて買ったのが1999年のこと。もう10年前になりました。Windows 99 second edition の入ったデスクトップで、CPUは確か、Pentium Ⅲの550MHzだったと思います。その後、3か月も経たないうちにモデルチェンジして、667MHzになってしまい、何だか悔しい思いをした記憶が有ります。あの頃のPCは年に4回もモデルチェンジして、その都度CPUのクロック数は、ウナギ登りに上がって行きましたね。
CPUのクロック競争は、最初は急激に上がっていき、ある程度のところで頭打ちになり、使い勝手や耐性の強化、消費電力や熱の対策へと向かったのはご存じのとおりです。現在のデジカメの画素数競争も同じような道を辿るのでしょうね。
PCの性能は、何もCPUだけで決まるわけでもないのですが、やっぱり性能を端的に表す要素の一つであることは間違いないと思います。ただ、単純なクロック数の比較だけではダメだ、というのは、今では広く認識されていると思いますし、この点でデジタルカメラの画素数の変遷も同じようなものかもしれません。
さて、今年年頭にPCを追加購入したことはご報告したとおり。BTOで注文し、CPUにはインテルのCore i7を選んだのですが、途中いろいろありましたが、現在は快調に動いてくれています。このCore i7、発表されてまもなく1年になろうとしていますが、未だにインテルの最上位クラスのCPUです。通常なら、これを上回るCPUが出てもおかしくはないと思うのですが、幸か不幸か(たぶん私には幸の方でしょう)、今までそんな話はあまり聞きませんでした。
先日、あるPC雑誌を見ていると、インテルのCPUについて、ロードマップみたいなものが出ていたのでご紹介しておきます。
CPU.jpg

これによると、現在のCore i7搭載PCを使っている方々は、まだそれほど悔しい思いをしなくてもよさそうですね。新i7は、現行のi7のトリプルチャンネルをデュアルチャンネルにして価格を下げたもの(性能的には、現行より若干落ちるか)、i5はハイパースレッディングを無効化したもの、らしいです。ちなみに、Core i9というのも出るそうで、6コアにハイパースレッディングで、12スレッドを同時実行可能という超ハイスペックみたいです(来年第2四半期登場とか)。
PCは今や家庭にすっかり根を張った家電製品化していまして、何も処理能力だけを追求するのが全てではないと思いますが、このブログに来られている方々は、年々増大化していく画像データを扱っている方が多いと思いますので、PCにその処理能力を求められているのではないでしょうか。写真やカメラがデジタル化され、撮った写真を必ずPCで処理・保管するとなると、レンズに投資、ボディに投資、そしてPCに投資と、これら3つはセットで考えなければいけないかもしれませんね。


と、書いていたら、インテルから本日発表になりました。Core i7-870(2.93GHz)、Core i7-860(2.8GHz)、Core i5-750(2.66GHz)、とのことです。もう既に、この新CPUを搭載したPCが、BTOショップなどを中心に発表されているようなので、興味のある方はググってみてください。
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