SSブログ

何とか入ったけど・・・ [カメラ]

前々回ご紹介した、新キャリーバック「プロローラー2」ですが、容量充分と思っていたら、なかなか上手く収納するのが難しいことに気付きました。
何といっても、あの巨大なヨンニッパを入れると、残ったスペースを効率よく区切るのに四苦八苦。本日、数時間もかけて苦心した結果が下の写真。何とか入りましたが、まあ何とも不細工な入れ方。恥ずかしい。
付属の仕切りで済まそうとすると、どの仕切り板も長すぎたり短すぎたり。比較的大型機材の多い私は、小さな仕切りが沢山あっても無意味だし。それもこれも、この巨大なヨンニッパのせいです。ちなみにヨンニッパは、レンズカバーを外して収納することにしました。
まあ、バックの中なんて、人に見せるものでも無し、必要なものがちゃんと入ればそれで良いのですが、個人的にはどうも納得がいかない。もう少し悩んで、工夫して、納得のいく結論を出したい、と思っています。

入ったけど.jpg

nice!(0)  コメント(12) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

キャリーバック 後編 [カメラ]

先日、我が県サッカー協会から、今年の主催大会の主なスケジュールが知らされました。今年もなかなか盛りだくさんで、楽しみです。愚息1号が引退し、愚息2号も新入団の中学1年生となる今年は、サッカー撮影の機会は昨年よりグッと少なくなるだろうと思っていたのですが、このボランティアカメラマンとしての活動は、昨年以下になることは無さそうです。そうなると、やっぱりワンパッケージで出かけられるキャリーバックが欲しいなあ~、とネットで探してみると、見つけてしまいました。ロープロ(Lowepro)の「プロローラー2」です。

キャリーバック2-1.JPG

カメラバックとしてロープロは、機能や耐久性に優れ、有名なのですが、ちょっと高価でもあります。そのロープロから、キャスター付きのキャリーバックとしてプロローラーが有るのは知っていましたが、4種類(ミニ・1・2・3)ある中で「2」は定価65100円で、実売価格4万円代後半というものでした。深さもあるので、これならギリギリ入るかなあ、とも思ったのですが、その価格にちょっと躊躇していた次第。それが、28780円という価格で出ているではありませんか(もちろん新品)。思わず、ポチっとしてしまいました。
この価格の訳は、このプロローラー・シリーズは既に廃番商品だからです。昨年末に、新シリーズとして「プロローラーX」が発表されたので、在庫限りのセールだった訳です。ただ、私の欲する機能が大きく変わった様子もなく、ワンパッケージで重さをあまり気にせず引っ張っていけそうで、価格を含めた今の要望に合致したので、早速ネット注文して、代引きにて先日我が家にやってきました。
大きさは予想通り。私のサッカー撮影用機材が全て入る容量はあります。肝心の深さはヨンニッパが入るか。これが微妙です。ヨンニッパのレンズカバーをした状態では、僅か1cmほど淵から出てしまいます(下の写真で分かっていただけるでしょうか)

キャリーバック2-2.JPG

この状態でファスナーは何とか閉まるし、レンズカバーをしなければ入るのですが、まあちょっと他の方にはあまりお勧めできないですね。バックの蓋(天板)にはノートPCが入れられるスペースがあって、クッション性もあるので、大丈夫だと思うのですが。
他の機材の収納に関しては、その区切り方等をただ今検討中です。異様に大きなヨンニッパですから、効率よく空いたスペースを区切って入れるには、工夫しないといけないですね。現在、いろいろ仕切りを付けては外し、試行錯誤中です。

キャリーバック2-3.JPG

さて今回の購入は成功だったのか、失敗だったのか。今の段階では、使ってみないと何とも、という感じですが、またご報告できることがあれば、このブログで書こうと思っています。このキャリーバックの初陣は、もうちょっと先になりそうなので。

nice!(0)  コメント(7) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

キャリーバック 前編 [カメラ]

みなさんは、それぞれの機材や撮影スタイルに応じたバックをお使いのことと思います。以前にもこのブログで紹介したことがあるのですが、私はこれまでずっとアルミケースを使ってきました。今時この重いアルミケースを使っている人は少数派だと思いますが、私が一眼レフカメラに手を出した頃(もちろん銀塩)は、アルミケースは憧れだったことと、車での移動がほとんどで重さの負担が少なく、駐車場の車内を機材を置き場として活動するには適していたので、もう6年近くこのケースを使ってきました。

キャリーバック1.JPG

サンニッパまでは入るこのケースも、もう6年以上酷使しているので傷だらけ。ヨンニッパはさすがに入りませんので、キヤノン純正のレンズケース(これももう5年ほど使用)を追加して、ペアで使ってきました。これまでは駐車場からこれらの機材を全て持ち出すということはなく、車を機材基地として撮ってきたので、特に不便なくやってきました。転機が訪れたのは一昨年の県サッカー協会のカメラマンをするようになった頃。好きな時に好きなように撮るのと違い、依頼撮影というのはいろんな場面を想定して、どうしても使用機材が多くなりがち。大会丸ごと撮るとなると、試合シーンだけでなく入場の場面やベンチの様子、表彰式や観客席の応援団なども撮らなければなりません。試合後の集合写真も必要ですし、天候や撮影時間によっては暗いので、明るいレンズとフラッシュも必須。当然、それをカバーするために複数台体制。我が子のチームだけを撮っていた頃は、失敗しても自分が納得すればよいだけですが、依頼撮影ではそうもいかず、どうしても万全の態勢で出かけることになります。そうなると、今のアルミケース+ヨンニッパ用レンズケースだけでは入りきらない事も出てきました。
それに加え、この重い機材を抱えて駐車場からの移動に、ちょっと閉口していたこともあって、全ての機材を一つにまとめられ、総重量があるので、車輪が付いて引っ張っていけるキャリーバックがないかなあ、と物色し始めたのが昨年末。でもなかなか無いのです。だいたい、あの口径の大きなヨンニッパを入れるには、かなり深さのあるバックじゃないと入らないです。あってもかなり巨大なバックだと、いかに車移動といえども持てあますだろうし。やっぱりヨンニッパだけ別のレンズケースに分けないといけないかな、とも思ったのですが、それでは希望のワンパッケージにならないし、投資する効果が少ないかなあ、と。
そんなわけでこの数か月、いろいろ悩んでいたのですが・・・

nice!(0)  コメント(7) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

高画素化 [カメラ]

高画素化.jpg

私が初めてデジタル一眼レフカメラを手にしたのは、キヤノンから10Dが発売されて間もなくの頃だから、今から6年以上前のこと。やっと庶民の手の届く価格で発売された10Dは、しかしまだ銀塩ユーザーの方が多かったことから、歓迎されつつも、まだフィルムには画質面で到底追いついていない、という論評が多かった。フィルム一眼レフに比べれば、まだ数倍という価格ではあったにもかかわらず、それでもランニングコストの安さや、PC環境の拡大でデジタル画像の扱いが簡単に家庭でできる、ということで、その後デジタルカメラが普及していくのは、皆さんのご存じのとおり。だが、その頃の某巨大掲示板での書き込みでよく見かけたのは、「もっと画素数が欲しい」「600万画素の程度では、銀塩とはとても比べられない」「もっと高画素でないと、レンズの良さが発揮できない」「3000万画素程度で、やっとフィルムに肩を並べられるか」というものであった。フルサイズセンサーは理想だが、コストの関係で今後も、ごく一部の高級機にしか実現しないだろう、とも言われていた。
さて、それから年月を経た今、当時の要望が現実に叶いつつある。発売当初の10Dの価格(198000円)に少し追加投資することで、フルサイズセンサーで2000万画素を超えるカメラが手に入るようになった。APS-C機でも、1800万画素のカメラが、600万画素の10Dより遥かに安い価格で買える時代になったのである。で、ユーザーはさぞや喜んでいるかと言えば、どうもそうでもないようだ。「そんな高画素は要らない」「データが重くなりすぎて、扱いづらく、保存にコストがかかる」「パソコンに高い性能が要求されるので、カメラ以外にも予算が必要」「そんな高画素は、レンズにも高性能を要求し、普及型レンズでは恩恵が無い」、などという賛辞ではない声をよく聞く。そして、「もう少し低画素でイイ」と。ユーザーとはまあ、何とも身勝手なものだ、と私はメーカーの人間に代わって思いたくもなる。あの頃、高画素化を叫んでいた人たちは、いったいどこへ行ってしまったのだろうか。

画質というのは画素数だけで決まらない、というのは、6年前でも今でも、そして6年後でも変わっていないと思う。階調性能や高感度特性は、何も最近になって注目され始めたことではなく、銀塩の頃から画質を決める要素として認識されていた。それらは、高画素化に伴ってドンドン性能低下されてきたのだろうか。それならば、高画素化の弊害、画質を決める一要素に過ぎない画素数に対してのみに性能追求した結果だ、として非難されるだろろ。しかし私は、10Dと7Dを比べてみて、その点で7Dが劣るとは思っていない。
30万画素程度から普及し始めたカメラ付き携帯電話は、今では1000万画素を超える機種もある。センサーサイズやレンズの大きさに制限が厳しいので、それはちょっと行き過ぎか、と個人的には思うのだが、それは携帯電話のカメラ機能は、本格的に写真を撮ろうとするものではないと思うからだ。対してデジタル一眼レフカメラの場合、それを持ち出すということは間違い無く、写真を撮ろうとする意志がある場合に限られる。より良い写真を撮ろう、という意思無ければ、わざわざそんな重いものを持ち出さなくても、携帯電話で充分なのだから。
ユーザーの購入意欲に訴えるにあたって、分かりやすい数字を使うことは、今も昔も変わらない。一昔前の、パソコンのCPUのクロック競争もシカリ。この点で画素数というのは、極めて分かりやすい数値だ。しかし、高画素になるほど高画質、と考える風潮にアンチテーゼを述べるのは、これもまた正論。画質というのは画素数だけで決まらないのだから。でも、画素数が画質を決定する要因の一つであることには変わりないし、たとえ数年後でも、その要因から外れてしまう、ということも無いと思う。

「お客様は神様です」と言った人がいた。生産者からみれば、お金を払って買ってくれる我々ユーザーは、確かにお客様に違いないだろうが、本当に神様みたいに偉いのだろうか。どんなに欲しい機能、リーズナブルな価格、気に入ったデザインを希望したとしても、メーカーが造って製品として販売されない限り、我々は買うことも手にすることも使うこともできない。昔、理科の実験で造った日光写真でサッカーを撮るような、何でも自作品で済まさなければならないレベルでは、今はもうないのだ。かといって、ユーザーがメーカーに対して卑下すべきとも思っていない。メーカーもまた、ユーザーがあってこそ成り立っている法人だからだ。要は、お互い持ちつ持たれつの関係で、どちらが偉い、という訳ではないと思う。
昔は賛否を問わず、ある製品に対して意見を発しても、自分の周りにしかそれは届かなかったが、今ではインターネットの普及で、瞬時に全国へ広がる可能性がある。メーカーに直接届ける窓口も増えた。変わり続ける環境の中で、メーカーは生き残りをかけて、ユーザーに目を向け、その志向に対応しようとしている。我々ユーザーは、コレが得られれば次はアレ、と欲望や要求を多様化させ続けている。それは過去もそうだし、今も、そしてこれからも続くことだと思う。高画素化は、以前我々が望んだから、メーカーがそれを汲み、売れるだろうと製品化してきた結果だ。過去の要望が現在の姿だと思う。画素数はこの程度に留め、その他の要素向上に今後は力を入れて欲しい、という意見には大いに賛成。だが、こんな高画素は望んでいない、という過去の声に掌を返すような意見には、私はどうも馴染めない。

nice!(1)  コメント(8) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

サッカー撮り始め [カメラ]

一昨日の日曜日、県サッカー協会ボランティアカメラマンとしての仕事始めに行ってきました。第7回東海ガールズエイト(U-12)サッカー大会の撮影です。
愛機1D3を持ち出すのは今年コレが初めて。そして、年が変わって初のサッカー撮影です。この大会は、12歳以下の女子サッカーで、東海4県から12チームが参加。一日目にグループリーグ戦が行われ、二日目は順位決定トーナメント戦。女子小学生の8人制サッカーということで、ピッチサイズは68m×48m。小学生と中学生以上では、ピッチサイズが違う(ボールもゴールの大きさも違う)のはご存じの方も多いと思いますが、この8人制サッカーでは更に小さい。場所を取らないのと、通常の11人より少ない8人ということで、ボールに触る機会を増やし、この年代の育成目的のためにJFAが奨励しているのが8人制サッカーです。

ガールズエイト1.jpg

ちょっと見難いかもしれませんが、いつもの鈴鹿スポーツガーデンのメイングランドに2面作り、2試合同時進行です。ということは、同時に4チームがプレイすることになり、しかも15分ハーフということで、試合時間が短く、ドンドン出場チームが入れ替わっていきますので、なかなか慌ただしい撮影になります。もちろん、全員撮るのは無理。できるだけ偏らずに多くのチームの選手を撮りたいのですが、そうなると撮影場所を工夫しないと上手く撮れません。2面の間のスペースには入ってはダメと言われたので、光線状況を見ながら周囲を動き回る、ということになりました。
機材は、
1D Mark3+EF300mm F2.8 L IS+一脚
7D+EF70-200mm F2.8 L IS(手持ち)
こうした大会撮影で大事な「とりあえず押さえておく」という撮り方のために、7Dは近接撮影用&画素数が多いことからトリミング前提撮影用、に用意したのですが、結果はやっぱり1D3で撮った枚数の方が圧倒的に多かったです。両機を器用に持ち替えて撮影するのは、今の私にはちょっと経験不足かなあ。400mmはピッチサイズから考えて要らないだろうと思って外しました。
当日は快晴でしたが、とても寒く、次から次へと試合が行われていくので、暖を取る間もなく、でも動き回っているので寒さに震えるようなこともなく、でもやっぱり日頃の体力不足のせいで最後はヘトヘト、という状態でした。それでも、時に凄いシュートを打つ女の子もいたりして、なかなか楽しめる大会でした。
そんなわけで、今年もまたサッカー中心に撮っていこうと思います。相変わらずだとか、進歩が無い、という言葉は横に置いて、マイペースが今年のテーマですので、ボチボチと。

ガールズエイト2.jpg

nice!(1)  コメント(11) 
共通テーマ:趣味・カルチャー