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クリスマス・プレゼント [カメラ]

全日本スポーツフォトコン.jpg

今年も行ってきました、2009年全日本スポーツフォトコンテストの表彰式です。
スポーツフォトのコンテストは数が少ないのですが、これは今年で31回目になるそうです。私は数年前から応募していますが、今回で4年連続出席です。以前は年始に行われていましたが、昨年からこの年末の慌ただしいこの時期に行われるようになりました。師走の平日の昼間ということで、この表彰式に来ているのは、年配の方が多いですね。
昨年の記事でも書いたのですが、この表彰式はホントに表彰式だけで、受賞作品が展示されている訳ではないので、どの方がどのような作品を撮られたか、さっぱり分かりません。今年は更に、上位受賞作品の講評も無かったので、賞状と賞品の授与のみの式で、僅か20分ほどで終わってしまいました。あっさりしているというか、何というか・・・
この会場で、名古屋在住のスポーツ系カメラマンの「ノリックさん」と「こぶ平さん」(お二人とも、このブログにちょくちょく顔を出してくれる、凄腕の方です)とお会いできるのですが、昨年はノリックさんが欠席、今年はこぶ平さんが欠席でした。ノリックさんにお聞きしたら、今年で5年連続とか。こぶ平さんも多分同じくらいでしょうから、私たち3人はこのところずっと、ここで顔を合わせる権利を得ているという訳です。こう続いてしまうと、いつか途切れてしまうのではないか、という不安が持ち上がってきます。今回もそれほど自信のあった作品を送っている訳ではなかったので、今年はお二人に会えないかも、と半ば諦め半分でした。入選の知らせが来た時は、嬉しいより、ホッとしましたね。そのことを、授賞式の後にノリックさんに言ったら、「私も同じですよ」と言ってました。過去最高の撮影枚数を記録した今年は、何だか忙しくて、来年はもっとじっくり撮りたいなあ、と言ったら、「ジュニアユースさん、以前も同じようなことを言ってましたよ」とノリックさんに笑いながら言われてしまいました。まったく、進歩の無い私です。
このブログを見に来ていただいている方々にも、その分野で凄い写真を撮られている方も多く、私などより腕も知識も経験も豊富にお持ちの方がいらっしゃると思います。私も、フォトコンに受賞するのが最終目的ではないですが、応募すること・受賞することは、何かと撮影意欲を書きたてたり、励みになったりするので、できる範囲でこれまで続けてきました。ですが、来年は撮影機会が激減することが予想されますので、ちょっと一年間お休みしてもいいかな、とも考えています。中途半端なもので応募しても、落胆するのがオチですから。
と、来年の不作の言い訳を今のうちにしておきます(笑)。
と、いうわけで、これが私のクリスマスプレゼント、かな。

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久しぶりの入院・退院 後編 [カメラ]

何かと慌ただしくて、更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。前回の続きです。

本当は、手持ちレンズ全てを送るのが一番だとは分かっているのですが、梱包作業を考えるとちょっとメゲテしまって、使用頻度の少ないレンズに関しては見送りました。これらに対しては、マイクロアジャストメントで対処すればいいか、と。今回送った機材はコレです。

入退院3-1.jpg

箱2個に分けて、緩衝材にぎっしり包まれて戻ってきたことは、前回ご報告のとおり。一つ一つの包装を開けて確かめてみると、どれもキレイになっています。新品みたい、というのは言いすぎですが、屋外使用が圧倒的に多い私の機材は、手垢や埃にまみれることも多くて、この点ではキレイサッパリ、という感じ。特にクリーニングを頼んだわけでもないのですが、レンズ内のチリも無くなっているし、ファインダー内に見えていたゴミも無くなっています。
今回の要望は、文書にして添付し、機材に添えて送ったのですが(そうしないと、きちんと伝わらないこともあるので)、同封されてきた修理票には以下のように、私の要望通りの処置をしたことが書かれています。

