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なが餅 [日々の徒然]

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この前「赤福」のことを書きました。地元の名産品だと書きましたが、この「地元」というのが我が県のことで、これが我が市となると、コレです、「なが餅」。またまた頂き物の話で恐縮なのですが。
見たとおり、細長い形をしていて(全長15cmくらい)、薄い餅の中に餡が入っています。厚さも薄く、中の餡はコッテリというには程遠く、意外と僅かしか入っていません。それが薄っぺらな餅との相性で、甘すぎる感じはないですね。これをちょっと焼いて、表面に焦げ目を付け、歯応えを加味しているところが特徴でしょうか。
箱に入ってきた但書を読んでみると、何でも400年以上前からこの地で売られていたとか。「長餅」「永餅」「日永の餅」「笹餅」「牛の舌」などと呼び名が変わってきて、今は「なが餅」に落ち着いたとか。私も子供の頃から知っていて、勿論食べたこともあるのですが、赤福同様、出かけた際の手土産に買うことが多くて、やっぱりこうした名産品は、日頃口にするものではないですね。今回久しぶりに食べてみたら、ウ~ン!美味しかったです。
赤福が例の偽装問題で生産中止になった時に、「なが餅」は大丈夫か!?という声が多く聞かれましたが、そんなことはなく、わが市の名産品としての役割をしっかり果たしてくれていました。やっぱり生物なので、長期間の保存はできず、餅なので、日が経つと硬くなってしまうのですが、ちょっと硬くなっても自宅のトースターなどで再度焼くと、その方が香ばしさが増して美味しかったりして。すぐに食べて、硬くなった頃に残りを再度焼いて食べる、なんていうのは、私だけだと思いますが。
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