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東京遠征 その5 [カメラ]

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卒業式の予行演習を念入りにやって、いざ本番、というような感じでした。緊張していましたが、意外と呆気なく、そしてトラブルも滞りも無く済んでしまいました。それよりも何よりも、あんなヒナ壇の上で、スポットライトを浴びながら、多くの報道陣にカメラを向けられて写真を撮られることが初めてで、こんなことはもう二度とないんじゃないか、と思いました(シャッター音も凄かったです)。「ベストスマイルを!」なんて、司会者の方に言われましたが、いつもと反対の撮られる立場なので、思わず顔が引きつってしまいました。
まあ我々一般受賞者はサブで、メインは著名人部門の受賞者の方々なのですが、私が感心したのは女子柔道金メダリストの谷本歩実さん。DAIGOさんは芸能人ですから、こういった舞台は慣れているのが当然。谷本さんは普通のアスリートです。どちらかといえば、我々一般人に近いのでは、と思っていたのですが、それが全然違います。やっぱりトップアスリートでも頂点を極めた方は、こういった場にも慣れているのか、司会者との会話にも、時にウィットを混ぜながら、的確にハキハキと答えて、まったく物おじするようなそぶりはありません。そしてその笑顔は、やっぱり今年を代表するとして選ばれただけあって素敵でした。式が終わった後に報道陣用の撮影タイムが設けられていたので、我々もお二人と一緒にヒナ段に再度上がり、一緒に写真撮影されたのですが、ちょうど私の左隣がその谷本さん。背はそんなに高くないのですが、肩幅はやっぱり有りましたね。DAIGOさんは、彫りの深い顔はテレビのままで、やっぱり背が高くカッコ良かった。
審査委員長の浅井慎平さんからは、記念の楯を渡していただいたのですが、意外に小柄な方で、柔和な表情が何とも知性と人間的な深みを感じさせる方でした。楯を頂く際に握手しましたが、温かく柔らかな手でしたね。総評をいただいたのですが、個々の作品に対するコメントは無し。「構図がどうのこうのとか、そういった写真の上手下手ではなく、親しい人・心を許した人にしか見せない、撮れない笑顔を選んでみました」とのこと。それがつまり、この賞の意図するところなんでしょうね。
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ところで、当日の会場での写真撮影は、報道陣以外一切禁止で、せっかくの晴れ舞台を撮ることは許されませんでした。こんな真近で有名人に会えるのはもう二度とないかもしれないので、一緒に写真を撮ったり、サインをもらったり、せめて握手ぐらい、という声が受賞者の間で上がっていましたが、そんな想定外の行動が許される雰囲気でもなく、諦めざるを得ませんでした。(私は個人的に、浅井さんと一緒に写真を撮りたかったなあ~)
ホール入口には、今回の受賞8作品のパネルが貼られているのですが、「ちょっと色が濃くないですか?」とある受賞者の方と話しました。このパネルがどのようにプリントされたのかは分かりませんが、このあたりはやっぱり、データーで送るのとプリントして送るのとの差異が出るのでしょうか。色の再現性や色に対する作者の意図の反映という点で、多くのフォトコンがプリント作品での応募になってますが、そういった色の表現の部分も審査の対象とするなら、やっぱりプリントした状態での応募が適切だと思いました。データだけの送付では、こういった点は難しですものね。
さて無事終わると、受賞者の皆さんは帰りの電車や飛行機の時間を気にしながら帰り支度。また来年も会えたらいいね、と言い合いながら、その場で三々五々別れました。

ところで、今回のコンテストの賞品なのですが、持ち帰るのは大変なので、後日自宅まで送ってくださるとのことでした。さてそれは・・・
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