・1D Mark3のミラーボックス内の余分な潤滑油の検査、及びセンサー清掃を致しました。
・ピント精度を検査したところ、製品規格内でしたが、最善となるようレンズと確認しながら、出来る限り
 調整させていただきました。
・7Dの露出精度を検査したところ、製品規格内でしたが、安全性を考慮し、再調整致しました。
・センサー部を清掃致しました。
・各部点検致しました。

いづれも検査したが、不具合ではなく、規格内であったが、再度調整して最適化した、とのこと。では実戦に投入してみて、どの程度変わったか、これが一番大事ですよね。現在のところ2回ほどサッカー撮影に持ち出しましたが、その結果を踏まえて、現時点の私の結論は◎です。
まず、EF300 F2.8 LISを1D3と7Dに装着して、小学生サッカーを撮ってみました。自宅に帰って撮影結果を見てみたのですが(私はカメラの液晶モニターでピントチェックすることをしないので)、同じレンズを使って、両機のピントのズレはほとんど感じません。どちらもジャスピンといってよい状態。ただ、こうして詳細に見ていくと、気付いた点もあります。画素数がかなり違う両機、やっぱり7Dのジャスピンの画は1D3に比べ精細感があります。その分、画像を次から次へと開けていくのは(特にRAWなので)、データの重さは感じますが。

入退院3-2.jpg

上の作例
7D+EF300mm F2.8 L IS  焦点距離   300mm  シャッター速度優先  任意1点指定領域拡大
F3.5   SS 1/1000   ISO 100   評価測光   露出補正 ±0   AI SERVO AFⅡ  RAW

それと、1D3と7DとのAF性能の差(ジャスピン率)も感じます。どういう所かというと、最初7Dで撮った画を見ていたのですが、ジャスピンの中にも、極僅かに後ピンのものが見られました。治ってないのかな、と思うと、僅かながら前ピンのものも発見できました。これは、前後左右に不規則に動く被写体に対する、追従の遅れ(AFレスポンスという言葉を私は使っています)だと思います。1D3で撮った画にもこれは見られますが、7Dに比べればかなり少ない。このあたりがやっぱり、AF性能の差を感じるところでしょうか。
こうした、僅かなピンズレの画が散見されるのをみて、「せっかく調整に出したのに、治っていない」と言う人がいますが、調整はあくまで調整であって、本来持っているAF性能が上がる訳ではありません。この点を勘違いしてサービスセンターにクレームを言うのはどうかと思いますね。
それにしても、今回こうして1D3と7Dを持ち比べて撮ってみると、やっぱり1D3のシャッターを切る感覚の気持ち良さをマジマジと感じます。これはなかなか言葉で言い表すのは難しいのですが、コレを知ってしまうと、人間の感覚というのはコレが当り前になってしまい、7Dにはどうも頼りなさを感じてしまうのでしょうね。なので、1Dユーザーにはやっぱり1Dを勧めたくなります。まあ、現在の実売価格で、2倍以上3倍近い価格差のある両機ですから、これは当然の結果で、7Dには1D3に無い良さも持ち合わせていることを考えると、両機の長所を融合したであろう1D4への期待が膨らむばかりです。
さて、その翌週には、県サッカー協会のお手伝いで、全日本女子サッカー選手権をEF400 F2.8 LIS+1D3で撮ったのですが、これも気持ち良く撮ることができ、撮影結果も上々でした。こうして考えてみると、やっぱり現時点では、動体撮影に最適な機種はやっぱり1D3だと思いますし、発売以来2年半が経過して、その間に何度かリコール修理を乗り越えてきたこの機種は、なかなか熟成されたカメラだと思えてなりません。もう少しコイツと付き合っていこうと思わせる、今回の入院結果でした。
なお、1D2の時にもお世話になった(当時は西日本修理センターと呼ばれてました)、大阪中之島サービスセンターは、いつも私の期待を裏切らない、イイ仕事をしてくれて、本当に感謝しています。この場を借りて(見てないでしょうが)お礼申し上げます。

入退院3-3.jpg

上の作例
1D3+EF400mm F2.8 L IS  焦点距離   400mm  シャッター速度優先
F3.2   SS 1/1000   ISO 500   評価測光   露出補正 +1/3   AI SERVO AF  RAW

