SSブログ

リコール修理後の初撮影 前編 [カメラ]

一脚の話の途中ですが・・・
リコール修理後2-1.JPG

今年3月に告知があった、1D3のリコール修理に先日出したことは以前書きました。そして、修理後の初撮影が先週末にあったのでご報告したいと思います。
修理に当たって心配だったのは、修理後にピントのズレが発生するのではないか、ということ。そうなってはせっかくの撮影が台無しなので、撮影前日に私なりのピントチェックをしてみました。私のボディ&レンズは全て、過去にメーカーでのピント調整を済ませています。今回はボディのみ出したので、もしズレが発生していても、レンズ側には原因が無いはず。ボディ側起因のズレなら、AFマイクロアジャストメントで対処しようと思っていました。で、サンニッパとヨンニッパを持ち出してチェックしてみたら、若干の前ピン(両レンズとも)。マイクロアジャストメントで後方に+5ほど調整してOK。この状態で納得して、翌日のサッカー撮影に臨みました。
当日は天候にも恵まれ、絶好のサッカー撮影日和。中学生サッカーということで、EF400mm F2.8 LIS+1D3で撮影開始。設定はいつもと同じです。ところがどうも違和感。スパッスパッと合うはずのピントが、どうも撮影者の意図に機敏に応じてくれないような気が。久しぶりの撮影だったせいだろうか?腕が落ちた?集中力が足らない?
家に帰って撮ってきた画像を確認してみると、ほとんど後ピン。そうです、ピントチェックで前ピンだと思って後ピンに調整してしまったのが間違い。実は正常で、マイクロアジャストメントで後ピンにしたものだから、ピンズレ写真の大量生産。失敗してしまいました(反省)。と同時に、このマイクロアジャストメントの効果と有用性と恐さを、身をもって体験することにもなってしまいました。偉そうなことを書いてきましたが、個人で行うピントチェックは難しいですね。やっぱり、実際の撮影で確かめるのが一番でしょうか。
しかしそれ以外にも、撮影していてリコール修理前に比べて、何だかAFがセンシティブになったような気もしました。被写体追従敏感度を早めの設定のしてしまったのかな、とも思ったのですが、確認するといつもと同じ「やや遅い」のまま。1D3を初めて手にしたときに感じた、切れ味鋭いけど、基本に忠実に、集中力を持って扱わないと、思ったような結果が出ない、そんな印象が蘇ってきました。いつも私は中央ではないAFフレームを使っているのですが、その中央以外のフレームの精度が上がったせいでしょうか。今回はあきらかにピントがズレていたので、そのせいなのかもしれませんし、これはあくまで私のその時の感覚の話で、根拠も証拠もある話ではないのですが。
とにかく、マイクロアジャストメントを元に戻して、再度撮影してみます。そこで何か感じたことがあったら、またご報告したいと思います。
リコール修理後2-2.jpg

上の作例は、当日撮ったもののなかから、数少ない見れるレベルのもの
1D3+EF400mm F2.8 L IS  焦点距離   400mm  シャッター速度優先
F3.5   SS 1/1000   ISO 100   評価測光   露出補正 +1/3   AI SERVO AF  RAW
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー