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マイ・レンズ その1 EF24-70mm F2.8 L [カメラ]


一般的に「標準ズーム」といわれるレンズである。24-70mmは、センサーサイズの小さいデジタル一眼で使うと、1D Mark2では31-91mm、APS-Cサイズのセンサーを持つデジタル一眼では、38-112mmとなり、標準というより少々望遠よりではある。まあ、どんな焦点距離が自分にとって「標準」かは、人それぞれなのだが、私はどちらかといえば望遠好みなので、このレンズはやはり私の標準ズームレンズである。
なので、持ち出す機会は多い。はっきり撮影目的や被写体が決まっている場合は、単焦点レンズを持っていくが、そうでない場合や予想外の事態に対処する場合もあるので、このレンズは、使う使わないに限らず、持ち出すことは多い。旅行などでレンズを1本しか持っていかない場合も、まずこのレンズを選ぶ。おかげでフードはスレが多くなってしまった。
以前は、EF28-70mm F2.8 L を使っていた。このレンズも大変気に入っていたが、デジタルで使うことを前提なら、現行のこのレンズの方がよいだろう。ちょうど程度の良い中古が、ヤフーオークションに出ていたので、手に入れた次第。大きく、重く、高価だが、それに見合う価値はあると思う。AFはリングUSMで早く、色のりはコッテリ系。解像度に関しては文句無し、明るさも、とりあえずF2.8であれば(デジタルではISOを簡単に上げられるので)、室内でも使えないことはない。単焦点レンズほどではないが、大口径のボケも楽しめるし、それを使った作品撮りもOKだ。
大きく重いことに不満を言う人もいるが、画質優先のLレンズなのだから、この点は仕方ない。文句を言うくらいなら、他の利便性を優先したレンズを選ぶべきだ。手ブレ補正機能(IS)が付いていないことに不満を言う人もいるが、それならばEF24-105mm F4 L ISをどうぞ、というのがメーカーの言い分だと思う。一段暗くなるが、それは致し方ない。F2.8のままでISを付けると、更に高価かつ重く大きくなることが予想できるから。
信頼に値するレンズである。キチンと撮れば、キチンとした画が得られる。ズームでありながら、使いこなし甲斐のあるレンズと思う。まあ、値段が値段だけに、撮る方も真剣になってしまうが。

下の作例
1D2+EF24-70mm F2.8 L  焦点距離 32mm
F10 SS 1/800   ISO 200 部分測光   露出補正 -2/3 ONE SHOT AF RAW C-PL


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