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久しぶりの入院・退院 中編 [カメラ]

さて、キヤノンお客様相談窓口に電話したことは、前回ご報告のとおり。その電話での相談の際に、どこへ送ればよいのか、と聞いたところ、「一番最寄りのサービス拠点へ」との返事でした。私の場合、一番近いのは名古屋SSですが、以前そこに出しても、結局名古屋では対処できず、大阪に転送されることを知っていましたので、それなら直接大阪SSに送った方が、修理日数の短縮になるのでは、と言ったところ、その電話応対に出た女性の方は、「修理内容によってそうなる場合もそうでないこともあります」と言います。症状を説明したのですから、最も早く対処できるところを教えてください。ここからでは、東京でも名古屋でも大阪でも、宅配便で一日で到着しますから、と言うと、「大阪中之島SSに一度問い合わせてみてください」との返事でした。総合窓口が自社のSSのことを知らず、ユーザーに直接SSに聞け、というのは、まあ何とも頼りない相談窓口だ、と思いましたが、黙って電話を切りました。再度、大阪中之島SSに電話して、上記の内容を話すと、「ウチに送ってください」との返事をいただきましたので、大阪に直接送ることとなりました。
ピント調整に関しては、使用レンズも一緒に送った方が良いことは、皆さんもご存じのとおり。私も今回はそうするつもりでしたが、滅多に使わないレンズより、一番良く使うレンズを送って、きっちり調整してもらうことが大事ですよね。しかし私の場合、一番良く使うレンズはサンニッパ&ヨンニッパなので、いざ送るとなると、これがなかなか大変。以前のリコール修理の際は、宅配業者が箱や緩和材を持ってきてくれましたし、何よりボディだけでしたから、簡単でした。今回はこんなレンズを一緒に送るとなると、不安無いように梱包したいですし(やっぱり高価な精密機器ですから)、しっかりしたダンボールや緩和材やら必要ですしね。こうして機材一式(しかも大型レンズも含めて)を自分で梱包して送るのは、以前も経験ありますが、もう何年ぶりのことでしょうか。確か1D2を使っていた時以来かな。結局、半日近くの時間を費やしてしまいました。
通常、10~2週間くらいで戻ってくるのは分かっていたので、撮影日程を確認して余裕ができた先月末に一式を送りました。今回は土日や祝日が有ったわりには、意外に早く我が手に戻ってきました。

入退院1.jpg

私は、箱1個にまとめて送ったのですが、帰ってきた際には、箱2個に入れられて戻ってきました。
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久しぶりの入院・退院 前編 [カメラ]

入退院1.JPG

私の現在の愛機である1D MaekⅢ(1D3)は、過去にメーカーから不具合が報告され、リコール修理に出したことを、以前このブログでもご報告したと思います。いづれの場合も、メーカー発表後すぐに出した訳ではなく、撮影予定を見ながら、時間が空いた時に出していたのですが、1回目は、2008年12月に発表されたAF用ミラーの調整不具合。これはシリアル番号が公表され、初期製品である私のも該当していたので対策に出したのですが、この時はメーカーであるキヤノンに申し出て、宅配業者に自宅まで取りにきてもらい、梱包まで業者任せで送ったことを覚えています。2回目は、2009年3月に発表されたAF精度の調整不具合とミラーの動作機構不具合。この時も同様に、宅配業者任せで修理に出しました。ただこの処理の後、若干のピントのズレが発生してしまい、マイクロアジャストメントで調整したことも、以前このブログでご報告したとおり(2009年5月26日)。そしてその後、2009年5月に、ミラーボックス内部の潤滑油飛散に関するトラブルが報告されました。これに関しては、部品の交換の必要はなく、カメラを送らなくても、サービス拠点で短時間にて対処できるらしく、暇な時を見計らって名古屋SSに持ち込もうかなあ、と思っていましたが、これについては未対応のままでした。
今回、7Dを追加購入して、5000枚ほど撮影してみましたが、どうもピントのズレを感じます。高画素になった分、ブレやズレが、縮小表示のモニターでは発見できなくても、等倍で見ると如実に分かったりして、何となく気分的にすっきりしない。同じレンズを2台のボディで取り替えながら撮ることを今後も続けていくと考えると、両機のピントのズレは解消しておかないと、どうも撮影に集中できません。1D3で行ったように、7Dでもマイクロアジャストメントで調整すれば事足りることでしょうが、1D3自体がリコール修理所以のピンズレがあって、7Dも当初からピンズレということだと、一度全てをきっちり基準に合わせた方が良いかな、と思い始めました。
また、日中屋外晴天でのサッカー撮影で、7Dでは時々妙にオーバー気味の画が撮れたりして、露出精度にちょっと不安が感じられた点もあって、メーカーのキヤノンお客様相談室に電話にて相談したところ、「送ってください」との返事をいただいたので、早速一式送ることになりました。
まとめますと、今回の調整目的は、以下のようになります。
・1D3における、ミラーボックス内潤滑油飛散に対する対策
・上記に伴うセンサークリーニング
・1D3と7D併用における、両機のピントのズレの解消
・7Dの測光に関しての確認作業
さて・・・
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7D ファーストインプレッション その9 [カメラ]

