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寝ている間にやりましょう 後編 [パソコン]

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さてその後、現在稼働中の2台のHDD(両方とも1TB)にも同様に、エラーチェックやデフラグをやっていたら、これにも数時間かかってしまいました。ちなみに、マザーボード直結と、eSATA接続の外付けでは、やっぱり直結の方が早いです。USB接続だったら、もっと時間がかかるでしょうから、こうした内蔵HDDではなく市販パッケージの外付けHDDが、初期化した状態で販売されているのは、時間節約という点でメーカーの配慮なのかもしれませんね。
それも終わって、やっとデータの移動&コピーです。今回私は、HDDコピーの専用ソフト「コピーワークス11」を、このために購入してみました。この分野では定番商品らしく、インストールしてもCDからでも起動でき、Windows 7にも対応し、32bitだけでなく64bitにも対応した新型が出たというので、今後のことを考えて、持っていてもいいかな、と思い、2TBのHDDと一緒に購入した次第です。普通にキャッチ&ドラッグでコピーするのと、このソフトを使ってコピーするのとでは、実際にどう違うのか、詳細はよく分からないのですが、若干高速にできたような気がします。それでも、1.1TBのデータをコピーするとなると、4時間ほどかかってしまいました。
このソフトを買ったもう一つの理由は、OSやインストールしたアプリが入ったHDD(Cドライブ)を、そのまま丸ごとコピーできる点です。OSそのままコピーができるので、HDDトラブルによってOSが立ち上がらない、といった場合に備えて、バックアップ用の起動HDDを用意しておいて、交換するだけで済む、ということです。こうした予備があれば、HDDの交換&初期化&OSの再インストールといった作業が必要なく、PC購入後に入れたソフトを再度入れ直す手間も省ける、という訳です。昨年はHDDトラブルで、アドレス帳やメール、お気に入りHPなどを全て失ってしまった苦い経験(もっとも、ちゃんとバックアップデータをとっていなかった私が悪いのですが)、以前と同じ状態に戻すのにかかった手間と時間の浪費を経験したので、今後のことも考え、このソフトに出費しました。
余っていた500GBのHDDをフォーマット&エラーチェックして、Cドライブを丸ごとコピー。使用領域は50GBほどでしたから、これには大して時間もかかりませんでした。試しに、このコピーしたHDDに入れ替えてみると、無事起動できましたから、これでひとまず安心です。
と言うわけで、過去のデータのHDD2重保存も完成し、今年度用のデータを収納するスペースも確保できたので、新たにフォルダーなどを作って、今年仕様のPCの完成です。しかし、ここまで来るのに丸2日もかかってしまいました。やっぱりこんなことは、正月の暇な時間か、寝ている間の時間を利用しないといけませんね。

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寝ている間にやりましょう 前編 [パソコン]

