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熱帯魚キャッチャー [熱帯魚]

先月ちょっと出かけた時の話です。
家族で新装された大型ショッピングセンターへ行きました。家内たちはショッピングに熱心でしたが、私と末っ子はどうも手持無沙汰。と、その末っ子がゲームコーナーを見つけて、行こうとせがむので覗いてみました。かなり広いスペースを割いていて、最新機種がずらりと並ぶ様は圧巻。私もゲームは決してキライな方ではないので、興味シンシンで見て廻っていると、UFOキャッチャーがズラリと並ぶ一角に、これを見つけてしまいました。
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景品は、瓶に入った「アベニー・パッファー」。インドやスリランカ原産の純淡水のフグです。ショップで売っているのは2cm程度のものが多いですが、成長してもそれほど大きくはならず、愛嬌のある泳ぎ方で人気があります。汽水が必要だったり、性格が荒いものが多いフグの中では、比較的飼いやすい方ですが、それでもケンカはしますし、他魚との混泳には気をつけないといけません(歯があります)。そして今の時期なら大丈夫かもしれませんが、基本的には熱帯魚ですから、ろ過やヒーターはもちろん必要です。縁日の金魚のようにはいきません。他のUFOキャッチャーの景品が、ぬいぐるみや玩具、アクセサリーであるのに対して、これは生き物。それも見かけは可愛いが熱帯魚ということで、注目を集めていたみたいですが、どうでしょう。
確かに商売として考えれば、魅力的な景品にすることが売上向上に結び着くとは思います。けど、何だかこれはやりすぎのような気が、どうも私にはするのですが・・・。縁日の金魚すくいの金魚も同じようなものだ、と言われればそうかもしれませんけど。ちなみに、このアベニー・パッファーは一匹200~500円くらいですが、もちろん瓶だけで終生飼うことはできず、飼育設備はその数倍はします。私はこのゲームはヘタクソなのですが、もし上手くゲットできた方、大切に飼ってあげてください。
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ピーコック・シクリッド [熱帯魚]

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アフリカン・シクリッドの一種で、2年ほど前に購入しました。
アフリカの湖沼や河川に生息するアフリカン・シクリッドは、色彩が鮮やかで、古くから観賞用熱帯魚として親しまれてきました。ホントにこの色のまま、湖や川にいるの?と思えるほど、綺麗ですね。サンゴ礁にいる海水魚と間違える人もいますが、淡水魚です。
以前は、ヨーロッパ経由で日本に入ってきたので、ちょっと高価な魚でした。今では東南アジアで養殖されたものがほとんどですから、手を出しやすい値段になりましたね。エサは人工飼料で十分だし、アルカリ性の水質さえ保てれば、飼育は難しくはありません。ただ、よく食べよく出すので、ろ過能力には余裕が欲しいのと、PHの急降下に注意すること、あとはケンカや小競り合いは日常茶飯事ですから、その点を注意することぐらいでしょうか。それほど巨大にはならない(10~15cm)ので、一つの水槽内に複数飼育は可能。逆にある程度の匹数を入れないと、力関係のバランスが保てないので、弱い個体が集中攻撃を浴びて死に至ることも多いです。写真のウチの個体も、ヒレ先がボロボロになっていますが、小競り合いの結果。これを避けるには単独飼育するしかないのですが、群泳させる見栄えを知ってしまうと、どうしても数を入れたくなりますね。
アーリーに代表される、こうしたメタリックブルーに輝く魚は何種類もありますが、このピーコックは全身がブルーではなく、胸ヒレ以降の体表が赤褐色になるのが特徴。ただ、、その出方はいろいろで、個体差があります。また、養殖された個体は、純血種とは違った色合いを見せる場合も多いですから、パッと見て名前の判別が難しい場合もありますね。ちなみにこうした目立つ色彩を見せてくれるのはオスで、メスはもっと地味な色合いです。
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エサくれ~ [熱帯魚]

