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D.P.P. Ver.3.8.0 [カメラ]

RAWで撮影することが最近は多い私ですが、現像はほとんどCANONのDigital Photo Professional(DPP)で行っております。Photoshop CS3も持っているのですが、どうも現像初心者の私には敷居が高く感じてしまって、比較的シンプルで分かりやすいDPPを使っています。
そのDPPのバージョンアップ版が本日発表されました。

http://cweb.canon.jp/drv-upd/dc/dpp380ja.html

海外では既に公開されていたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今回のバージョンの目玉は、何といってもトリミングツールに角度補正機能が追加されたことではないでしょうか。
トリミングなんてしない方が良い、角度なんて後で変えなくてもいいようにしっかり水平に気をつけて撮るべき、というのは、まったくその通りだと思います。ただ、単焦点レンズを使っての動体撮影、しかも長焦点、三脚ではなく一脚または手持ち、となると、やむをえず後処理が必要なことってあると思います。トリミングや角度調整を前提とした安易な撮り方には反対なのですが、実際には良く使われる機能ではないでしょうか。私は今までDPPにはこの機能が無いので、DPPで現像後、必要な場合はPhotoshopで行ってきましたが、そういった手間が省けそうです。

DPP 3.8.0.jpg

使ってみると、DPPのトリミング機能で切り取り角度を調整しようとすると、切り取り枠が回転するのではなく、元画像が回転するのですね。しかも、切り取り枠が画像からはみ出てしまう、ということは無く(はみ出ないように、切り取り枠が小さくなる)、これはこれでPhotoshopなどよりも、親切かなあ、と思ってしまいました。
キヤノンユーザーには無料で付いてくるソフトですが、年々進化していって、なかなか使えるソフトになったと思います。今後もいろいろお世話になりそうです、私。
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自動車学校 [日々の徒然]

無事に高校の卒業式を終えた、ウチの愚息1号君。で、暇になった時間で何をしているかと言えば、自動車学校に毎日通っております。

自動車学校.jpg

昨年末に進学先が決まって、サッカーも引退し、新居も決まった愚息1号に私は、「この時期がたぶん、一生のうちで一番暇で、一番自由な時だと思うよ」と言いました。いろんなプレッシャーやシガラミから解放され、されとてすぐに解決しなければいけない難題もなく、未来は開けているように思えるこの時期は、人生全体で見ても、凄く貴重な時だと言ったつもりだったのですが、分かってくれているのかなあ。そこで私から提案しました、自動車運転免許を取れ、と。ただこの時期、混んでいるんですよね。
いちおう進学クラスにいる愚息は、クラスメイトがまだ受験真っ只中ということで、自分だけ大手を振って自動車学校に通うのは気が引ける(学校側の許可も出ない)というので、通い始めるのは遅かったのですが、まあ何とか今月中に取れるよう、このところ毎日通っています(予約制なのですがキャンセル待ちをするために)。行くと、どうも友達や同級生がたくさんいて、そこは同じような状況の子たちの社交場になっているようで、まったく面倒がらず、いつも通学していた時間に起きて通っています。
私は大学生の時に、夏休みに友人が取ったの見てあせって、授業に通いながら取りました。家内は社会人になってから、仕事をしながら取りました。短期集中して取る方が楽なのに、何かをしながら自動車学校に通うのはなかなか大変です。一生、自動車免許などとは無縁でいられるのなら、それはそれで良いのでしょうが、まだそんな世の中にはなりそうもないですし、この暇な時間を使って取るのが一番楽だと思いましたので、長女の時と同様、行かせました。ただ長女はオートマ限定免許だったですが、息子は一般運転免許。毎日マニュアルミッション車に四苦八苦しております。男子がAT免許なんてカッコ悪い、と言うのでそうしましたが(息子の男友達も同様だったので)、さてこの子達がMT車なんて、今後乗ることがあるのかなあ、と思いましたけど。だって、トラックもバスもATになりつつある時代ですしね。
長女も東京へ行く直前に取って、東京ではまったく乗っていないので、完全なペーパードライバーに成り下がってしまってますが、息子もたぶん東京では必要ないでしょう。でも、自動車運転免許は一生モノですから、取りやすい時に取っておくのが一番だと思ったのですが、う~ん、息子が免許を取って、運転する息子の助手席で、じっと座っていられる勇気は、まだ無いなあ~

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卒業1 [日々の徒然]

もう一週間以上前の話で、誠に恐縮なのですが、我が愚息1号は、無事高校を卒業いたしました。
ウチの高校は私立ということで、毎年2月28日が卒業式なのですが、今年は日曜日にあたるため、前日の土曜日に行われました。高校の卒業式では、まだ進学先の決まっていない子もいて、全員が晴れやかに、といかない場合もあると思うのですが、まあそれでも一区切りには違いないですね。私は出席せず、家内が卒業式に参列したのですが、高校生ともなると、その後の予定がしっかり立ててあるようで、式後は卒業の感動を胸に(ホントにそんな感慨があったのかな~)、それぞれ学び舎を後にした、とのことでした。まあ、そんな過去を振り返って想いを強くする、なんてことは、この子達にとっては、もう少し先になる年代かもしれませんね。
さて、夜になって帰宅した愚息1号が持ってきたものは、以下のとおり。

卒業1.jpg

長女の高校卒業の時は、県立高校だったこともあって、卒業証書と証書入れだけだったように記憶していますが、さすが私立高校となるとそれだけではないですね。貰った記念品の中で、何といっても驚いたのが、紅白まんじゅう。今どきコレはなあ~、と家族全員が思ったのですが。対してUSBメモリーは、何とも今風で実用的。これは貰っても今後無駄には決してならないでしょう。実用的と言えば、印鑑(ちゃんと訂正印も付いた黒水牛の2本組)を貰えたのも好印象。これから一人暮らしをしたり、社会に出る者もいることを考えると、卒業時に送られるものとしては、なかなかだと思いました。
ここまでは卒業生全員に贈られるのですが、ウチの愚息1号はそれに加えて、「皆勤賞」なるものも貰ってきました。賞状と記念品ですが、今年は2~3名が同賞を貰ったようです。ということは、ウチの愚息1号は、3年間1度も休まなかったみたいです(実際は、受験のために1日だけ休んだのですが、これは公休扱いになるそうです)。そのことを知人に言うと、「え~っ、カゼひいたり、熱を出したりして寝込んだことないの?」と言われましたが、そういえばそんな病気になったという記憶は無いですね。「極めて丈夫で、手間とお金のかからなかった子でよかったねえ」と言われましたが、はて、それには多少の疑問が残ります。確かに病気にかかった記憶はありませんが、サッカーでケガなどは多くて、病院(主に整形外科)には結構通っていた記憶がありますし、それに伴う費用は、単なるカゼの数倍になると思いますしね。

卒業2.jpg

まあしかし、高校は義務教育ではないし、実際愚息の友人の中にも、高校を途中退学した者もいることを考えると、そしてこの卒業の日に、次の進学先も決まっていて、晴れやかに式を迎えることができたことを考えると、まあヨシ、というところでしょうか(ちょっと親バカかな)。
とりあえず、卒業おめでとう!

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縁側 [カメラ]

インターネットが各家庭に浸透するようになっても、個人のホームページの作成がまだちょっと敷居が高かった頃(私のとっては未だに敷居が高いのですが)、作成範囲をある程度限定することによって、個人が簡単に管理運営する情報発信の場所としてブログができたと思っています。私もそれに乗っかって、このブログを作って続けているわけですが、今回「縁側」というものにも参加してみました。

