買ってしまいました、新しい「車のお守」。今回買ったのは、ユピテルのルームミラー型GPSレーダー探知機。まあ、警察の速度取締を探知する機械だから、買ったからと言って自慢できるような代物ではないが。
昔は車を買い替える度に、コイツも買い替えていた。最近は年のせいか、あまり速度を上げて走ることが少なく、それほど必須とは思っていなかったので、随分古いものをずっとぶら下げていた。もちろん、こういった製品のお世話にならないのが一番なのだが、保険やお守の感覚で、付けている人も多いのではないだろうか(私もその一人)。
最新の機種は、単なるレーダー波の受信のみならず、GPS機能による位置情報からいろんな警告をしてくれるらしい。そこにちょっと興味があったのだが、近所のディスカウント店で安売りをしていたものだから、つい手を出してしまった。ちなみに私は、ダッシュボードに置くタイプは邪魔に思えて、以前からルームミラー一体型がお気に入り。
前に付けていた10年前のものとは、さすがに違う。まず誤作動がかなり少ない。速度によって探知機能をカットしたり、感度を自動で変えてくれたり、誤作動した個所を記憶して、次に通った時には反応しないようにしたり、と。GPS機能が付いているおかげで、高速道路か一般道かも判断してくれて、それによって受信感度を変えたり、制限速度が切り替わったことを教えてくれたり、事故多発地点や駐禁取締重点地域など(道の駅までも)をアナウンスしてくれる。
しかし、おかげでちょっとウルサイ。実によくしゃべってくれる。一人の時はまあいいが、他人を乗せている時は、ちょっと気恥ずかしい。まあ、話題作りにはなるが。それと、機能豊富な分、設定も多岐にわたるので、使い始めはマニュアルを読まないと、何を言われているのか分からない。
カーナビゲーションが一般に普及し始めてからもう何年になるだろう。携帯電話と同様、当時は極めて高価で、高嶺の花だった。それが今や、GPSを使った位置情報はこんなに身近に、安価になった(これも携帯電話と同じ)。今後も便利になっていくのだろうが、私の車内もドンドン電子化されて、一人で乗っているのにドンドン賑やかになっていくような気もする。