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スリック ライティポッド200 [カメラ]

ライティポット.JPG

そう言えば、標準域のレンズで手ぶれ補正機能が付いたものを持っていないことに気がついた。私の持っている望遠系のレンズは、全てIS付きなのだが、いつも一脚を使っているので、ISはOFFにしているし、この手ぶれ補正機能というものの恩恵を、私は得ていないなあ、と。
一脚はマンフロット681Bを使っていることは、前に書いたが、この681Bは太くて剛性感もあり、お気に入り。でも、最近は、ブログ用に物撮り(室内)やもっと気軽に撮りたいときに持ち出せる、軽量・簡易な一脚が欲しいと思っていた。三脚はあるのだが、元々じっくり構えて撮るタイプでもないし、気軽にサッと取り出せて、サッと移動ができる、気軽な一脚の方が、私のこの用途には向いていると思い、前から物色していた。で、先月これを購入した次第。
望遠系レンズを使う訳ではないので、それほど耐荷重が必要なわけでも、剛性が必要なわけでもないが、あまりフニャフニャなのも永く使えそうにない。軽量なことは重視だが、カーボンにするほどでもない。段数は、面倒くさがり屋なので少ない方が良いし、レバーロック式でないとイヤ。縮長にはあまりこだわらない。物撮りのことを考えると、今回は自由雲台が欲しい。
某掲示板ではベルボンのRUP-43がよく話題になるが、実物を見てみると、もう少し簡易なものでよいと思った。かといって、ULTRA STICKでは頼りないし。カメラ店でいろいろ触っているうちに、このスリックのLIGHTY POD 200が、今の私の希望に一番合っているように思えた。
さて、実際に使ってみると、主にKiss DXと組み合わせて使うことが多いが、大口径望遠レンズを使わなければ、これで充分だと思う。物撮りでは、下方に角度が必要なときが多いので、今回は自由雲台(SBH-100)がセットされたものを選んだが、私の用途には必要充分。もっと高精度の自由雲台を別に購入して組み合わせることも考えたが、そこまで予算をかけなくても、ということで。
元々軽量なKiss DXだから、右手でカメラを持って、左手で簡単に雲台を調整できるのだが、これが重いレンズやカメラだとかなりの保持力が必要になる。大口径望遠系レンズで一脚に自由雲台を組み合わせている人は大変だと思った。また本来、一脚は地面に垂直に立てるもの、と言われているが、手ブレ防止の意味なら、そんなに堅苦しく考えなくても良いと思う。極端な話、横の壁に付けて、水平に寝かせて使ったこともある(地面がぬかるんでいて、一脚を立てたくなかった時)。固定物と繋ぐことで、これでも充分手ぶれ補正効果はあった。空中で両手のみでカメラを保持する手持ち撮影とは、やっぱり違う。
そんなわけで、681Bとは違って、Kiss DXのお供に、ヒョイと持ち出している。
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