毎年のことですが、年が変わってまずやらなければならないことと言えば、パソコンを新年仕様にすることです。

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私の場合、もはやパソコン(PC)は必需品で、仕事にも趣味にも使っているので、毎日PCの前に座っている時間も長く、従って使えば使うほどデータも次第に溜まっていきます。以前は小まめに、CD-RやDVD-Rに焼いて整理していたのですが、一昨年あたりから写真をRAWで撮ることが多くなり、データ量が飛躍的に増えてしまったことで、この方法も無理が出てきました。幸いこの時期ぐらいから、ハードディスク(HDD)の値段が急速に安くなり、大容量化してくれたおかげで助かっていますが、HDDは回転部品。必ず壊れる時期が来ますので、一度保存すれば10年以上大丈夫、と安心してはいられません。しかし、HDD以外に保存するメディアは(ブルーレイディスクがもっと安価で大容量になってくれるまでは)他に無し。故に、HDDの2重保存というのが、現在私の取っている、データ保存方法です。
一年前に導入したメインPCは、デスクトップだけあって3.5インチ内蔵HDDが3台まで収納でき、外付け(センチュリーの裸族のマンション)にも4台のHDDが入れられます。今はもちろん、全てを使っている訳ではないのですが、手持ちのHDDも既にある程度埋まって来ているので、新年度用に1台新調することにしました。1TBのHDDを探しに、近所のPCショップに昨年末に行ってみると、あいにく品切れ。しかし、「特価」と書かれた2TBのHDD(HITACHI製 7200rpm)が店頭に積まれているではありませんか。大は小を兼ねるということで、14000円ほどで買ってきてしまいました。
年が変わり仕事始めの前に、まずはHDD内を整理して、今年仕様にする作業を始めました。現在HDD内にある総データは1.1TBほど。それらを全て新設の2TBのHDDに収納し、現在使っている1TBのHDD2台にも同様のデータを入れ(800MBと300MB)、総データの2重保存が完成。空いているスペースに今年度のデータを、同様に2重保存していくと、今年末にはこれら3台のHDDが一杯になる、という計画です。RAIDを組んで、もっと効率よく2重保存をする方法もあるのですが、まあ今回はこれでやってみます。
まずは、新設の2TBのHDDの初期化です。外付けに入れてアクセスするのが簡単ですが、eSATA接続とはいえ時間がかかりそうなので、マザーボードに直結してやってみました。しかしこれが、さすが2TBもあると時間がかかる。いつ終わるのかなあ~、なんて待っていると、約4時間もかかってしまいました。その後、以後に安心して使うために、エラーチェックもやったのですが、もう終わるだろ~、なんて考えながら見ていると、これにも約3時間ちかく。これだけで一日使ってしまいました。これはやっぱり、寝ている間にやるべき作業ですね。

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正月らしさ [巷の雑感]

もう正月気分もすっかり抜けたというのに申し訳ないのだが、最後に一話題だけ。
 
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昨年はデフレに苦しんだ一年だったという。モノの値段がドンドン安くなり、それでも売れない。失業率が上がり、一昨年末に話題になった非正規雇用者だけでなく、正規雇用者の従業環境も厳しくなった年だった。そんな暗さのせいだろうか、年末のクリスマス商戦や年始の初売り商戦が、いつもより華やいで見えた印象がある。それでも結果は、あまり芳しくないようだが。
年末年始のこうしたイベントでは、どうしても出費が多くなる。国民皆中流意識の日本では、所得が減ったからクリスマスプレゼントは無しにする、とか、生活が苦しくなったからお年玉は無しにする、といった話はあまり聞かない。初詣の賽銭が少なくなったというから、節約はするのだろうが、一年を締めくくり、新年に夢を馳せるために、固くなった財布の紐をこの時期は少し開ける。そしてそれを期待して、多くの店や会社が広告を捲き、集客を狙う。
先日、同年代の方と話していると、何気に正月の話題になった。そして我々の口から出たのは、「最近は正月らしさが無くなった」という言葉であった。私が子供の頃(ということは、随分前の話だが)、正月は付近のお店などは皆休みで、初詣で賑わう神社周辺を除けば、道路も閑散としていて、澄んだ冷たい空気のせいか、どこか凛とした雰囲気が流れていたように記憶している。年末は、あんなに賑わっていた商店街やデパート・スーパーなどは、皆シャッターを下ろして静寂の一因になっていたりする。そんな中で子供の私は、どうしても家の中にいる時間が長く、それは家族と過ごす時間が長くなることを意味し、時に初詣に出かけたり、親戚の家に行ったりはしても、基本的には、おせち料理を食べながら年賀状を見たり書いたり、もらったお年玉の使い道を考えたり(店が開いていないので、直ぐには使えなかった)、コタツを囲んで家族でテレビを見て過ごす、というのが正月だと思っていた。
それから随分時を経て、今では元旦から営業している店は珍しくなくなった。おせち料理は、保存のきく造り置きの料理で、正月には生鮮食料品がなかなか手に入りにくかったことも普及要因の一つだと思うのだが、今では元旦から普段通りの食材が苦も無く買える。1月4日とか5日に行われる初売りを目指して、いろいろ策を練ったこともあったが、元旦の朝から福袋を求めて店の前に並ぶのが、現在である。
元旦の朝に配られる新聞には、多くの広告チラシが入っている。それは例年のことなのだが、それらを眺めていると、元旦から営業の店は半分ぐらいだろうか。2日から営業となると、もうほとんどの店がそうである。デフレの今、財布の紐が少しでも緩みそうなら、休んでなどいられない、ということだろう。しかし、そうして賑わう正月の街には、買い物客だけではない。そこで働く人たちが必ずいる。
以前、業界最大手のヤマダデンキが、元旦営業をやめたことを、このブログで書いたことがある(2008年4月19日)。その後、デフレと不況が進行した日本では、その目的や志に業界は追従せず、元旦でさえ一大商戦の場だ。雇用環境が悪化した今年、それに異を唱える従業員の声は、随分と聞こえなくなった。職があるだけマシ、という状況では、自らの職を確保するために、勤める会社や店の存続のために、元旦から出社する人は何も言えない。
しかし考えてみると、元旦というのは、世界規模で祝日という貴重な日なのだ。日本には祝日もお盆休みもあるが、それはほとんどが日本固有のものだ。外国にも祝日やホリデーはあるが同様。でも、旧暦を使っている一部の国を除いては、多くの国で元旦は祝日で休み。全世界的に見て、最も人が働かない休日が、この元旦だと言えるのではないだろうか。もし世界共通の祝日を造るとすれば、真っ先に候補に挙がるのが、この元旦であろう。
いっそのこと、元旦は世界規模で「働かない日」にしてしまったらどうだろう。そうなると、交通や経済の面で不便のしわ寄せが来るかもしれない。でも一年に一日くらいは、そういった日もあっても良いのでは、と私などは思ってしまう。民主主義の多数決の原理なら、可決しそうだが、資本経済の原則からは、有り得ないことだろうか。ただ私は、そうでもしないと、昔私が抱いていた「正月らしさ」は戻ってこないような気がする。

