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福井遠征 [日々の徒然]

夏休み真っ只中の昨今、子供がいる家庭では、さぞかし大変ではないでしょうか。我が家は、毎朝の弁当造りからは解放されたとはいえ、昼食のことを考えなければならない、と家内は愚痴をこぼしています。現在家計の苦しい我が家では、派手なバカンスや旅行などにも行けず、かといって、子供たちの夏休みの予定も結構入っていて、暇を持て余して家でゴロゴロという訳でもないです。今週の愚息1号(高二の長男)は福井県へ遠征に行ってます。芝のグランドでできるかも、という誘い言葉に乗せられて(芝のグランドと土のグランドでは、写真の見栄えがやっぱり違うので)、ちょっと見に(撮りに)行ってきました。
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福井県坂井市丸岡町は福井県北部(石川県に近い方)で、ココからだと高速道を使って2時間ちょっとですが、試合時間は午後からなので、早めに家を出て、日本海沿いを北上する遠回りで行くことにしました。敦賀市内を抜けると、快晴の青空と紺碧の海が車窓一杯に見られます。所々に海水浴場が有るのですが、平日ということもあるのか、どこも人影まばら。福井県の海水浴場は、やっぱり舞鶴あたりのもう少し関西寄りの方が人気なんでしょうか。ただ、水質は非常に良いようで、もちろんサンゴ礁は有りませんが、エメラルドグリーンの海は透明度も高く、海底まで見えます。
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山が海岸まで迫った道を、左手に海を見ながら北上していくと、次第に交通量もまばらに。小さな漁村と峠が交互に現れる、典型的な海岸線の道。こういう所を走っていると、「もしココに生まれ住んでいたら、人生変わったかもしれないなあ」というのが、いつもの私の口癖。「TVゲームを売っている店も、レンタルビデオ店も無いしね」と愚息2号(小五の二男)が応えてくれましたが、あのどこでも見かけるコンビニすら見当たらない。「毎日どこへ買い物に行くのかしら」という家内の言葉通り、公共交通機関がバスしかない、そのバスもほとんどすれ違わなかったことを考えると、それほど本数の多くないことが想像でき、やっぱり自家用車は生活必需品なのだろう。漁船の燃料費高騰が話題になっていたが、今日から更に上がったガソリン代も、ひょっとすると大都会に住む方々より遥かにイタイ話だろうと思う。この辺りの漁港には、燃料(電気)が多く必要と言われている、イカ釣り漁船が多かったですしね。
福井遠征3.jpg

日本海にちょっと突き出た越前岬までたどり着くと、180度以上の水平線が。ただ、当日の無限遠はボンヤリとしか見えなかったのですが、荒々しいという印象の日本海とは正反対の、実に穏やかな、そして碧い海でした。わずかな風のおかげで、蒸してはいないにしても、やっぱり日差しは強く暑い。この後やっと見つけたコンビニで一息入れて、海岸線を離れ、サッカー場を目指しました。
福井遠征4.jpg

まるおかスポーツランドには、青々とした芝のある、立派なサッカー場があったのですが、誰もいない。はて?と思い、付近を一回りしてみると、サブグランドで多くの高校生チームが試合をしていまして、我が愚息のチームもそこに。「え~っ、土のグランドだよ」という落胆の私の言葉は、同行の家族はすぐに聞き流してしまいました。
気を取り直して、三試合600枚ほど撮って本日は終了。みんな頑張っていましたが、最後はバテて足が動いてませんでしたね。それにしても、梅雨が明けてから数回撮影に行きましたが、もうすっかり日焼けした色黒オジサンです。まあ、毎夏のことですが。
福井遠征5.jpg

(上の写真は愚息1号。このブログでは写真初登場かもしれません)
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