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雪 第二幕 [日々の徒然]


昨夜は吹雪。
チェーンを巻いて走るバスの音に目が覚めると、今朝はまた、一面の銀世界だった。今回は前回と違って、サラサラした雪のようだ。そして、風がまだ強い。我が家の狭い庭も、荒れ放題の様相を隠してくれて、見事に白い世界に変えてくれた。
それでも、こんな風景は長くは続かない。太陽が顔を出せば、昼にはまた元通りの、荒れ放題の庭の姿に戻ってしまった。花火ほど一瞬ではないけれども、桜ほど長くもない。この地方での雪景色は、ひと時の命。
学校が休みの日曜日で、サッカーの練習も中止になった今日、朝食もそこそこに外に飛び出した末っ子。思う存分楽しんだことだろう。
来週には春一番が吹くかもしれない、とテレビの天気予報が言っていたことを考えると、次に雪を見られるのは何時だろう。今年は最後、次回は来年かもしれない。いや、地球温暖化という話から考えると、この地方で雪を見られるのも、そう何回もないかもしれない。危惧かもしれないが。
雪国の方、そして雪で迷惑している方には申し訳ない書き方かもしれないが、桜や紅葉と同じように、雪が季節の風物詩であることを、好意を持って望んでいる次第。


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