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おかえりなさい、鈴鹿F1 [日々の徒然]

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3年前の2006年、それまで20年にわたってF1日本グランプリを連続開催してきた鈴鹿サーキットから、来年以降は富士スピードウェイで行われると発表になった時、関係者だけでなく、地元商店街のおばちゃんまで、鈴鹿市民の落胆ぶりは大変大きかったです。そして、諦めずに何とか復活させよう、復活した時の準備をしておこう、という意気があちこちから出始め、HONDAの撤退というショッキングな出来事を踏まえても、隔年開催という形で実を結んだことはご存じのとおり。そして、富士がF1開催から降りたことで、これから暫くは毎年鈴鹿で行われそう、ということもご存じのことと思います。そのF1日本グランプリの決勝が、明日行われます。
「富士は地元に配慮して、迷惑をかけない様な運営をした。鈴鹿は地域密着のイベントとして、地元にも協力を要請し、地域が一緒になって盛り上げようとしている」という記事をどこかで見たことがありますが、そんな感じを私も持っています。「鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会」というものを立ち上げ、観客への不便の解消やもてなしイベントの開催、PR活動など様々な取り組みを行っています。そんなイベントの一つにF1と地元鈴鹿との交流というものもあって、「F1関係者と地元高校生との交流サッカー大会」というのがあります。今年は何と、我が愚息1号の高校が選ばれました。これは撮らずにはいられない、ということで、仕事を放り出して行ってきました。
その交流試合が行われるのは、鈴鹿サーキットに隣接する鈴鹿スポーツガーデン。そこでは同日、その周回路を利用してレッドブルレーシングのF1マシンが試走するというイベントもあって、それも見てやろうという魂胆で、早々と家を出ましたが、生憎の雨空で、交流試合の方はどうも怪しい感じ。F1マシンの試走は雨天決行らしいですが、平日の昼間で雨となると、そんなに見に来る人がいるのかなあ、と思っていたら、結構な人が集まっていました(それでも主催者は少ないと言ってましたが)。
本当は一般公道で走らせたかったらしいですが、警察から許可が下りず、いつもサッカーでお世話になっている鈴鹿スポーツガーデン内の片側1車線の周回路をコの字型に封鎖して、そこを往復する形で走らせるようです。私たち観客は、道路のすぐ脇の歩道から見るので、お目当てのF1マシンは目の前2~3mくらい先を疾走することになります。1D3に70-200を付けて撮影に臨んだのですが、ちょっと長かったかも。
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爆音とともに通り過ぎるF1マシンは、もちろんレーシングスピードであるはずはないですが、あの狭い道路で、しかも雨の中、しっかりスピンターンを決めてくれたりして、その迫力は嬉々として集まった方々に充分伝わったと思います。私的には、耳栓が必要だったなあ、と思いましたけど。
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で、その試走が終わってサッカーの試合までは時間があるので、車に戻って一休みしていると、雨が更に激しくなってきました。ほどなく私の携帯電話に息子から、試合中止を告げる電話が。ナイターのサッカー撮影用にフル装備、しかも雨天撮影用の用意までして来たのに、あえなく撤退ということに。う~ん、せっかくのチャンスをこんな形でかなえることができなかったとは、ウチの愚息も運が無いな~(私もかな、涙)
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