さて、その後はウソのように快調。まあ、PC関係の機器なんて、壊れるときは突然だし、原因不明で治ったりすることもあるし。ひょっとすると、電源コードを抜いて、完全に電源を切ったことが復旧の原因だったのかも、などと思っていました。
そうこうして一週間ほど経って、メーカーであるセンチュリーからメールが来ました。すっかり忘れていたのですが、お盆休みに問い合わせのメールを送った返事です。
「正確な所はチェックを行なってみないと確実な原因は不明なのですが、ハードウェア的な異常の可能性が考えられます。こちらにて商品のチェックをさせていただきますので、こちらに発送をお願い致します」
とのこと。再度、メールにて事情を説明して、ウソのように治ったので、せっかくの申し出ですが大丈夫です、と返信したところ、
「保証期間内であれば予想交換という形で製品自体を交換する事も可能となります。少なくともそちらで認識できないという異常がある以上、保証期間内の内にきちんと直しておいた方がよいかと思います。(販売店で動作したというあたりを考えますと、微妙な異常のようで難しい所なのですが)。できる限りお客様の不便にならないように対応させていただきたいと考えておりますのでご検討いただけますでしょうか」
という、親切な対応です。その言葉に甘えて、eSATAボードとHDDケース(裸族の雑居ビル)を、保証書を添えてメーカーに送ってみました。数日後に電話があり、
「こちらで確認いたしましたが、不具合無く正常に機能いたします。しかし、念のため、当社で正常動作確認済みの同製品と交換することができますが、いかがいたしましょうか?」
とのこと。せっかくの申し出なので、そうした「予想交換」をしていただくことにしました。その後、数日で手元に戻ってきましたが、新品かどうかは分かりませんが、それに近いものでした。もちろん、私のPCに繋いで、今も正常に働いていてくれます。
PC関係の機器や部品には相性問題や、ちょっとこと、原因不明のことでおかしくなることはあるのですが、今回のセンチュリーの対応については、私的には満足です。ただまあ、こういったトラブルが無いことが一番なのですが。