縁側.jpg

日本国内での最大規模の掲示板といえば、価格コムの掲示板でしょう。私も初心者の頃は、情報を得たり、教えを請うたりして、大変お世話になったことがあります。当時比べてちょっと殺伐とした雰囲気が増えるにつれ、足が遠のいているのですが、それでも昔の恩返しと思って今でも、自分の分かる範囲では書き込むことがあります。その価格コムで、この度新たに個人向けの掲示板機能が追加されたというので、ちょっと作ってみました。
これは価格コム内に、個人が運営する掲示板を持つ、というもので、掲示板管理者は作った個人本人です。一人に一つしか作れないのですが、従来の価格コム掲示板では、商品別に分かれていたのが、その個人が決めたテーマで掲示板を立ち上げ、いろんな意見や情報の交換をしましょう、というものです。掲示板自体の管理者が個人ですので、書き込む人の制限を付けることができるのですが(誰でも・管理者が認めた人のみ・管理者のみ、の3分類)、私は今のところ、認定メンバーのみ、にしておきました。もちろん私のテーマは「サッカー撮影」です。
「縁側」なんて、現在ではなかなか見られないものですし、死語に近いのでは、なんて思ってしまって、それをタイトル名にするのも、ちょっと?な感じですね。既にこのブログがある以上、あえてまた掲示板を作る必要性も疑問なので、今後どうなるか分かりませんが、いちおう皆様にご報告だけしておきます。
 
http://engawa.kakaku.com/userbbs/133/

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EF100-400は本当にダメか? その4 [カメラ]

下の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS   焦点距離   400mm  絞り優先AE
F6.3   SS 1/640   ISO 160   評価測光   露出補正 +1/3   AI SERVO AF  RAW

