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 [熱帯魚]

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飼っている熱帯魚を別の水槽に移す場合どうするか、といえば、普通なら、あらかじめ水温や水質を合わせておいて、網ですくって移す、というのが一般的だと思うのだが、この網にも実はいろんな種類があります。
まずは大きさ。水槽に比べてあまり大きいと、水槽内で引っ掛かったりして使いにくいし、かといって小さいと、動きのすばやい魚はなかなかすくえない。飼育魚の大きさによって、網の大きさも変えなければならないのは当然。魚に比べてあまり小さい網だと、すくった時に暴れて魚を床に落としてしまった、魚を傷つけてしまった、なんてことも。
網の目にもいろいろあって、魚を傷つけないような目が細かく軟らかいものから、粗いもの、網の中で暴れても破られないような丈夫なものまで、さまざま。プレコ類のように体表にトゲがあるものを軟らかい網ですくうと、ひっかかったり、穴を開けられたり。大型シクリッドなどは力があるので、丈夫な網でないと、すくった時に暴れて破られたりします。
網はなにも魚をすくうだけではなく、水槽内の不要な浮遊物をすくうのにも使ったりする。これらの点を考慮して、自分の飼育魚に合わせた手網をいろいろ用意しておくことを、魚のためにも飼育者のためにも、お勧めしたいところです。なお、熱帯魚店で店員さんがやっているのをみると、大小二つの手網で挟み込むように網で魚を追っていますよね。あれはなかなか効果的なので、自分の飼育魚に合わせて複数の手網を揃えておくと良いと思います。
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