長々と続けてきた7Dのファーストインプレッションだが、今回が最後。その他に気がついた点を列記して終わりにしたいと思う。

1D3の1010万画素に比べれば、7Dの1800万画素は、その画の大きさが圧倒的に違う。その大きさが緻密さ、綺麗さに繋がるかどうかは、僅かでもブレは勿論、使うレンズとピント精度にも左右される。そこで、前回の記事で載せた写真を見てほしい。撮っていきた画像を見ながら取捨選択し、ダメな画像を消していくのはいつもの作業だが、この写真はOKカットとして残したもの。しかし、既にお気付きの方もいるかもしれないが、この画像を拡大して見てみると、以下のようになる。
 
ファーストインプレ9-1.jpg

ピントはボールに来ていて、選手の顔にはピントが来ていないことが分かる。つまりは、ダメ画像なのだ。
撮った画像を確認・鑑賞するのは、今では殆ど液晶モニターで行うが、画像自体が大きくなればなるほど、縮小表示された画像で確認作業をすることになる。私の現在使っているモニターは1680×1050で、7Dの画は5184×3456。縦での撮影がほとんどの私の場合、モニター一杯に画を表示したとしても、長辺で1/5、面積で1/10に縮小して見ていることになる。一見するとOKカットのように見えても、微細なブレや僅かなピンズレが発見できなかったりする。もちろん等倍表示は簡単にできるので、怪しいと思えば瞬時に拡大して確認すればよいのだが、高画素によってドンドン大きくなっていくデジタル画像では、モニターでは縮小された画ばかりを見ることになるので、こんなこともある、ということだろう。
だからといって私は、高画素化に反対ではない。密度の濃い緻密な画像を見せられると、やっぱり素晴らしいと思うし、7Dの1800万画素のジャスピンの画を見慣れてしまうと、1D3の画が何となく物足りなく思えてしまう。何とも人間の欲というやつは限りが無い。ただその為には、高画素になればなるほど、AF性能に高度なものが要求されるのと、レンズ性能にもそれなりのものが要求されると思う。トリミングしても、元の画素数が大きいほど、ある程度の大きさの画に保てる(トリミング耐性と呼ばれることもある)ので、長焦点のレンズを持っていなくても、トリミングの有用性は増すかもしれない。しかしその場合でも、ピントがしっかり来ていないと、使い物にはならないだろうし、レンズに要求される性能も同様。個人的にはAPS-Cでは、このあたりが限界ではないだろうか。それとも今後、さらにブレークスルーしていくのだろうか。
その他にも7Dは、カスタマイズ性を充実させたことで、使いこなし甲斐があり、そういった点を楽しみと感じるユーザーに向けた機種なのだ、と言えると思う。こうした多機能化は、機能効果の習熟に時間や手間がかかったり、ユーザーに敷居の高さを感じさせたり、適切なアナウンスが無いと逆効果を与えたりする可能性があるが、二桁Dの想定ユーザー層よりも、さらに撮影意欲に溢れたユーザーを対象とした機種である、という証かもしれない。また、背面の液晶モニターは1D3に比べれば、日中屋外でも確実に見易く緻密になったが、それよりも私が嬉しかったのは、CFのUDMA class6に対応したこと。7Dでは画像DATA自体が1D3の倍近くの大きさになっているにもかかわらず、Sundisk Extreme Proを使って連写しても、1D3+ExtremeⅣよりもアクセスランプの消えるのが早い。両機の連続撮影枚数はかなり違うのだが、5~6連写を多用する私の場合、このCF書き込み速度の向上で、特にストレスなく7Dでサッカーを撮れる。
