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卒業2 [日々の徒然]

人工芝の話の途中で申し訳ないのですが、今日は小学校の卒業式でした。

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昨夜の雨も朝には上がり、快晴。卒業式にはピッタリの爽やかな青空です。会場内では、席から立ったり、移動したりしての撮影は禁止とのことで、家内だけが式に参列しましたが、年のせいか、最近特に涙もろくなった家内は、最初から最後まで、ハンカチを手放せなかったそうです。
思えばこの小学校、長女の入学から次男の卒業までですから、実に14年もお世話になりました。その間、いろんな先生にお世話になり、PTA役員も経験し、良いことも悪いことも、いろいろあった小学校でした。それでも、いざ離れるとなると、何とも言えない気分です(自分が卒業するわけでもないのにね)。
この小学校は、私の母校ではありません。しかし私の頃から今のままの姿でしたから、随分古い設備・建物と言えます。生徒数はあの頃とあまり変わっていませんから、今の基準で言うとマンモス校に入ると思います。古くて狭い設備に多い生徒数、先生方は知恵を絞って、他校に劣らないようにと、工夫・努力されてきたと思います。決して恵まれた環境ではなかったかもしれませんが、それでもウチの子3人を、無事送り出してくれたこの小学校。もう私は来ることも無いかもしれません。
我が街の小学校は、順次リニューアルされるようですから、この小学校もいづれ新しく造り替えられることと思います。先生方が何時も迎えてくれた校門やあの教室、走り回って怒られた廊下が無くなってしまうのは、子供にとっても私たちにとっても、ちょっと残念なことかもしれません。しかし、変わって行く教育現場に応じて、毎年やってくる新入生のために、新しくなっていくことに反対の気持ちはありません。姿かたちが変わろうとも、この小学校の卒業生に変わりはなく、そして思い出は永遠に消えることも変わることも無い、そう思えるからです。
14年の長きにわたり、我が子3人を育んでいただき、ありがとうございました。青空に浮かぶ校舎に向かって、思わずそう心の中で感謝しました。

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