EF100-400 4-1.jpg

EF100-400について、私見を書いてきたが、今回で一区切りとしたい。
まず、前回の記事に付け加えさせていただくと、このEF100-400と、EF70-200+2倍テレコンを比較して悩む方がいる。両者がほぼ同等の性能なら、EF100-400の存在価値は無いに等しいと思われるが、そうではない。主に動体を撮られるならば、AF速度&画質共に、前者(EF100-400)の方が上だと思う。テレコンは常用すべきではないと思っているし、300mm以上の使用頻度が多いなら、このレンズの選択は、現在でも、間違いではない。ただ、300mmを超えるズームレンズを使うには、200mmのズームとは違う難しさがある、ということを書いてきたつもりだ。
さて、私が感じるこのレンズの難しさの理由、その第二が、このEF100-400のISだ。このレンズのISは初期型のもので、約二段分の補正らしいが、数年前に誤動作が話題になったことがある。強い光源を入れるとフリーズするというもので、私も一度経験している。メーカーのキヤノンからは、特にリコールなどのアナウンスは無かったし、電源抜き差しで復旧するのだが、私の場合は保証期間中だったこともあり、メーカーに送って見てもらったことがある。結果は、ISユニット交換。某掲示板などでも一時話題になり、その後発売されたものは対策済らしい。その後、私のレンズは同様の症状を起こしたことが無いので、この件は解決済だとは思う。
ただ、どうもこのレンズに関しては、ISをOFFにした方が撮影結果が良いように思えることが多い。ISを作動させると、どうもAF速度・レスポンスの点で落ちるような気がして、前述した「何となくピントが合っている」という写真が多くなって、シャープな解像感の写真が少ないような気がするのだ。同時期に発売されたレンズのIS(現行サンニッパやヨンニッパ)と基本的には同じISのはずだが、そうした単焦点レンズではコレは感じない。理由ははっきり分からない。ズームレンズ、しかも直進式という点との組み合わせが難しいのであろうか。ISの誤作動とまではいかず、あくまで私の感じにすぎず、それ故誰にでも勧めるわけにはいかないのだが、もし常にISを作動させて撮っている方で、撮影結果がイマイチ満足できない場合、ISをOFFにして(手ぶれ対策にSSを上げるとか、一脚を使うとかの対策は必要)撮ってみてはどうだろうか(改善する確証は無いのだが)。そんな訳で私は、このレンズでサッカーを撮る際は、ISはOFFにすることにしている(もっとも、一脚を使うので必要ないが)。
最後に付け加えたいのは、このレンズのコンディションの維持だ。撮影者側の原因ではなく、レンズ(+ボディ)との調整不足によるピントのズレは、どのレンズで起こりえるものだが、直進式ズームを採用するこのレンズ、ズーミングで全長が大きく変わることのせいなのか、メーカーでキッチリ調整してもらっても、それをずっと維持するのは難しいような気がしている。もちろん、使用頻度によっても違うだろうし、撮影環境に左右されるだろうし、あくまで私の感じに過ぎないのだが。
さて、このレンズのアラを書いてきたようにも思えるが、しかしこのレンズのジャスピンの画は、やっぱり一般の普及型ズームレンズとは明らかに違う、さすがLレンズと言えるものだと思う。コッテリとした色乗りの中にもしっかり解像した画は、なかなかのものだ。ただ、数あるLレンズ群の中でも、最も暗い開放F値のレンズの一つゆえ、AFセンサーに届く光量が乏しく、それゆえ測距には厳しい面もあるだろうし、この焦点距離は、どうしても被写体との距離がある屋外で、そして動体を撮ることが多いということで、厳しい条件で使われるズームレンズの一つだと思う。紛れもなくLレンズなのだが、そうした使用状況の厳しさと、焦点距離に違うズームレンズや単焦点レンズと比べられがちなこと(それはアンフェアであることは先に述べた)が、どうもこのレンズに対する眼を、より厳しくしているように思える。
遠くの被写体をもっと大きく撮りたい。ゆえに、長焦点レンズを手にする。それは決して間違ったことではないのだが、焦点距離を延ばすということは難易度も上がる(レンズの設計的にも使用者のスキルの点でも)ということを考慮した上での評価でなくてはならないと思う。200mmや300mmで上手く撮れたからといって、その延長線上でこのレンズを手にすると、厳しい評価になるだろう。300mmを超える焦点域は難しい、特に動体撮影では。遠いから、大きく撮りたいから、といって安易に手を出すと、自らのスキル不足をレンズのせいにしてしまうかもしれない。
このEF100-400のジャスピンの画は、間違いなくLレンズの画だと思う。ただそれを量産するには、撮影者自身のスキルが要求されるように思える。多くの方がこのレンズで、そうした動体を撮っておられると思うが、この難しい(と私が思っている)レンズで、そういった素晴らしい画を撮っておられる方々は、それはすなわち、撮影者自身の力量も高いということだと思う。高性能なヨンニッパで、いつも楽をさせてもらっている私が、気軽に撮れるはずのズームレンズなのに、このレンズで撮る時はどうも疲れる、というのは、実はそういう理由かもしれない。

以上、長々とこのレンズについて書いてきました。お付き合いいただき、ありがとうございました。しかしこれは、あくまで私個人の感想・考えであって、確かな確証を持った解説ではありません。それでも、これをお読みくださった方々に、何らかの参考になれば幸いです。

EF100-400 4-2.jpg

上の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS   焦点距離   400mm  絞り優先AE
F6.3   SS 1/250   ISO 250   評価測光   露出補正 +1/2   AI SERVO AF  RAW
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EF100-400は本当にダメか? その3 [カメラ]

下の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS   焦点距離   400mm  絞り優先AE
F6.3   SS 1/320   ISO 400   評価測光   露出補正 +1/3   AI SERVO AF  RAW

EF100-400 3-1.jpg

さて、前回リニューアル予想になってしまった話を元に戻そう。最近では単焦点レンズを使うことが多くなった私だが、もちろん今でもこのレンズを使っている。ただこのレンズをサッカー撮影で使った場合、満足いく画を得るのは難しく、なかなか使いこなしの難しいレンズだと思っている。画角が可変するのは、サッカー選手を捉えやすいのは間違いないのだが、そうして捉えた被写体がどうもシャキッとしない場合がある。私が感じたその理由は3つあるが、その第一は、AF速度・レスポンス(それ故のピントの微妙なズレ)にあると思う。
単焦点レンズと比較するのはアンフェアであることは重々承知のこととして、EF400mm F5.6Lと比べてみる。ピントの合っていない状態から、狙った被写体(動体)にAFで合わせるとする。USMのメリットで無音に近い状態でスッとピントが合う、単焦点のEF400 F5.6Lなら。それがEF100-400だと、同様にスッと合わせようとするのだが、最後のジャスピン出前でちょっと躊躇する仕草が感じられる時がある(ズーム操作をしながらだと尚更)。そこでシャッターを切ってしまうと、ピンズレとまではいかないかもしれないが、何だか解像度が出ない甘い画になってしまう。これが、EF100-400のテレ端の画は眠い、という評価につながってしまうのではないか、と想像する。そこでそうした場合、一旦AF駆動をOFFにして(シャッターボタンでAFしている場合は、半押しを止めて全上げに。親指AFの場合はAFボタンを一旦離す)、瞬時に再度AFで合わせ直すという動作をすると(再測距)、ジャスピンを得られる場合がある。こうした小刻みな測距の繰り返し動作は、このレンズをお使いの方なら既に得ていることかもしれない。もちろん被写体が動体なので、こんなことをしている時間(僅か0.5秒以下だろうが)でも動いているので、その間AFフレームで正確に被写体をトレースすることは必要だが。
EF400mm F2.8 L IS+1D3で、ドリブルするサッカー選手を連写する場合、一枚目でジャスピンでも2枚目で極僅かにピントを外すことがある。それでも次の3枚目では、ほぼ必ずピントが来る。これが1D3でなく、7Dだと3枚目でなく4枚目になるかもしれない。ところがEF100-400でこうした場合(正確に被写体をAFフレームでトレースしていても)、一旦外すとピントが戻ってくるのが遅い。戻ってくるまで連写し続けると、ピントの微妙に合わない画を量産して、かなり歩留まりが悪くなる。そうした場合、最初の1枚目に集中し、ピントが来たと思っても2~3連写にとどめ、上記のように一旦AF駆動をOFFにして、瞬時に再測距してピントが来たら2~3連写、という撮り方をすると、ただ連写し続けるよりも結果が良くなる場合が多いと思う。
以上の点は、つまりはAF速度と被写体を捉えた後の追従性能だと思うが、1D3でも7Dでも概して同じ(それでも1D3の方が若干良いとは思うが)ということは、やっぱりレンズ自体の性能ではないかと思う。同じズームレンズでも(焦点距離が違うので、比べるのはアンフェアだが)EF70-200 F2.8 LISでは、単焦点には及ばなくても、EF100-400ほどではないから、もう少し頑張って欲しい、というユーザーの声は理解できる。
AI SERVO AFの場合、まず最初の一枚目でしっかり被写体を押さえないと、いくらその後に正確に被写体を追っても、上手く追従してくれない。レスポンスのあまり良いとは言えないこのレンズの場合、基本通りしっかりジャスピンに持って行って連写する、ということを要求されるのではないかと思う。そういう意味では、ココゾという時に、パッとファインダーを覗き、サッと撮る、という単焦点レンズみたいな撮り方では難しい。このレンズは助走期間を必要とする。狙ったポイントより前からしっかり被写体を捕捉し、ファインダーでジャスピンなのを確認してから、瞬時にシャッターボタンを押すような撮り方が要求されるように思える。AFフレームで狙った被写体を捉えたから、ピントはカメラが合わせてくれるだろう、という撮り方では、なかなかキリッとした画は得られない。

EF100-400 3-2.jpg

上の作例
1D3+EF100-400mm F4.5-5.6 L IS   焦点距離   400mm  絞り優先AE
F6.3   SS 1/200   ISO 200   評価測光   露出補正 +1/3   AI SERVO AF  RAW

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