前回、アフリカンシクリッドの一種について書きました。飼いやすいとか、よく食べる、とか書きましたが、ウチのアフリカン水槽で私が近づくとこの状態です。
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池に近づき手をたたくと寄ってくるのは鯉ですが、まあそんな状態ですね。水槽の角からいつもエサをあげるので、そこに寄ってきてひしめきあって、エサが来るのを待っています。ここでエサを落とすと、バシャバシャと水飛沫を飛ばしパニック状態になりながら、必死でエサを口の中に詰め込みます。マウスブリーダーであるこれらの魚は、口腔内が大きいのか、とにかく目一杯口の中にエサを詰め込もうとしますね(口の中に入れたら他魚には取られませんから)。当然、体の大きな者、力の強い者がこの競争に勝ち、より多くのエサにありつき、更に大きくなるという具合です。これが自然界の弱肉強食の倫理でしょうか。飼育している方としては、全魚にまんべんなくエサを与えたいところですから、こっそり別の所からエサを入れて、弱いヤツにも行き届くようにするのですが、同じ水槽内で飼っている以上、成長の差が出てしまうのは、ある程度仕方ないのかもしれません。
飼育者としては、元気にエサをねだり、食べてくれる姿を見ることは、飼っているという実感、育てているという感覚を如実に感じるところです。逆に、エサをあげても食べなかったり、食べても見ていないところでコッソリ、というのでは、飼育する楽しみが半減したり、不安になったりしますよね。エサをやる給餌は、飼育者の楽しみであると同時に、飼育魚の状態確認の場でもあります。生死にかかわるようなエサの不分配がないかどうかは、最低限確認したいところですね。
しかしウチのこいつ等、ちょっと食べ過ぎて肥満体形のような気も。よく食べるからと言って、調子に乗ってエサを与えすぎると、肥満になって早死にしたり、濾過が追い付かなくなって飼育水の悪化を招いたり、PHの急降下を引き起こしたりしますから、程々が良いでしょうね(ウチは2日に1回しかエサをやらないのですが)。
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バイオレットブルー&ホワイトスノー [熱帯魚]

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今回は、比較的飼いやすいサイズのアフリカンシクリッドです。バイオレットブルー・シクリッドという名称で売られている場合が多いこの魚、「プセウドトロフェウス・ゼブラ」と思われます。しかし実際は、東南アジアなどで養殖された個体が多く、純血種かどうかは分かりません。意外と改良品種かも。
マラウィ湖産シクリッドなので、水質は弱アルカリ性で硬度が高い水を好むことは他のアフリカンシクリッドと同様。アーリーなどのメタリックな輝きはありませんが、落ち着いた淡いブルーの色彩はなかなか綺麗。加えて、よく動きまわる種なので、水槽内に数匹入れておくと結構にぎやかです。15~20cmクラスのアフリカンシクリッドよりは小さく、水槽内飼育では12cm位にしかならないところも、複数飼育に向きます。エサは人工飼料で充分。よく食べ、よく動き、よく出す種ですので、水槽や濾過もそれなりのものを用意できれば、丈夫で飼育しやすいといえます。マウスブリーダーで、シクリッドらしい気の強さと縄張り意識はありますので、岩組などして隠れ場所を作ってやると良いかも。
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これのアルビノ個体が、ホワイトスノー・シクリッドという流通名で販売されています。アルビノは稀に現れる色素が欠落した個体同士を交配して固定した種で、元々が白い色をした個体とは違います。アルビノはいろんな種類の魚にありますが、眼を見ると、黒眼が無いので分かりやすいですね。飼育に関しては、通常種と同様です。ただ慣れると食欲旺盛なので、肥満に注意、かな。
これらの魚は店で売られているのは5cmくらいですが、60cm水槽で飼えるのは最初のうちだけ。複数入れるのであれば、90cm水槽が必要かと思います。またそうすると、よく動き回るので賑やかで、色彩的にも派手すぎず、なかなか見映えのあるものができると思います。
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 [熱帯魚]

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飼っている熱帯魚を別の水槽に移す場合どうするか、といえば、普通なら、あらかじめ水温や水質を合わせておいて、網ですくって移す、というのが一般的だと思うのだが、この網にも実はいろんな種類があります。
まずは大きさ。水槽に比べてあまり大きいと、水槽内で引っ掛かったりして使いにくいし、かといって小さいと、動きのすばやい魚はなかなかすくえない。飼育魚の大きさによって、網の大きさも変えなければならないのは当然。魚に比べてあまり小さい網だと、すくった時に暴れて魚を床に落としてしまった、魚を傷つけてしまった、なんてことも。
網の目にもいろいろあって、魚を傷つけないような目が細かく軟らかいものから、粗いもの、網の中で暴れても破られないような丈夫なものまで、さまざま。プレコ類のように体表にトゲがあるものを軟らかい網ですくうと、ひっかかったり、穴を開けられたり。大型シクリッドなどは力があるので、丈夫な網でないと、すくった時に暴れて破られたりします。
網はなにも魚をすくうだけではなく、水槽内の不要な浮遊物をすくうのにも使ったりする。これらの点を考慮して、自分の飼育魚に合わせた手網をいろいろ用意しておくことを、魚のためにも飼育者のためにも、お勧めしたいところです。なお、熱帯魚店で店員さんがやっているのをみると、大小二つの手網で挟み込むように網で魚を追っていますよね。あれはなかなか効果的なので、自分の飼育魚に合わせて複数の手網を揃えておくと良いと思います。
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