SSブログ

ピーコック・シクリッド [熱帯魚]

ピーコック1-1.jpg

アフリカン・シクリッドの一種で、2年ほど前に購入しました。
アフリカの湖沼や河川に生息するアフリカン・シクリッドは、色彩が鮮やかで、古くから観賞用熱帯魚として親しまれてきました。ホントにこの色のまま、湖や川にいるの?と思えるほど、綺麗ですね。サンゴ礁にいる海水魚と間違える人もいますが、淡水魚です。
以前は、ヨーロッパ経由で日本に入ってきたので、ちょっと高価な魚でした。今では東南アジアで養殖されたものがほとんどですから、手を出しやすい値段になりましたね。エサは人工飼料で十分だし、アルカリ性の水質さえ保てれば、飼育は難しくはありません。ただ、よく食べよく出すので、ろ過能力には余裕が欲しいのと、PHの急降下に注意すること、あとはケンカや小競り合いは日常茶飯事ですから、その点を注意することぐらいでしょうか。それほど巨大にはならない(10~15cm)ので、一つの水槽内に複数飼育は可能。逆にある程度の匹数を入れないと、力関係のバランスが保てないので、弱い個体が集中攻撃を浴びて死に至ることも多いです。写真のウチの個体も、ヒレ先がボロボロになっていますが、小競り合いの結果。これを避けるには単独飼育するしかないのですが、群泳させる見栄えを知ってしまうと、どうしても数を入れたくなりますね。
アーリーに代表される、こうしたメタリックブルーに輝く魚は何種類もありますが、このピーコックは全身がブルーではなく、胸ヒレ以降の体表が赤褐色になるのが特徴。ただ、、その出方はいろいろで、個体差があります。また、養殖された個体は、純血種とは違った色合いを見せる場合も多いですから、パッと見て名前の判別が難しい場合もありますね。ちなみにこうした目立つ色彩を見せてくれるのはオスで、メスはもっと地味な色合いです。
ピーコック1-2.jpg

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー