第30回全日本スポーツフォトコンテスト [カメラ]
またフォトコンテストの話題で恐縮なのですが、この時期だけに限ったことなのでお許しください。フォトコンテスト自体は年中どこかでやっているのですが、スポーツフォトに限って見ると、数はかなり少ないのが実情で、その一つにこの「全日本スポーツフォトコンテスト」があります。今年で第30回を迎えるようで、私も数年前から応募するようになりました。一昨年は第三位の賞をいただいたのですが、昨年は佳作。そして今年も佳作でした。
通年は年明けに表彰式があるのですが、今年は年末も押し迫った12月26日。今年の汚れは今年のうちに、という宣伝文句ではないですが、キヤノン名古屋サービスセンターにセンサークリーニングに行きがてら出席してきました。ココの表彰式は毎回、ホントに表彰式だけで、会場に作品が展示されないので、どのような作品が賞に輝いたのか、誰がどのような作品で受賞したか、まったく分かりません。淡々と賞状と賞品をもらう式で、簡単な挨拶と講評がありましたが、30分弱で終了。
来ている受賞者の方も、平日の昼間ということもあって、かなり年配の方がほとんど。昨年はこの会場でノリックさんとこぶ平さんにお会いでき、言葉を交わすことができました（ノリックさんもこぶ平さんも、スポーツ主体に撮られている方で、これらのフォトコンの常連の猛者の方々です）。今年はノリックさんは欠席のようで、式後にこぶ平さんとちょっと立ち話（ホントはお茶でもしながらじっくり話したかったのですが、こぶ平さんが仕事の途中ということと、付近にそれらしい店が見当たらなかったので失礼してしました）。
その時のも話したのですが、どうも私はこのフォトコンには相性が悪いような気がしています。その理由の第一は、４点送った写真のなかで、私が本命と思った作品ではないものが受賞したこと。それが昨年もそうで、２年続けてということになると、選者の方々と私の感覚（志向）がずれているような気がします。第二に、このコンテストはプリント応募ですが、最大サイズは四つ切までで、四つ切ワイドは不可です。四つ切では３対２の撮影写真を左右（または上下）にかなりカットしなければなりません。撮影時にそんな四つ切プリントのことを考えてフレーミングすることは私には出来そうもないですし、ギリギリまでフレーミングする指向の私には、ちょっと四つ切は違和感があるのも事実です。四つ切の縦横比が自然に身に付いている方なら別でしょうが、どうも私には無理みたいです。
とまあ、これは「言い訳」ですね。どんな条件でも、きっちり結果を残せるのが真に実力のある人でしょうから。でもやっぱり悔しい気持ちはアリアリ。一年前にも書きましたが、悔しいという気持ちは「おごり」に繋がることもあるけど、次への前進のバネにもなると思います。一年前と同じ事を書いているということは、この一年間の進歩は大したことがなかったということかもしれませんが、まだまだ先が長いゾ、ということを知らされたと思って、来年もがんばろうと思っています。
さて、今回の記事が今年最後になりそうなので、改めてみなさんにお礼申し上げます。何気なく始めたブログですが、こうして多くの方に見ていただき、そしてこれを通じて意見交換できるようになったこと、本当に嬉しく思っています。時に書くことが無く、ブログ更新に悩まされた時期もありましたが、何とか今年も乗り切れました。私的な事を言わせていただければ、写真撮影に関しては順調だった一年と言えるかもしれませんが、今年は私にとって激動の一年で、人生の大きな転換点、生活基盤が大きく崩れた年でした。生きていくのがやっと、という生活状況にもかかわらず、こうして趣味を楽しむことができたのは、開き直り（諦めともいう）とこのブログのおかげかもしれません。来年も厳しい年になると思いますが、できる限り、そして今まで通りマイペースで、このブログを続けていきたいと思っています。どうか、お時間が許せば、お付き合いいただければ幸いです。
最後に、皆さんの輝かしい新年をお祈りして、今年最後の記事を締めさせていただきます。
ありがとうございました。
おはようございます。
コンテストというのは当然の事ながら選者が存在する訳で、見る人それぞれで
本来は判断や評価が分かれる「写真」というものを、その選者一人の個人的な
趣向で振るいにかけられるという部分で微妙なものではありますね＾＾；
でも、ジュニアユースさんのサッカー写真は驚くほどに多くの方々が既に
認めている、それは間違いない事実だと思いますよ＾＾
さて、ジュニアユースさんにとって、今年がそれ程の激動の年になっていたとは
少々驚きです。記事と写真だけ拝見するブログでは、それを書いておられる方の
環境や境遇の変化、本当の奥底の感情などは読み取れないものなんですね。
今年がフルボトムで、来年はもっといい年になる様お祈りしています。
by kotodaddy (2008-12-30 10:24)
ジュニアユースさん こんばんは
昨年の記事を思い出しました
一言でスポーツといっても「感覚のズレ」は大きいのでしょうね
私も最近「感覚のズレ」をどう克服するか、考えていました
それもあって「今年の10枚」をいろんな方に参加して頂いています
私も来年は、コンテストにもチャレンジしてみようかと思います＾＾
厳しい状況の中だからこそ、写真を大切にしていきたいものです
来年また素晴らしいチャンスをモノに出来るように頑張っていきましょう
今年1年お世話になりました＾＾
by ぴんさん (2008-12-30 21:58)
こんばんわ。
重複しますが、先日はありがとうございました。
お気遣いいただいてすいません。
コンテストについては、こちらにかぎらず
どこのコンテストでも「予想外」の展開になっているので
傾向はあいかわらず、さっぱりわからないのですが
目標って意味では重要かなって思って励むことにしています。
来年も受賞(＋お茶(笑))を目標に頑張ります。
ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。
by こぶ平 (2008-12-31 02:52)
みなさん、コメントありがとうございます。
kotodaddyさん、こんにちは。
悲観的に考えることに慣れてしまって、もう数か月前にそんな考えは捨ててしまいました。本当に今年がフルボトムであればよいのですが、まあ何とかそれなりに今も生きてますから、大丈夫でしょう。来年もよろしくお願いします。
ぴんさん、こんにちは。
ぜひコンテストにチャレンジしてください。ぴんさんなら大丈夫、好成績が残せると思いますよ。
確かに厳しい日常だからこそ、趣味があって良かったと思っています。来年もよろしくお願いします。
こぶ平さん、こんにちは。
スポーツでも採点競技というのは、必ず採点者という人間の感覚が入りますから、なかなか難しい一面はあると思います。でも、励みにも目標にもなりますので、来年もがんばります。またお会いできることを楽しみに、来年もよろしくお願いします。
by ジュニアユース (2008-12-31 12:48)
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
実は表彰式、すっかり忘れておりました。
というより、まさか年内だったとは思ってもみなくて、翌日（２７日）の新聞を見て「えっ！」となりました。
と思ったのもつかの間、朝食を食べ終えたらすぐに空港へ、一昨日（６日）に帰国しました。
そういえば年明け表彰式の方、作品がＨＰで掲載されていますね。
忘れずにカレンダーに書き込みました。ゆっくりお茶しましょう。
by ノリック (2009-01-08 20:23)
ノリックさん、あけましておめでとうございます。そして、タイから、お帰りなさい。
てっきり旅行のせいで来れないのかと、Ｙさんと話していました。そのＹさんは、今月末の表彰式には仕事の関係で来れないといっていました。ノリックさんと会えることを楽しみにしていますので、忘れないでね。
by ジュニアユース (2009-01-10 18:16)