もちろん不満点もある。これまでもいろいろ書いてきたが、それに付け加えて、メディアをWスロットにして欲しかった点とバッテリーのリフレッシュ機能が個人的には欲しかった。Wスロットにして同時書き込みができるようにすることは、多分コストに跳ね返ってくるだろうし、充電器の放電機能を追加することもそうなるだろう。しかし7Dは一桁Dであって、従来の二桁Dの新機種ではないのだから、実売価格がもう少し上がっても、この2点は欲しかったと思う。
さて、現時点での私なりの結論を書かせていただくと、どうしても1D3との比較になってしまって、これまで厳しいことを書いてしまったようだが、この価格を考えれば、決して悪い機種ではないと思う。1D3はちょっと古くなった高級プロ機。デジタル的には現在では遅れている部分も見られるが、高価な部材を使って、コストをかけて組み上げられ、過酷な使用状況にも撮影環境の変化にも対応できる、骨太な印象。ゆえに、所有者にしか分からない使用感や安心感は今でもあると思う。対して7Dは、ミドルクラスをベースにしながら、最新の電子デバイスを駆使して、それと比較できるまでの性能を得たハイエンドアマチュア機。ゆえにリーズナブルな価格を実現することも、設定コンセプトの一つだったと思う。実際、7Dはキヤノンとしては大変力のこもった新機種だと思うし、両機の価格差を考えれば、7Dのコストパフォーマンスは凄いと思う。が、そのキヤノン自身が作ったラインナップを崩して、下剋上を告げる機種とは私は思っていない。
1D系には予算的に手が届かないが、動体撮影したい方には最適かもしれない。ただ、1D系を使った経験のある方には、7Dはちょっとヤワな感じに思えるかもしれない。時に両機は、同じような画を見せてくれるかもしれないが(画素数には相当な差があるが)、その過程には差がある。ゆえに、現在の1D系ユーザーの方に、それと7Dを置き換えることを、私的にはお勧めしにくい。サブ機として7Dを追加する、という選択は、大いにアリだと思うが、やはり現在1D系ユーザーの方は、素直に1D4を待つべきだと思う。
最後に私の場合を書かせていただくなら、以前書いたように、7Dの購入動機が、サブのKiss DXの不満からであること、そしてこの1ヶ月半の間使ってみて、私のサブ機に要求する要件の多くを7Dが満たしてくれたことで、充分満足している。確かに、1D4が出たらそれをメイン機に、今手元にある1D3をサブ機に廻す、という考えもあった。しかし7Dの1800万画素を知ってしまった今では、操作系やバッテリーの共有などのメリットを認めつつも、サブに廻した1D3の1010万画素に、いづれ不満が出そうなことを考えると、まあこの選択は悪くなかったと思っている。ただ1D3と7Dを知ってしまうと、どうしても1D4への期待は膨らむばかりだ。貯金を続けながら、今しばらくじっくり考えてみようと思っている。

(以上は、あくまでアマチュアの私が1ヶ月半使った結果の、「感じ」で書いたインプレです。参考程度に読んでください)

ファーストインプレ9-2.JPG

上の作例
7D+EF300mm F2.8 L IS  焦点距離   300mm  シャッター速度優先  任意1点指定領域拡大
F2.8   SS 1/800   ISO 160   評価測光   露出補正 ±0   AI SERVO AFⅡ  RAW
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