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シグマレンズ [カメラ]


SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO というレンズを、KISS DX標準用に購入したことは、以前書いた。シグマらしいシャープな画は、私好みで満足していたのだが、ちょっと後ピンが気になり、メーカー調整に出した。
レンズとボディが異なるメーカーの場合、自社の製品の調整は行うが、他社製品には触らない。今回のような、シグマレンズとキヤノンボディの場合は、キヤノンに送るとレンズには触らず、ボディ側を調整してレンズに合わせようとする。そうすると、他のレンズを使ったときには当然、ピントのズレが生じる。こうした場合は、レンズメーカーのシグマに送って、ボディを触らずに、レンズ側で調整してもらうのが正解だ。ただ、レンズだけを送ると、社内の基準に合わせてくるだけで、手持ちのボディに合うかどうかは不確実になる。レンズ・ボディ共々シグマに送って、ボディ側は触らずに、レンズ側でしっかり調整してもらうことが、ベストの方法だろう。
さて、シグマのHPからカスタマーサービスの電話番号を調べてかけてみた。すると、「メールにてお問い合わせ下さい」という、まあありきたりの返事。仕方なく、メールで(ピンずれの画像を添付して)問い合わせてみた。すると、僅か30分後にメールで返事が返ってきた。「販売店経由か直接、ボディ共々、当社のカスタマーセンターへ送ってください」とのこと。だいたい、メーカーにメールで問い合わせても、1~3日は待たされることが多いのに、僅か30分で返事が来るのには驚いた。早速、KISS DXと一緒に梱包して、6月14日に指定のカスタマーサービス(神奈川県川崎市)に送った。すると、その翌日(6月15日)には、「ただいま無事到着しました。早速作業にかからせていただきます。」とのメールが届く。まったく今どき珍しい、丁寧な会社だと感心する。
6月25日、「本日作業が終了しました。当社の工場から直接ご返送させていただきました」とのメールがやってくる。そして、宅配便の伝票番号まで書き込まれている。10日ほどかかったが、安心して預けられたな、と満足しきり。だが、翌日になっても届かない。はて?と思っていると、翌々日の6月27日に到着した。伝票を見ると、差出人は福島県磐梯町の会津総合工場となっている。なるほど、福島からでは翌日配達できなかったわけだ。
箱は、そのへんの使いまわした箱ではなくて、専用の箱みたいだし、中も緩和材でビッシリ。梱包に不満無し。レンズも綺麗になって帰ってきた。肝心のピントの方だが、テスト撮影してみたところバチピン! これでガンガン撮れそう(天気がイマイチだが)。居残っていたEF-S18-55 を付けてのテストもしてみたが、こちらは以前よりちょっと前ピンになったような気がするのは、気のせいかな。こちらから送る際の送料は、当方で負担したが、調整料は無料。返送の送料はシグマ持ちであった。販売店経由だと、梱包や送料は不要だが、直接送った方が何かと安心できるし、早い。
以前シグマレンズを使っていた時も、電話での応対など丁寧で、ユーザーフレンドリーな会社だと思っていたが、今回こうして接してみると、確かにキチンとユーザーに接してくれる模範的な会社だと再認識した。掲示板上でも、この会社の応対については悪い話はあまり聞かないし、こんな会社ばかりなら、随分気持ちよくカメラ生活を送れるのかもしれない(もっともユーザーにも、それなりの礼儀や対応が必要だと思うけど)。
そんなわけで、カメラ無し生活10日間も終わり、これから何を撮っていこうかな~、と思案中。と、本日、大きな箱が到着。キヤノンに調整に送っていた主力部隊が到着した。さて、忙しくなりそうだが、でも仕事が・・・
 

この箱の中に、何が入っているでしょう。私の小遣い5年分?
 


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