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今年の初詣 [日々の徒然]

既に仕事始めも過ぎ、正月気分はすっかり無くなった方も多いと思いますが、いちおう初詣に行ったので、ご報告だけいたします。

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行ったのは、毎年おなじみの京都の伏見稲荷大社。ちょうど一年前にもご報告したとおり、私は子供の頃から行っていますので、もう何十回目かになりますね。子供たちの年末年始の行事が必ずあるので、家族が揃って行ける最初の日が初詣の日になるのが例年でしたが(それでも昨年は長女が行けなかった)、今年は年始のサッカースケジュールも無かったので、家族5人全員で1月4日に行ってきました。
毎年車で行くのですが、駐車場に困ることも多かったので、朝6時半に自宅を出発。8時前には到着しました。ホント、新名神とETC割引の恩恵を被っています。もちろん、赤い鳥居が続く裏山にも石段を登ってきましたが、この年始の体力測定の場では、息を切らせながらも一気に上がれたので、まあ昨年同様の体力、ということにしておきましょう。降りてきて、おみくじを引くのですが、昨年は確か100円だったのが200円になってました。このデフレの市況では珍しい?!
その後、愚息1号が昨年受験祈願した北野天満宮(言わずと知れた学問の神様)にお礼参りをしたいというので寄って午前11時。さてこれからどうしよう、ということになるのは、我が家のいつものとおり。私が「雪が見たい」と言い張ったの、そこから日本海側に行ってみることに(無理やり)なりました。昨年はこの初詣の時期も暖かく、北上しても雪が見れそうにないことから、京都市内散策で済ませてしまいました。昨冬は結局、ウチの地方では一度も雪を見なかったのですが、今年は大晦日からの寒波でその可能性がありそう。雪の多い地方にお住まいの方は、不思議に思うかもしれませんが、冬にはやっぱり一度は、一面の銀世界が見たい、というのが私です。
ところが、京都から舞鶴まで出ても雪は無し。その後、日本海側を北上するも、期待した雪景色は皆無です。標高の高いところでは、二、三日前に降った雪が凍ったようなザラメ状の雪が見られましたが、海岸線沿いではそれすらありません。期待した、厳しい寒さの日本海、というのは見れそうもないので予定変更。ちょうど天気も良かったので(予報では曇りのち雨か雪)、「日本海に沈む夕日見たい」ということに、私が勝手に変更しちゃいました。越前海岸付近を北に走りながら、適当な場所を見つけて撮ったのが下の写真です。あいにく、水平線沿いには雲があって、完全な日没は撮れませんでしたが、まあヨシ、としましょう(寒いし)。

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その後、福井市内で夕食を食べて、午後10時過ぎには自宅に帰ってきました。こんな風に今年も初詣を済ませられた我が家ですが、これもこの年末年始にいつもの愚息たちのサッカーの予定が入っていなかったから。来年はこうもいかないでしょう。そして、家族5人全員でこうして初詣に行けるのは、いつまでだろう、と思ってしまいました。この伏見稲荷大社への初詣、私が子供の頃は家族5人(私は3人兄弟)で行ってましたが、その後結婚して2人になり、子供が増えて5人になり、そしてまた徐々に少なくなって、2人になっていくのでしょうか。一年の家内安全を祈ってきた今年の初詣でしたが、来年もこうして5人全員で来れることを、一番に祈願した私でした。

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川の流れに [巷の雑感]

新年おめでとうございます。今年もこのブログをご覧の皆さまに、幸多き年となることを、心からお祈り申し上げます。
さて、昨年の最初の記事では、「何でもないようなこと、当り前のことが当り前のように流れていくことの幸せ」について書きました。2010年の最初のこの記事で、私は今年を「高くを夢見ない、多くを望まない一年」にしたいと考えています。
新年は、これから広がる未来に向かって希望を持ち、夢を語る時期なのに、何と逆行したことか、と思われる方が多いと思います。初詣に行って手を合わせ、今年こそは、今年も、と幸運を願ったこと、私も毎年繰り返してきました。そしてそれが、多大な努力の結果で得られることを、自分の意志とは関係なく得られたり得られなかったすることを、どんなに力を尽くしても得られないこともあるということを、繰り返してきました。
時の経過や人生を、川の流れにたとえることもあります。流れに逆らってでも踏ん張らねばならないことも、岩にしがみついて一時の濁流に耐えねばならないことも、自らの意図する処へ留まるためには常に漕ぎ続けなくてはならないことも、自分の人生の折り返し地点を過ぎてしまった私には、何となく分かるような気がしてきました。しかしそれでも川は、低き所から高みに向かって流れることはありません。
どんな願いも希望も、努力すれば必ず叶う、と言いきれない私が、今ここにいます。例えば、自らの夢に向かって懸命に努力した結果、それが得られたとします。それでもふと振り返れば、その努力をすることで失ったもの、得られるはずが得られなかったものは、はたして無かったでしょうか。夢のために猛進してきた自分では納得できても、周りの人々に犠牲や協力を強いたことは無かったでしょうか。逆に、懸命に努力しても、それがかなわなかった時、振り返って見て、どうでしょうか。
自らの夢に向かって努力することを否定しているのではありません。何もしなければ何も進まない。いや進まないどころか、いつの間にか流されて、あらぬ淀みの中にはまっているかもしれません。しかし、私の手は左右に一つづつしかありません。長くもない足は二本しか持っていません。持てる量も、走れる速さも、どんなに望んでも限りがあります。何かを捨てなければ、新たに何かを持てないかもしれない。走る速度を落とさなければ、遠くまで行けないかもしれない。持つな、走るな、と言っている訳ではありません。ただ、夢を追う、目標に挑むということの賛辞ばかりに耳を傾けず、足元をおろそかにする危険性についても目を向ける、そんな一年を生きてみたいと思っています。あまりに現実過ぎる話で、この時期に語るには相応しくないと自認しているのですが、時にそういった時期があっても良いと思い、あえて書かせていただきました。
小学生の子らに、将来の夢は?と聞くと、「日本代表になってワールドカップに出ること」と皆言います。同じ質問を高校生にすると、そんな答えはまったく返ってきません。その高校生の倍以上の年月を生きてきた私は、世間からは大人として見られています。夢を抱き、夢を語るのは、どんな年代であっても、悪いことではなく、素晴らしいことだと思っています。ただ、自らを知り、周りを見て、背負った責任を感じながら夢見るのが、大人の夢だと思うのです。年頭に当たって今年は、多くを望まず、しっかり見聞きしながら、生きてみようかと思っています。川の流れのように、時にゆったりと、じっくりと。
 
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あけましておめでとうございます [日々の徒然]

皆さまのご健康とご多幸を、心からお祈り申し上げます。
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